酵素風呂の役割 3

やっと酵素風呂のきっかけをお話させて頂きます。

規模は小さくとも、本物の野菜を作ってみたいと思って、畑を何反か借りました。

最初からやっぱり上手くいくはずはなく、化成肥料も農薬も使わないスタイルは身内も含めて周囲からえらい馬鹿にされました。

そんな中でも心ある生産者の方たちに沢山の農法やノウハウを教えて頂き、年々、本当に僅かではありますが成長を実感しています。

ある時、東京でとってもお世話になった方とお話する事があって、自分の現状と理想を話す事が出来ました。

僕はその時、長年のお上指導の農業で地下水も土も汚染されている。僕のやっている事なんてちっぽけな事だけど、折角なら汚染されていない、一つの野菜がサプリメントのような効果を持つ野菜を作ってみたいとお話させて頂きました。

そうしましたら、その方が兵庫にぬか天国って酵素風呂をやられている面白い親父さんがいるよー！！会ってみればー！？と言って下さって、すぐに兵庫まで飛びました。

それが、今の酵素風呂との出会いです。

酵素風呂は東京にいたとき、何回も知人の所に入らせて頂いて知っていたのですが、ぬか天国はその規模が桁違いに、で、デカイ！！(笑)

圧倒されながら入らせて貰って、身体がスッキリして、軽くなり、とても気持ち良かった！と親父さんと歓談しながら話は僕の仕事や、現代人の慢性的な病の話にまでいきました。

癌や奇病難病は体温を徹底的に上げ、食生活の改善で劇的な変化を遂げる事。そこに来られているお客さん達の実体験も聞きながら沢山の事をお話しました。

本物の酵素風呂は、1グラム中に百億個の微生物がいて、その微生物の繁殖による発酵熱により温度が出る。

その発酵熱は人間の身体を芯から温め、そして身体は微生物を吸収し毒素を出す。酵素風呂に入ると基礎体温が上がり免疫力を増す。それが、病を勝手に治していく。これを聞いてぶったまげました。

そして何と、ぬか天国さんはもともと自然発酵肥料を開発するのが目的で、ぬか風呂を作るのが本意ではなかったと仰っておりました。

これを聞いて、僕の理想の作物作りをお話して、ぬか風呂やそれに付随する微生物肥料の事を質問したところ、あんたぬか風呂やってみんか？畑の肥毒素を抜くには微生物の力を借りるしかない。土に一番必要な物は微生物資材や！また、癌は病院でどんなに薬を使って治療しても治らない、何故ならあれは只のビジネスだから。九州には酵素風呂が少ない。あんたの腹が決まればすぐに向かう。と言われて、一度熊本に帰り、家の納屋を改装して良いかじーさんの許可を得て、ぬか風呂をやってみよと決意したのであります。

現代の畑には、除草剤のお陰さまで微生物は極端に少ないです。抗菌グッズや抗生物質、やれ消毒、カルキ。等で人間の身体にも腸内細菌や皮膚の常在菌は少なくなり、結果免疫力が下がりあらゆる病気が出てきています。

微量要素欠乏症なんです。

回りくどく長くなりましたが、外から中から、身体のケアをさせて頂くのが、米ヌカ道楽倶楽部の役割だと思っています。

酵素風呂の事に関しましては、また記載させて頂きます。

長々とお付き合い下さった皆様、ありがとうございましたm(__)m