ブログ 「ごまめの歯軋り」

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キャリアー教育(職業)について

2011年01月24日 | 時事問題
asahi.com 2011年1月24日5時4分
就職「超氷河期」背景にキャリア教育 日教組集会で報告
 今春卒業予定の大学生の就職内定率が過去最低の68.8%(昨年12月1日時点)と発表されるなど、「超氷河期」と言われる就職状況。こうした事態を反映して、茨城県で22日から始まった日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会では、小中学生に将来を考えさせる「キャリア教育」について多くの報告があり、議論が交わされた。

濱口桂一郎著「新しい労働社会ー雇用システムの再構築へ」(岩波新書)より 職業教育について

 労働行政(厚労省)では職能訓練を1957年「職業訓練法」に定めた。職業訓練には教育行政(文部省)は冷たかったが、高校において工業科、商業科、美術工芸科、家政科などの専門学科が設られた。しかし大学では職業教育は全く無視された。1960年代の高校大学進学率が高くない時代には、企業内で養成工制度など教育訓練体制を整えて高度経済成長時代に対応した。科学技術が高度に専門化すると、もはや高校や大学で教える職業教育内容が陳腐化し、高度技術革新を迫られる企業にとって意味がなくなった。さらに2008年12月行政の減量化のため「雇用・能力開発機構」も廃止された。こうして教育界から職業について考える機会は衰微していった。今こそ人間性そのものである職業について、新しい高度技術社会のもとで教育し直すことは緊急の課題であろうか。
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