近隣住民の悲劇

　ごみが散乱したり、市道まで樹木がはみ出しているなどとして男性の方で、ごみの撤去や剪定作業をした。道路法や市条例に基づいた行政代執行で、民家対象は初めてのようです。

　市環境対策室によると、付近住民から「悪臭がする」などの苦情があり、同室と市維持管理室が昨年１２月から、改善を求める通知書を送付したり、訪問するなどしていた。男性とはこれまで話はできておらず、妻と交渉していたが、まとまらなかったという。

　道路法は交通に支障を及ぼす恐れのある行為を、市廃棄物の適正処理及び環境美化に関する条例は、廃棄物をみだりに放置、散乱することを、それぞれ禁じている。是正指導や勧告などに従わない場合は、行政代執行を適用できる。

　市は造園業者などに委託し、２トントラック２台分のごみなどを搬出。木の根が排水管をふさぎ、付近に汚水が流出していたため、根の抜き取り作業もした。経費（見積もりは約３６万円）は、土地所有者である男性に請求する。
隣人や近所の人に迷惑をかけないよう生活してもらいたいものですよね。

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