千秋小梅日記

コミティア参加サークル「千秋小梅うめしゃち支店」を運営する小津端うめからの連絡、雑感、感想などです。

今回は2つのお知らせ。

2017年07月06日 20時16分22秒 | 創作

 7月16日、みちのくコミティア3に参加します。今のところ皆勤賞。スペースNo.はE19です。

新刊は新潟から続けて「夜と海のワルツ」「BEATITUDE Vol.1+2」です。また、下のお知らせに連動して「A Frozen Boy,A Girl In Love」は無料配布に移行します。

本番までにペーパー漫画描く暇を捻出するか、秋の新作に注入するか、今この時点では悩み中。

 

7月17日、海の日にウェブ上で行われる「創作同人いっせい配信」に参加します。

今回は既刊の、同じ登場人物が出演している2作品「きみの居場所」「A Frozen Boy,AGirl In Love」を一つにまとめて、新たに「Long Long Journey」と題をつけての配信としました。

で、今週この作品のデータを整理していたら、思い出がだーっと湧いてきて、語りたくなってしまいました。うっとうしいかもしれませんが、描き散らかしますね。

「きみの居場所」は、いっせい配信2回目のときに配信した「握手の神様」の次に描いていた作品でした。握手の神様は元々4冊かけて完結したもので、最初の3冊は20~40Pを3ヵ月毎に出して、最後の1冊が1年あけて90p位の本だったのです。3ヶ月毎に描くのは中々大変で、1年あけてじっくり描く、という製作ペースは良かった印象があって、「きみの居場所」は最初から1年かけて長編を描くつもりで始めたんです

またこの頃、河出書房から出ていた池澤夏樹世界文学全集を読んでいた頃で、大きくて、文学的で、日本的でない話に憧れもあったのです。そこで、この作品の作者の目標は「骨太で広大で重厚な長編!」でした。

ところが、1年も考えていると、話が大きくなったり、小さくなったり、細部のキズが気になったり、矛盾に気付いたり、重複が気になったりして、どんどん収拾がつかなくなっていったのです。

結局、この作品のエッセンス、肝はどこだ!と煎じ詰めて煎じ詰めて、描きあがったのがこの作品でした。

現在、半年に1冊ペースで描いてます。この次の年から新潟コミティアに参加するようになったこと、あと時間かけないで勢いで描けたこの次の作品「HAPPY/BLUE'10」の出来がすごく個人的には良かったのもあって、時間をかけるのは良し悪しだと気付いたからです(とは言え、2011年は一年かけて「きみならずして」になりましたが)。このくらいのペースが自分には丁度良いようです。

この作品の巻頭にはムーンライダーズ「TOKYO7」に入っている「small box」の歌詞
…空の箱がある この小さな箱

  忘れられないね 君の落しもの

末尾には鈴木祥子「Hourglass」に入っている「Farewell song」の歌詞

…もう何も辛いことはない 水の影が想い出のように揺れてる

   もう何も辛いことはない

を挟んでいました。丁度この頃聴いていたのもありますが、作品の空気感にぴったりの2曲で、この作品を思い出すたび頭の中で鳴り出します。

 

「A Frozen Boy,A Girl In Love」は千秋小梅うめしゃち支店がサークル参加するようになって10周年の年の後半の作品。前半は「あなたが住む町」「ROSE BUD」。この作品は、いつもは舞台やエピソード、テーマが先行する自分には珍しく、キャラクター先行で出来たお話でした。いつぞやのコミックワークショップ受講中、急に頭に小鳩さんが降りてきたのです。この子が活躍する舞台はどこかなと悩んで描きあぐねてたのですが、光瑠の世界に連れて行ったところ話が動き出した覚えがあります。作者としては小鳩さんは急に降りてきたキャラクターのせいかとてもお気に入りで、今回原稿を見返したらものすごーく丁寧に描かれていて吃驚しました。表紙も結構お気に入り。それでも作品全体の出来はイマイチだったようで、あまり売れてないです(涙)。この作品から目の描き方を大きく変えてきているので、絵がところどころいびつですね。

2作まとめて読んでもらえた方が楽しめるかなぁとは昔から思っていたのですが、紙媒体ではこの2作をまとめてもとてもさばける気がしない(笑)。電子書籍ならそういう心配が要らないのは助かります。思い入れのある2作品なので、こうやってまた読んでもらえる機会があるのは良かったです。

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