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スーパードームA(三星・デジパチ)

2011-10-15 15:57:47 | 現金機デジパチ

※本機の解析データや攻略法に関する詳細記事はコチラ

http://blog.goo.ne.jp/selfconfide777mc/e/c7e2df83095e9696d138d5d6e4ffbda8



1993年(平成5年)登場の新要件デジパチ
「スーパードームA」(三星=現・SANSEI R&D)。




大当り確率は、通常時:1/235、天国モード時:1/15、地獄モード時:1/562.5。出玉は約2400個。


大当り絵柄に数字やボールの他「巨・神・ヤ・西・近・ロ」といった、プロ野球12球団の頭文字を採用していたのが印象深い。


先の記事で紹介した「フィーバーフェスティバル1」同様、当時流行りの「モード移行方式」を採用した「数珠つなぎ連チャン機」として名を馳せた。


名機「綱取物語」(平和)よろしく、朝一状態は全台通常モードからスタートしたので、開店直後が格好の狙い目となった。さらに、大当たり後は1/2という高確率で天国モードに突入した為、やはり朝イチがおいしかったことは明白だろう。


逆に、地獄モードは1/562.5と非常に厳しい数字だったが、それでも綱取の1/988よりは甘い数字であった。しかし、大当たり後の地獄モード転落率が1/4と高めに設定されていたので(綱取1/6)、トータルではしっかり帳尻があっていたことになる。


この台のモード移行システムは、大当たり中のデジタル上部LEDランプの点灯パターンによって決定されていた。パターンは全部で4通りあり、そのうち2つが天国モードのパターン。すなわち天国突入率は1/2という計算だ。そして、最終ラウンドのアタッカーが閉じる瞬間に、このLEDランプが天国モードのパターンであれば、次の大当たりが約束されたのである。


LEDランプはコンマ何秒単位で絶え間なく動いているので、一見これを狙うことは難しいように思えた。しかし、10ラウンド以降にアタッカーが開いた直後の点灯パターンを見極めれば、適宜フルオープンさせることにより、ランプのタイミングをうまく合わせることが可能だったのだ。そのため、あっという間に攻略プロの餌食となってしまった。

店側も、攻略対策としてLEDランプの上に黒い目隠しテープを貼るなどした。「攻略もこれまで…」と思いきや、実は天下の飾りランプの点滅パターンによっても、天国モードを見極める事は可能だったのだ。人によっては、かなり長い事攻略の恩恵を受けたのではないか。