せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

三位一体で蘇る民家再生&再生に欠かせない制振ダンパー

2017年06月12日 | 日本民家再生協会

↑写真は見学会後半に伺った建物



先週末は、日本民家再生協会の技術部会主催による
現地再生事例の見学会でした。

昭和3年に建てられた伝統的建物を、揚屋して基礎から修復し、
吹き抜けのある開放的な間取りになさっていました。

設計者が提案する家族構成に合わせた部屋数のある間取りから
大胆に上下階ワンルームの構成に。

現場には入り、クライアントさんからの要望で、修正があったそう。

物があったり、構造体の中身が分からなかったりと
解体してみないと、なかなかイメージしにくい民家再生ですが
より良い方向に切り替わった好事例ではないでしょうか。

個人情報なので、写真をアップはできませんが、
設計の知恵、施工の技、そして依頼主の心意気、覚悟をもって
上手くいくのだなと改めて感じた次第です。

自分自身の設計や現場にも置き換えながら、学んだ1日でした。

帰りには移動時間ギリギリまで
近隣の公的な再生事例建築物を訪問。


こちらは庭園に洋風建築にと盛りだくさんの内容でした。

パンフレットには、耐震補強のことは何もなかったので
受付にて、耐震改修はされたのか?と確認したところ、

「昨年まで工事にかかっていたから、行ったでしょう」との回答。

移動の電車の中で調べてみると
工事を請け負った建設会社名が出てきて
さらに、落札価格と、工事内容の簡単な項目がでてきました。

その中に、「制振ダンパー20箇所」とあり。。。

やはり、見えないところでの補強が
施されていることが分かりました。
(役所の公開なので、ネット情報を信じましょう。
便利な世の中になりましたね。)

現在進行中のプロジェクトにも制振ダンパーは採用予定なので
改めて、採用を決意した次第です。

見学して終わりではなく、
学びや気づきを実践に活かしたい!

とさらに決意を強くした伝統建築満喫の1日でした。
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