3日午後0時半ごろ、日本最南端の東京都・沖ノ鳥島から北約85キロの日本の排他的経済水域(EEZ)で、中国の海洋調査船が航行しているのを、第3管区海上保安本部(横浜)のジェット機が見つけた。海上保安庁によると、同島周辺のEEZで中国船が確認されたのは2004年12月以来。3管本部によると、調査船は中国社会科学院に所属する「実験1号」。中国科学院のホームページや中国メディアによると、全長約60メートルで約2560トン。中国近海から遠洋の地質や海洋環境などを調べる総合科学調査船として2009年に就航した。
EEZでの調査について日本側の同意を得ておらず、3管本部が無線で繰り返し船名を呼び掛けたが応答はないという。船はワイヤのようなものをえい航しながら、南に時速約7キロで航行していたという。3管本部は巡視船を出すなどして4日も警戒を続ける。
@2004年12月から久々という事ですが、これは明らかに台湾有事や尖閣侵攻時にグアムから出動する米軍軍艇を食い止めるシナ潜水艦の航路調査でしょうね。