Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
話題は波乗り、流木、温泉、里山、農耕、
撮影、中国語、タクシー乗務、アルトサックス。

ギャンブルの苦い誘惑

2017年05月12日 | 空車&珍走&迷走

まだタクシーに乗って1年半の身分なので、偉そうに「稼ぎ方」を語るほどの経験はありませんが・・・
1週間で最も指令が飛び交う時間帯、たぶん金曜日の夕刻です。この時間帯ばかりは稼ぎ方もへったくれもありません。北エリアで走ろうとか南エリアでとか考えてる暇もなく指令が飛んできて、お客様の告げた目的地へ最短の時間とルートで走るだけです。それとは逆に月~木の夕刻とか他のたいして指令が飛ばない時間帯、どこで待機するかが悩ましい問題です。
実は利用客の大半が集中しているエリア(H)があるのですが、それは乗務員の誰もが分かっているのでどうしてもそこに“待機”や“流し”の車が集中します。仮に10台いるとしましょう。それに対して郊外にあるリゾートホテルエリア(L)には自社の車が1台だけ。Hエリアですが忙しい時間帯であれば3分に1件ぐらいのハイペースでお客から要請が入るのでこの10台が1回転するのに30分かかるという計算に。もし私が11台目だったとしても30分後には実車になると見込めます。
でも回転率が悪い時間帯もあります。6分に1件だとして、この10台が全て実車になるには60分。しかも街の中心部ですから、走る距離も1000円以下がほとんど。それに対して郊外のLエリアは、1時間に1件指令があるかどうか。待機所で2時間待ったけど指令が出ず諦めて街の中心部に戻った、という経験も少なくありません。
そんなLエリアに何度裏切られても懲りずに向かう乗務員が後を絶ちません。なぜそうなるかと言うと、1回の走行距離が長くなるからです。もし「空港」や「街の中心部」まで走ったら2000円~3000円の売上げに。その場合、上記のHエリアで1000円×2回 走るのに60分~120分かかったとして、こっちのLエリアで60分待って2000円を1回走れば 売上げは同じです。しかも待機している時はお茶をすすりながらマンガ読んで、気楽なもんです。その代わり短い距離の客もいますし、運が悪ければ待機した時間が全て無駄に終わる危険もあります。なので「食後に1時間ほど体を休めるためにLエリアで待機」という風に割り切って、指令が来たら儲けものと考えてます。

単純なギャンブルとは言い切れません。運と技術どちらも欠かせない「釣り」に近いと思います。客の動向を予測するためのヒントとして天気、結婚式との相性(大安)、午前中に移動したビジネスマンの有無(午後の移動が見込める)、イベントの有無、隣り合わせの待機エリアの待機有無(車がいない時、こっちに指令が飛んでくる)。ホテルによっては事前に毎日のチェックアウト件数や、催されるパーティーの人数と終了時刻の通知があるのでタクシー利用の有無や時間帯の予測に役立ちます。

私の好みを言えば郊外ホテルや大学病院でのギャンブルですが、そこまでの根性はすわってません。奇数月と偶数月で「主にHエリアで待機」「Lエリアでの待機頻度を上げる」これを交互にやって様子を伺っています。その時の運もあるので理屈だけでは判断できませんが、経験を積めば積むほど大きな失敗(売上面で)が少なくなってきてます。

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リゾートホテル待機で空振り (直滑降@hide)
2017-08-01 23:21:17
8月の第一週、平日火曜日でしたが朝の6時半からホテル前で待機しました。というのもこの日のチェックアウトが「499名」という情報があったからです。100名~200名ならいざ知らず、500名近い宿泊客がいればタクシー利用もそこそこ見込めます。その結果が空振りでした。6時半から9時までの2時間半でタクシー利用はたったの2台。それ以外で、予約のタクシー利用が数台。9時以降になるとビジネスマンのタクシー利用は半減します。観光客の多くは11時頃のチェックアウト。ということも考えた上で、9時ぴったりにホテル待機から外れました。実はトップの待機だったので、もしかしたらあと10分もしないで利用客があったかも知れないのですが、この時間帯ならまだ街の中心部でそこそこ利用客があります。(おかげでたっぷり読書ができました)
8月に入って リゾートホテルの宿泊客が倍増しています。今回の失敗を踏まえて、次回はもう少し遅い時間帯9時~11時ぐらいで待機してみようと思います。

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