つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

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戦っとく?

2005-08-10 13:23:00 | 時代劇・歴史物
さて、軍師ならば読んどくべき第253回は、

タイトル:覇者の戦術
著者:中里融司
出版社:新紀元社

であります。

古代の戦争というと、どんなイメージがありますか?
騎馬武者同士の華麗なる一騎討ち?
槍を持った兵士が一列に並んで突進?
それとも、無限に降り注ぐ矢の雨?
しかし……事はそれだけで済むほど単純ではありません。

本書は古今東西の決戦を分析し、その戦術的意義について述べる好著です。
古くは紀元前、ヒッタイトとエジプトが激突したカディッシュの戦いから。
新しくは、ナポレオンの命運を決したワーテルローの会戦まで。
西はアメリカ南北戦争から東は長篠の合戦までと、実に幅広い。

一つの章の基本的な流れは――。

・その章で紹介する戦闘タイプ(戦車戦、攻城戦等)の簡単な紹介。
・戦例。決戦に至るまでの背景や、戦闘時の陣形、編成、戦法の解説。
・戦例を踏まえた、各指揮官の戦術の違いと注意点。

となっており、状況によって戦術がどう変わるのかがよく解ります。
戦例は図表付きで非常に解りやすく、いかにして勝敗が決したかも納得のいく説明がされています。
古今東西で装備は違っても、同じ状況の戦闘では戦術的には殆ど変化がないことが解ったりして、なかなか面白いです。

歴史好き、ウォーシミュレーション好きな方にオススメ。
ハンニバル、アレクサンドロスなど、過去の名将達が如何にして強敵を打ち破ったかを御覧下さい。
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