大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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大統領、軍指導部と協議=首都広場でデモ続く-アルジャジーラ活動禁止・エジプト

2011年01月31日 07時24分55秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
反政府デモで混乱が続くエジプトのムバラク大統領は30日、軍幹部と会合し、反政府デモの情勢について協議した。軍主導で治安回復を図り、権力を掌握し続ける方針を改めて明示したもようだ。カイロ中心部では、1万人規模の群衆が大統領の辞任要求や新体制を拒否するデモを続けた。同日午後には、複数の戦闘機が首都上空を低空で旋回してごう音を響かせた。民衆に軍事力を誇示する狙いがあるとみられる。中心部のタハリール広場は戦車が包囲。英BBCテレビによると、同広場への立ち入りをこれまで認めてきた軍は、規制を強化し始めた。

エジプト当局は同日、中東の衛星テレビ局アルジャジーラの活動を禁止した。同テレビによると、エジプトは自国の人工衛星の放送信号を停止した。インターネットの遮断に続き、メディア統制が一段と強まった。市内では、前日に続き、未明には略奪行為が繰り返された。軍に拘束された略奪者はカイロだけでも400人を超えるとの情報もある。ガソリンは売り切れ、現金自動預払機(ATM)が破壊されるなど都市機能はまひしている。AFP通信によれば、カイロ北部の拘置施設で29日夜、数千人の囚人が脱走した。同施設には穏健派のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団支持者ら政治犯が多く収監されていた。反政府デモでも衝突による死者は、これまでに全土で100人を超えている。デモでは「ゲームオーバーだ」と書かれたプラカードを掲げるなど、反ムバラク派は勢いを増しており、流動的な情勢が続いている。 

@野党やムスリム同胞団はエルバラダイによる暫定政権の樹立を模索しているようですが、軍がどう出るかがカギのようです。