大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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アルゼンチン 担当検事射殺、フェルナンデス大統領にユダヤ人協会ビル爆破事件真相隠蔽疑惑

2015年02月15日 15時07分09秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
アルゼンチンの検察当局は13日、同国で1994年に起きたユダヤ人協会本部ビル爆破テロに関し、フェルナンデス大統領らが真相の隠蔽に関与した疑惑があるとして、大統領らを対象に捜査を本格化させることを決めた。大統領への事情聴取が行われる可能性があり、政治混乱につながる恐れもある。
検察は、大統領やティメルマン外相らが2012年前後、テロの容疑者として国際手配中のイラン人の捜査を幕引きする代わりに、石油の輸入で優遇を受ける密約をイラン政府と結び、事件の真相隠蔽に関わったと主張している。捜査担当の検事は今年1月19日に議会でこの件について証言する予定だったが、前日に自宅で頭部に銃弾を受けて死亡しているのが見つかった。自殺か他殺かの結論は出ていないが、大規模デモが起きるなど国民の間で全容解明を求める声が高まっている。検察は今月13日、新しい担当検事を任命した。大統領側は密約を全面否定。検事の死については、大統領に不満を持つ情報機関員が大統領を窮地に追い込むために殺害した、と主張している。

@殺害されたのがユダヤですし、特に大統領の腹が痛む訳でもないので、腹が膨らむ方を選んだということでしょう。いずれにしても南米は遠いですが、今後も注目していきます。
2007年から大統領で現在2期目。61歳。

参考:ユダヤ人協会本部ビル爆破事件
アルゼンチンには南米最多の約18万人のユダヤ系住民がおり、この爆破事件で85人が死亡。アルゼンチンの連邦裁判所は2006年11月、イラン政府高官らの容疑が固まり、逮捕命令を出し6人を国際手配していた。イラン側は関与を否定している。検察は、エネルギー不足に苦しむアルゼンチン側が11年からイランとひそかに交渉し、好条件で石油を輸入して主要産品の穀物や肉などを輸出する狙いがあったと主張。大統領のほか、エクトル・ティメルマン外相(61)らの尋問や財産差し押さえを求めている。