株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2008年03月03日 | Weblog
公平や平等の前提条件

学校で習う公平や平等の観念はとても美しく聞こえ「そうだよなー、そうでなくっちゃー」と思いますが、これは実は基本的人権の取扱いについてのことで、国と個人の関係のことを言っているのですね 

経済活動では、私的自治とかで公序良俗に反しない限り、お互いが合意すれば何をやってもかまわないのが原則です。ただ、最近は、悪い人が居ることを前提に、どんどん法律が作られています。性悪説が前提になって来ているようで寂しいです 古い人間といわれるかもしれないですが、私は今でも性善説人間です。人にはジキル博士の高潔な性格とハイドの邪悪な性格とが同居していても、その割合は6:4とか7:3とか、ジキルの部分が多いと信じているのです。というわけで、経済活動で多くの人に接するときでもできるだけ公平と平等に心掛けています。

消費税増税の議論の中で、「皆」にかかる5%だから平等だとか公平だとか聞いたことがありますが、これは違いますね。全財産が百万円の人と五千万円の人とでは一万円の代金にかかる5%の消費税つまり500円の負担の重さの感じ方が違うのは当然です。一昔前のように一億総中流という時代なら、負担感も同じでしたが、この格差社会の中では、「実質的」な平等や公平の実現が政治家に求められていますネ  


コメント
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