ウッドデッキ・エコアコールウッド愛知(名古屋)の丸八。  全てのハードウッドの木製エクステリア設計施工

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ホワイトウッド 特徴 耐用年数

2011年10月28日 | 木材 特徴               
ホワイトウッド・・・本名 欧州(ヨーロッパ)トウヒ
ホワイトウッドは日本人が勝手に付けた名前でヨーロッパでは違う木材を指すようです。

良く、建築材で名前をききます。ホームセンターできいても、「建築材として広く使われている物です」と説明されます。

現地では? 腐るのが早い為使っていない そうです。

木材・住宅情報交流組織の試験では3年でホワイトウッド朽ち果ててます。
(全国10数箇所にて実施)

独立行政法人 森林総合研究所 の耐朽ランキングで 「極小」です。

林野庁林政部木材課編集協力のパンフレット「木材選びの基礎」では
シロアリの巣に木材を放置と言う試験を行った結果が載っています。
杉が1.2%に対してホワイトウッドは40・1%も食べられております。



左から 桧 杉 米ツガ ホワイトウッド (三年経過の写真)

一番右のホワイトウッドは原型がありません

木材の強さ = 建物の使用可能年数 なので、建物に使用するには危険過ぎる材料だといえます。
杉材の6分の1の耐朽性といわれている・・・

杉で造る家が60年持つなら、ホワイトウッドで造ると最高でも30年程度では無いでしょうか・・・


防腐処理したところで、素材の耐朽性のランク順位が変わるものではありません。
防腐の種類もさまざまなので、薬剤が抜ける種類の物・細胞まで影響させれない物なんかは、所詮塗装と変わりませんし・芯には薬剤が入らないので、芯材の耐久性が高くなければ、意味がありません。
割れの抑制もしなければなりません。割れてしまえば薬剤部分は素通りです。
現在、割れの抑制ができている、注入加工の製法は数少ないです。


また、エクステリア(ウッドデッキ等)に使用するのもお薦めいません。
2年で腐ったと言う報告と、シロアリ耐久です。
2年で腐るようなものにお金を出すことはお薦めしません。

なぜシロアリ耐久が無いの?

当然です。 それは、
  原産地にシロアリがいないからです。
  燻製木材(サーモウッド タンモック)しかり、使用実績の場所がフィンランドやドイツ・・・これもまたシロアリのいない土地です。
シロアリのいない土地で育った木・シロアリのいない土地で開発された製法

こんな材料を、高温多湿 気候の変化が激しく、南北で気温差があり、台風・長雨・洪水など 最悪の環境である、アジア圏で長く持つと考えるコトが不思議なのです。


外でも使えて10年以上の耐久性のある木材 
エコアコールウッド
ハードウッドですと
イペ