五感教育研究所

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

産学官民の再生医療の実用化へ!

2009-01-26 00:04:39 | 感覚
東京女子医科大学やオリンパス、大日本印刷は再生医療の実用化に向けて共同研究に乗り出す。
患者の体から採った細胞を薄いシート状にして患部に移植する技術で心臓や角膜の再生医療の成功率を飛躍的に向上できる。
来年度から7年間で約百億円の研究開発費で投資、文部科学省も支援する。
2014年にも実用化する考えだ。実用化するのは東京女子医大の岡野教授が開発した技術。体の細胞を特殊な培養器で薄いシートに成長させてから患部に移植する。
口の粘膜の細胞で作ったシートを傷ついた角膜に移植して、視力を回復したり、別のシートで肝硬変を治したりできる。
歯周病治療にも応用が見込まれている。実用化は官民が協力して進める。
オリンパスは開腹しないで手術する内視鏡技術を応用、細胞シートを体内に入れる装置を開発。
大日本印刷は印刷技術を活かし細胞シートの生産技術を実用化し、年間約一千万個の培養器の量産体制を整える。東京女子医大のベンチャー企業セルシード(東京、新橋)も開発に参加する。
年内にも歯周病治療の臨床研究に乗り出す。
さらに角膜損傷や食道癌、心臓病の国内治療も順次始める。
将来は国内外に販売する考えだ。
1月22日(木)日本経済新聞、夕刊から文書引用。
私は、この記事を拝見し、いよいよ産学官民の再生医療の開発、研究が本格化することに喜びと、今後の研究に期待もしている。
以前から私は、医療の開発、研究には産学官民の協力や取り組みが必要であり、急務であると指摘してきた。
アメリカでは、再生医療の特許認可も世界で70%近く得ており、ビジネスに繋げているのである。
再生医療などの開発、研究には莫大な開発費、研究費、人材の確保など抱える問題もあり、一施設や医学大学だけでは到底取り組むことは出来ないのである。
日本政府も後押しをする政策が欲しいのだが、本当に消極的で立ち後れていた現状が有ったのです。
万能細胞を発見した京都大学の中山教授の研究、日本政府が支援すると言いながら結局、海外の大学などとの共同研究に成りそうなのである。
このように日本で優れた研究が行われても、世界一厳しいと言われる。
認可や許可がネックになっているのも事実である。
私は、日本の医療に関する認可や許可は体質的に古く、制度も世界レベルから遅れていると指摘してきた。
安全性の問題や危険性など慎重になるのは理解できるが、あまりに慎重に成りすぎでも、結局は日本の技術や頭脳が流出してしまう結果に成り兼ねないのである。
私共も近年中に東京都内に海外の大学と日本の大学の提携に取り組んでいる。
医療系の大学の構想だが、これらの施設内に生命科学研究所を設立し、本格的な人の五感、感覚研究、勿論、医療産業という観点から開発や研究に取り組みたいと考えている。
私は、以前から医療の研究は医療産業という、成長が見込まれる産業だと指摘してきた。
今年以降、東京女子医大、オリンパス光学、大日本印刷社での共同研究、取り組みには特に期待している。
いよいよ、医療産業の幕開けと私は考えている。これらを期に各医学大学や産学官民の研究が加速的に進むと思われる。
医療産業と捉えるとビジネスに繋がるので、儲け主義や営利目的では無いかと指摘しますが、実は医療の研究、開発には莫大な資金が必要なため、その資金を捻出するために各研究期間は大変な思いをしているのです。
次の開発、研究のためにベンチャー的な企業も必要であり、新たな技術、新薬の開発、難病の研究など今後、取り組む課題は多く、産学官民一体となった取り組みにより、多くの患者さんの助けに繋がり、再生医療は勿論、新薬の開発や新たな医療技術の開発、研究が可能になるのである。
今後とも私共は医療産業の取り組みを紹介し、推進して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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