専徳寺・せんとく幼稚園 広島県呉市のお寺と幼稚園です。

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20161025アート絵画

2016-11-01 | 日記・記録


今月は全クラス絵画の活動を行いました。
年少・最年少組さんは、紙に描くのではなく、
形をとらえやすいように、紙粘土を使って描くレリーフ絵画に取り組みました。
まずはモチーフをしっかり観察します。
においを嗅いだり、触ってみたりとみんな真剣です。(五感を使って体験)

そして、次に木炭でべニア版に下書きをし、紙粘土を張り付けていきます。(心身を使った表現活動)

最後はリキテックスで彩色です。(心身を使った表現活動)

みんな最後まで、本当に真剣に集中して取り組んでいましたよ。(パイディアからルドゥスへ)

年中・年長さんは、イーゼルを使って絵を描きました。
画用紙に木炭を使って下書きをし、リキテックスで彩色していきます。

年中さんのモチーフは野菜。

年長さんのモチーフは鳥の剥製です。

今回も2時間程度の時間、ずっと集中して取り組んでいました。
もちろん、準備や片付けも全部子ども達で行います。

今回も、作品が完成した時の「できた!!」という自信に満ち溢れた子ども達の表情は、
本当に素晴らしかったです(^◇^)♪
「見て見て~!!すごいでしょ!!」「あ~楽しかった♪」などなど
アート活動が終わったあとも、子ども達から、たくさんの声が聞こえました。

そして、お友達の作品をみて、「わ~○○ちゃんのすごくじょうず!!」
とお互いの作品を認めあっている姿もとても印象的でした(^◇^)!!

 

 

 

和久洋三の遊びの創造共育法① 待つ保育 より 
 子どもの活動がパイディアの域を出ないと、私達大人はともすると強制的にルドゥスの領域に導こうとします。まだその意欲を持たないうちから引っ張り込もうとします。これが自発性や自主性を失わせる原因となります。
 <待つ保育>を提唱する保育者、教育者がしだいに現れてきましたが、その人達はこのことに気づいたからです。
 きっかけづくりをして、パイディアの活動がはじまったら、大人は待っていればいいのです。場合によっては放っておけばいいのです。かならず子どもは自分から進んでルドゥスに足を踏み込んでいきます。
 恥ずかしく、申しわけないことですが、40年間子どもと関わってきた私が、子どもを信じて待てるようになったのは、ほんの数年前からです。大人が教えるから子どもはいろいろなことができるようになるのだと、(自発性の重要性を充分に解っているつもりでいながら)思い込んでいたようです。口出し、手出しを指導の名を借りてためらうことなく行っていました。
 しかし、ある時できあがった子どもの絵画作品に見入っていると、自分が手を入れた線の不自然さと、陳腐さにいたたまれなくなりました。
「なぜだろう」
 それからしばらく、私は手出しをせずに子どもの創造活動を見守るだけの時期を過ごしました。
 すると、時には私の意図に反したことをしたり、最初は納得できない色や形をつくっていたりするのですが、試行錯誤を続ける中で、「なるほど」と思える結果を子ども達は導きだすのです。私はその試行錯誤の時間の子どもの目の真剣さと、集中力に魅せられました。そして集中した時ほど質の高い作品が生まれることを知ると、口出しや手出しができなくなりました。それによって子ども達の作品はますます充実しました。
「自由に、好きなようにやっていいんだよ」
 それが私の常套句になりました。
 いま私は日本各地の子ども達と積木遊びをしたり、絵を描いたり、オブジェをつくったりして楽しんでいますが、はじめて会うどこの町や村の子ども達も、見ている保育者達の目を見張らせる結果をかならず生みだします。
 私がそうであったように、子どもの力を信じきれない大人達はきっと多いはずです。信じられないひとは、まず子どもの活動を静かに見守ってみて下さい。集中している時の子どもが、いかに真剣にものごとに取り組んでいるか知れるはずです。なにを求めているかが解ってきます。
 求めている環境を用意したら、後は見守って待てば、子どもはルドゥスに向かい、かならず自分の世界を拓きます。
 しかし、童具にはこのルドゥスに向かえるものがごく限られています。祭りの縁日で、みやげが<宮笥>(笥は箱を意味します)と書かれ、晴れの日の特別なプレゼントとして神社で売り買いされた時代はとっくに過ぎたのに、あいも変わらず祭りの極彩色が施され、一時の慰みものとして生き続けています。
 いま、子ども達は童具で毎日遊べる時代になっています。
 童具は子どもの精神に栄養を与える<主食>になりました。
 三度の食事の栄養に気を使うように、童具の与え方も真剣に考えなければならない時がきています。

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