せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

1000万円で建てる「くまもと地域型」復興住宅

2016年10月10日 | 熊本便り


地震後、調査や相談など建築士として
様々な活動をしてきました。

いよいよ集大成とも言える!?
復興住宅を考えるワークショップにここ数週間、参加してきました。

実に私たちは、熊本県の女性の建築士グループでした。
9月10月と毎週末あつまり、
そして日中はメールや図面のやりとり、、
とうとう先日の週末に案が完成。建築士会に提出しました。

工務店さんからの概算見積もりも上がってきて、
1000万円で建てる目処も立ち。

案だけでは、もったいないと、私が所属している活動グループで、
モデル住宅の建設にも応募!県に提出しました。

せっかくの案。様々なことにチャレンジです。

もちろん、通ったら、通ったで、自己負担しなくてはならない
建設費用の面など、いろいろとクリアしなくてはならない課題は沢山。

ビジネス的視点で、二の足を踏むか?
勢いで出すか?

グループ内でも様々な意見が出されました。
こんな時、私の立ち位置は、まず、目的をはっきりすることです。

選ばれる名誉ではなく、
宣伝効果を考えるものでもなく
そう、ユーザーの選択のためです。

全国展開するハウスメーカーしか選択がなかった方が、
地域の工務店に建ててもらえる!という選択肢を提示するのです。

そのためには、あらゆる手段で提案していくことは良いと考えます。

地域の工務店さんは、コツコツと良い仕事をなさっていても
モデルハウスなどで宣伝を大きくしているメーカーほど、
ユーザーとの接点がないし、

住み手は、広告でしか情報を得られないとしたら。。。。

不公平感がありますよね。

そこを、県の提供する敷地にモデルを立てて、
皆さんに見てもらう。そして、様々な住宅相談にものる。

そんなイメージを私たちはしています。
結果はどうであれ、活動し続けることに意味があるように思います。

条件が1000万円以下(外構工事は別途)などあり、面積は決して広くありませんが、
収納の確保や家族や地域とのつながりを大事にする工夫がギュッと詰まった案です。


瓦屋根の切り妻で、熊本の風景を作りながら
夏の湿気対策、風通しの良さを勾配天井で実現し、
南側には、台風対策の木製雨戸がオプションで付きます。
内外共、県産木材をふんだんに使用します。

立面図しか、ブログでは紹介できませんが、ご興味のある方は
お問い合わせ下さいね。

ジャンル:
住宅
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« フリーメールの方にご不便を... | トップ | 熊本地震から半年_満月に感謝 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。