Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
話題は波乗り、流木、温泉、里山、農耕、
撮影、中国語、タクシー乗務、アルトサックス。

沖縄と中国人観光客

2017年05月20日 | 空車&珍走&迷走

昨年(2016年)に日本を訪れた外国人旅行者数は推計で前年比22%増の2403万9000人。そのうち最も多かったのは中国・香港・台湾からの旅行者ですが・・・  宮崎市内のビジネスホテルから乗り込まれた中年男性客。スーツを着ていたので出張かなと思いましたが、荷物の大半は釣り道具。行き先は空港なので2000円ぐらいの距離です。きつい沖縄方言だったので90%だけ聞き取れました。何度も宮崎には来ているそうですが釣り道具を持ち込んだのは今回が初めてだそうです。

私:沖縄で建設ラッシュって聞いたんですけど本当ですか?
客:あんまり実感ないね。
私:じゃあ国際通りとか、中心部は?

という質問から話題は「国際通りなどでよく見かける中国人観光客のマナー」に転じました。この男性は「いらつく」と 気持ちを表現されました。例えば「グループでおみやげを買いに来た時、レジのある入り口付近に固まっているから 他の客を通せんぼしている。我々日本人なら、もう少し周囲に気を配って そういう場合は道をゆずるはず。あれじゃまるで高校生の修学旅行だね。」 私は中国びいきなので、なんとか中国人を弁護したいところですが さすがに反論できませんでした。一部の中国人というよりほとんどの中国人がやらかしそうな話だったからです。私が中国で接してきた大人の中国人は、いい意味でも悪い意味でも高校生っぽいピュアな感性を持っています。ましてや初めての海外旅行だとしたら、舞い上がるのは当然。話し声もでかいし、こんなグループが自分の生活圏のあちこちに出没するとしたら、彼のイライラする気持ち 私もよく分ります。

そして話はレストランの“食べ放題”システムに。「中国人はたくさん食べ残すらしいね。でもそれが中国での礼儀なんだから困ったもんだ。言葉が通じないから日本のルールを説明することもできないし。」
今回も反論できず玉砕です。彼の説明によると「美味しい食事を提供した料理人にたくさん仕事を与える。それが料理人へのリスペクトになる。」 その時は なるほどそうだったのかと納得してしまいましたが、それは無いと思います。繁忙期でも閑散期でも同額の給料しか出ませんから。
ここは少し日本の評価を下げることで中国人観光客の援護射撃を という作戦に出ました。問題のすり替えです。

私:日本は島国だから、同じ価値観が共有しやすいんですよね。中国は国土も広いし、多民族だし。アメリカなんかも いろんな国籍の人が集まってるからそこは難しい。日本はニュース報道も画一的だから、みんな同じ方向に流されやすいし。
客:そうかなあ?
私:例えば「天皇退位」の報道ですけど。各局がこぞって、そこまで長期に渡って報道するほどの問題ですかね? もっと大事な問題がいっぱいあるんじゃないですか? 私に言わせれば、別にどっちでもいい問題だし。

彼のイライラは、「外国からの旅行者を受け入れれば、経済が活性化する」そこは納得、でも異なる文化を受け入れることでめんどうくさい問題も避けられない。このフラストレーション どこに吐き出したらいいの? という心の葛藤です。もしこれがテーマパーク内だけのことならそれほど気にならないはず。でも自分の生活圏で起きるとしたら? 私も同じようにイライラすると思います。

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