プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

コネクタでのインピーダンスの変動

2017-12-11 13:18:20 | 仕事の話
配線のインピーダンスは配線幅が一定ならその値も一定と考えています
途中で銅箔厚み、隣接層との距離が変わったり
厳密に言えばガラス繊維の編み込みのムラで変わるんでしょうけど
自分では対処できないので見えない振り

その配線がコネクタに接続された時 インピーダンスが変わるのは
言われればそうだろうなあと思うのだが
あるコネクタのカタログを見たら1ページ目にインピーダンスの変化の
グラフが出ていました

自分が見るくらいだから だいぶ前から出てはいたんだろうけど
お客から これを使うよと言われないと その部品カタログを見ることは
まずないかなあ

メモリーのソケット部分でのインピーダンスの変化は13,4年前か
RAM-BUS(で合っていたかな パテントの件でPCに採用されなかった
と記憶しているけど)の配線ルールに書いて有りました

ソケットのPADでインピーダンスが下がるので その前後の配線幅を
15mmくらいに渡って細くせよ という感じ

今回のカタログでも インピーダンスが下がっており
コネクタを抜けると 元に戻る
戻るなら良いじゃん では済まないんだけどねえ

どうすれば良いか の先は 自分の範疇からはずれてしまいそうです
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