ブログ 「ごまめの歯軋り」

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参議院江田議長 骨太の平和主義発言 

2007年08月31日 | 時事問題
asahi.com 2007年08月30日21時43分
「国民は戦後レジームの発展選んだ」江田議長、首相牽制
 「参院を強力にして戦後レジーム(体制)を発展させるという選択を国民はした」。民主党出身の江田五月参院議長は30日、日本記者クラブで記者会見し、野党が過半数を占めた参院選結果をこう論評して「戦後レジームからの脱却」を掲げる安倍首相を牽制(けんせい)した。 江田氏は「参院は戦後レジームの象徴。新憲法下でスタートした」と指摘。平和主義など憲法の理念を強調し、「脱却を何としても食い止めねばならない」と力説した。
 首相がこだわる憲法改正についても、自民党が大勝した05年の郵政総選挙を踏まえ、「郵政だけで得た民意で憲法も全部やってしまおうということはできない」とくぎを刺した。
 参院の運営については「江田5原則」を提示。「情報面で与野党が同じ土俵に」「テーブルの下で手を握らない」などと説明し、衆院の7割が目安とされてきた審議時間についても「参院がじゃまだからこういう慣例を作ったのだろう。もうないでしょ」。

新議長江田五月氏、さすが江田社会党の息子だけあって、日本国憲法に則った発言。
「戦後レジームのどこが悪い。平和憲法のお陰で現在の日本の繁栄があるのではないか。自民党は郵政民営化で衆議院で勝った勢いで憲法改正まで企むのは許せない」と江田五月氏の発言は愉快である。ただ議長は党籍離脱ですので、議会で特別なことは期待できないが。


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