労働者のこだま(国内政治)

政治・経済問題を扱っています。筆者は主に横井邦彦です。

判断を請う

2009-10-03 23:33:25 | Weblog
 何でも北朝鮮から帰国した拉致被害者の蓮池薫氏がつぎのように発言したそうである。

 「私が、北朝鮮について知っていることをまだきちんと話していないと言う人もいるが、話すべきところには話している。24年間を奪われた者として、おおっぴらに言えないことは悔しい。しかし、公開した方がいい情報だけではない。北朝鮮との交渉に使うべき情報、ウラ取引のために取っておく情報、北朝鮮には知らせない方がよい情報などさまざまある。情報は明らかにされた瞬間に意味がなくなってしまうことがある。情報を公開すべきかどうかの基準は一つ、拉致問題解決に役に立つかどうかだ。その判断は私にさせてください。」

 要は、蓮池薫氏は拉致関係の極秘情報を自分が一元的に管理したいそうだ。(何の権限で?どういう意図があって?)

 そこで自称最終判断者である蓮池薫氏におたずねしたいのだが、例えば、新潟の拉致帰国者、蓮池某が柏崎市役所に勤務していた時、役所の携帯電話で毎日のように北朝鮮と連絡を取っており、国際電話の代金が数十万円になったために、柏崎市役所にいられなくなった、という情報は公開すべきなのだろうか?すべきではないのだろうか?

 追記

 よく考えたら、ことは重大なので、もっとはっきりといった方がいい気がする。

 おそらく拉致被害者の何人かはもうすぐ帰ってくるかもしれない。(北朝鮮政府は自分たちにとって実害のない何人かを返そうと思っており、その実害の程度を知りたがっている)

 しかし、われわれは選択的な帰還に反対なのであって、北朝鮮政府は拉致被害者とその家族を無条件で即時全員帰還させるべきであると、考える。

 

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