千田孝之のブログ「ごまめの歯軋り」

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読書ノート 上野千鶴子 著 「おひとりさまの老後」 法研

2009年01月22日 | 書評
女の最期はいつもひとり 老後を一人で生きる智恵を授けましょう 第3回

序(3)

 「長生きをすればみんな最期は独りになる。女はそう覚悟しておいたほうがいい。お一人様の老後にはそれなりのスキルとインフラが必要だ」ということがイントロでもあり、結論でもあります。夫を見送ってからが女の「後家楽」だという。主婦を卒業して、気楽に老後生活をエンジョイすることが女の上がりだそうで、それを待てない人は熟年離婚して、年金を半分貰って男を追い出すそうだ。そのためには健康と時間、お金、自分の空間が必要だ。50歳代で亭主がなくなれば最高だ。元気はあるし、金もあるというわけである。そして子供は別居している。ここで子供から「一緒に暮らそう」という悪魔の囁きがきても、「ありがとう、気持ちはうれしいが私はここを動かない」と答えましょう。最初からずっと一人の人もいるが、妻を亡くせば男は脆いものだが、女は夫をなくしてからが人生だ。それは女に自立をもたらしてくれる。さて一人の女が暮らしてゆくにはどんな問題が待ち受けているのだろうか。つぎの五つのテーマで「女のお一人様の老後」をみてゆこう。ただし、この本を書いた時、上野さんは還暦前なので、鼻ぱしらの強い主張をしているが、もっと年をとった時に、気が弱くなってどんな主張に変わるかは分からない。
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悪魔の囁き おひとりさま 上野千鶴子
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