さて、40回記念カウントダウン開始の第39回は、
タイトル:光の王
著者:ロジャー・ゼラズニィ
文庫名:ハヤカワ文庫
であります。
いやー、革命って大変だ。
とある惑星にひじょ~に高度な科学技術を持つ人々が流れ着きましたとさ。
彼らは強力な超能力と化学兵器で悪魔を退治し、神を名乗って人類を支配したとさ。
転生によって時間の束縛から逃れ、享楽に溺れる神々にある男が喧嘩を売ったそうな。
何を隠そう――お釈迦様である。
というわけで(何がだ?)、本作はインド神話を題材にしたSFです。
主人公のサム――マハーサマートマンを筆頭に、カーリー、アグニ、インドラ等々、どっかで聞いた連中がわんさか登場します。
神々同士の掛け合いが絶妙で、気に入ったとこだけしょっちゅう読み返してます。
主筋は飽くまでお釈迦様対神々の戦いなのだけど、無視してもさして支障はありません。
それはそうと、お釈迦様、かなりいい性格してます。
ちょっと意地悪で、マキャベリストで、かなりの皮肉屋。
神々を倒すために地獄の悪魔と手を組むなんてことを平気の平左でやる、そんな人。
素晴らしい主人公ですね。(笑)
ディープな神話好きには向いてないかも。
神話を使ったお遊びが好きって人にお奨めします。
――【つれづれナビ!】――
★ 『てくり』さんの記事にトラックバックさせて頂きました!
◆ 『つれづれ総合案内所』へ
タイトル:光の王
著者:ロジャー・ゼラズニィ
文庫名:ハヤカワ文庫
であります。
いやー、革命って大変だ。
とある惑星にひじょ~に高度な科学技術を持つ人々が流れ着きましたとさ。
彼らは強力な超能力と化学兵器で悪魔を退治し、神を名乗って人類を支配したとさ。
転生によって時間の束縛から逃れ、享楽に溺れる神々にある男が喧嘩を売ったそうな。
何を隠そう――お釈迦様である。
というわけで(何がだ?)、本作はインド神話を題材にしたSFです。
主人公のサム――マハーサマートマンを筆頭に、カーリー、アグニ、インドラ等々、どっかで聞いた連中がわんさか登場します。
神々同士の掛け合いが絶妙で、気に入ったとこだけしょっちゅう読み返してます。
主筋は飽くまでお釈迦様対神々の戦いなのだけど、無視してもさして支障はありません。
それはそうと、お釈迦様、かなりいい性格してます。
ちょっと意地悪で、マキャベリストで、かなりの皮肉屋。
神々を倒すために地獄の悪魔と手を組むなんてことを平気の平左でやる、そんな人。
素晴らしい主人公ですね。(笑)
ディープな神話好きには向いてないかも。
神話を使ったお遊びが好きって人にお奨めします。
――【つれづれナビ!】――
★ 『てくり』さんの記事にトラックバックさせて頂きました!
◆ 『つれづれ総合案内所』へ
なんか読みにくかったし、そんなに面白くなかったような気がするんですが。。。
本当に、物忘れがひどくて、あらすじをみても読んだかどうか忘れて、また本を買ってきちゃったりするから困ります。
感想記事を書けば、覚えていられるだろうと、ブログをはじめたんです。
感想記事を書いていると、昔とかなり視点が変わっていて戸惑うことがよくあります。記憶を頼りに書くとかなり内容が怪しくなるので読み直すんですが、これなんで好きだったのかなぁと思ったりすることもしばしば。
前に読んだときは、もうひとつだったと。
普通に面白いのにねぇ。へんなの~。
あえて言えば、ハードSFじゃないから、かなぁ。
すごい技術が出てきたけど、説明なんてないし。
映画化しても、派手でいいかも。
でもって、インドだから、ミュージカル仕立てだったら、大笑いですね。
あはははは・・・。
インド神話をモチーフにしてるってのもあるんですが、
おっしゃる通り、技術関係が不鮮明のままだったのが大きかったかと。
(その分、神話的雰囲気は出てましたが)
タータラとか、どういう存在だったんだらう……。エネルギー生命体?
映画化するなら、是否、某『ラビリンス』のような雰囲気で!
サムとヤマとカーリー以外全~部マペット! ――シュールだ。(笑)
ミュージカル仕立てと言えば、以前、『ラーマヤーナ』見ました。
派手なんだけど……あははは。(汗)