なないろあそびの不思議道☆ふしぎどう

京都こころ屋なないろあそびのじぶんとつながるっていうしあわせみつけよう

滋賀・三井寺

2016年04月08日 | 滋賀歩き
今年は初めて滋賀でお花見をしました。

前日の大雨で桜が散ってしまうのではと気になったけれど
7割くらいは残ってくれていて嬉しかったです。
雨のおかげもあって花吹雪も頃合いよく、はらはらひらひら・・足元にもピンク色の風景が広がっていました。

お友達おすすめの三井寺は初めて行く場所。
こんなに素敵なところだったとは!

ここは「園城寺」という名前ですが天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があることから
「御井の寺」転じて「三井寺」と呼ばれるようになったそうです。

琵琶湖から京都へ流れる疎水沿いの桜を見ながら坂道を登って境内に向かいます。
疎水のトンネルに吸い込まれそうな迫力ある景色でした。

山の斜面の広い敷地に伽藍が広がっているので上まで上ると写真の風景が広がります。
琵琶湖とかつての大津京が見渡せる丘です。なんとも心地いいところでした。






はてさて。
桜もさることながら私がとっても心惹かれたのは三井寺のご本尊が弥勒菩薩だったこと。
しかも、こちらの弥勒菩薩は天智天皇の御念持仏ということで門外不出。公開はもちろん写真もないという秘仏なのだそう。
その姿は観れませんでした。あぁ~・・・

そんな私の前に現れたのが「北極星」を神格化したという仏像でした。
お月さまのうえに片足で立ち、手にはそれぞれ「日」「月」を持つ姿で天女のような軽やかなイメージでした。
尊星王というのだそう。とっても・・とっても美しい仏像でした。

そして最後に現れたのは右手にザクロ、左手で赤子を抱く鬼子母神像。


弥勒と北極星と鬼子母神。なんだか久しぶりにざわざわしてくるのです。
三井寺ってワンダーランドだな。
最初にみた疎水のトンネルに吸い込まれちゃった気分。

お釈迦様のお誕生日に出会ったこの場所のこと、ちょっと掘り下げてみることにします。



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MIHOミュージアム・若冲と蕪村展

2015年07月27日 | 滋賀歩き
大好きな若冲さんの展覧会があるのでMIHOミュージアムへ出かけました。

今回は蕪村さんと若冲さんのふたりを対比させた絵展でした。
ふたりは同い年で晩年は京都でご近所さんだったようです。

あいかわらずワクワクさせてくれる若冲さんと、柔らかい蕪村さん。
並べて鑑賞するとおもしろかったです。


MIHOミュージアムは山奥にある美術館です。
3回目かなぁ?

チケット買ってからゆるい坂道を上がり
こぉんなトンネルを抜けて・・・





川のせせらぎを聞きながら橋を越え



やっと建物にたどり着きます。



カートでの移動もできますが、やっぱり歩いて訪れたい場所です。


館内も、見事な借景があちこちで見られて山の景色だけでも楽しめる場所です。
まるで天空に浮かんでいるような心地よさ。



帰り道、「三筋の滝」というのを見つけて車止めて見に行きました。



ほらね、ちゃんと3本筋の滝。

たぶん・・ミュージアムの下を流れていた川なんじゃないかなぁ?いい音聴けました。

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竹生島2015

2015年07月26日 | 滋賀歩き
久しぶりに琵琶湖に浮かぶ竹生島へ渡りました。

龍神さんの遥拝所の工事は終わってたので見晴らし良く琵琶湖が望めました。
誰が埋めたのか?龍の眼もちゃぁんとあの場所にありました




2013年の竹生島でのお話

2012年の竹生島でのお話

2012年の都久夫須麻神社のお話

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比良山系の山並み

2015年05月24日 | 滋賀歩き
琵琶湖・湖西の道からの眺めです。比良山系?になるのかなぁ。とってもきれいです。






・・・・・・・・・・・

こんな絵展もね

☆紀世子の絵本の絵展~児童憲章を知っていますか~

☆子どもの心を育てる講演会(無料・予約受付中)

☆心の原っぱワークショップ(参加費1000円・予約受付中)

詳細はこちらのページ 心の原っぱワークショップ@京都2015



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愛が流れる町でした

2013年05月27日 | 滋賀歩き
滋賀県湖西地区にある高島市。

ここは比良山系から琵琶湖への地下水脈が流れている場所だそうです。
その中でも針江という地区は飲み水に適した湧水が豊富で
今でもその湧水を日常で利用する文化が続いています。

地元の方に町を案内していただいてきました




カバタと呼ばれる湧水の水場が各家庭にあって
ここで飲料水・洗い物・果物を冷やしたりするのだそう。
井戸のような使い方ですね。





カバタは側溝で家同士つながっています。
側溝には魚たちも遊びに来ます。
お魚が残飯を食べてくれるので水がきれいに保たれています。





だからこの町では川でつながったお隣さんのことも、お魚さんのことも、
みんなで仲良く暮らす知恵が守られています。



命の源である水を大切にするこんな暮らしが
世界でも評価されて海外からもエコ生活の見学に来られるのだとか。




でもきっと何よりもこの故郷を愛している町のみなさんの思いが
この水をきれいにしているんだろうなぁ..

案内のオジサマの笑顔を見ながらそんなふうに思いました。
ここの水、ホンマおいしいもん





愛されて守られてみんな笑顔になるんだね



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