労働者のこだま(国内政治)

政治・経済問題を扱っています。筆者は主に横井邦彦です。

日本航空は破綻させるべき

2009-11-23 18:29:13 | Weblog
 われわれはもう何年も前から、経済不況の中で苦況におちいっている資本の中で、すでに資本として機能しえなくなっているものは、どんな大きな資本でも、どんな重要な社会的な役割を担っている資本であっても、破綻(倒産)させるべきであるといってきた。

 実際、そのような資本を存続させることは、社会に後ろ向きの負担を強制させるだけであり、何の意味もない。

 世界には航空会社が何百社もあるのであるから、国内便であっても、別に、日本航空でなければならない理由は何もない。メイドイン・ジャパンにこだわるというのであれば、むしろ、新しい航空会社を育成した方が安上がりで、手っ取り早いし、法的にも、国民感情からしてもすっきりする。。

 日本航空がろくでもない航空会社であったのは、今に始まったことではないであろう。それは、何十年も前から言われていたことであり、何度欠陥を指摘されても、資本として改善を怠ってきたものである。

 ここで日本資本主義が、日本航空に資本主義の“掟”(おきて)を、鉄の意志として、厳然として示すというのであれば、われわれは別に反対はしないであろう。


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