大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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比 アブサヤフが拉致した人の動画をインターネットに投稿 身代金計40億ペソ(15億4千万円)を要求

2015年11月05日 09時56分11秒 | アジア フィリピン タイ マレーシア ベトナム インドネシア シンガポール
ミンダナオ地方北ダバオ州サマル島のリゾート施設で9月、カナダ人など外国人ら4人がイスラム過激派、アブサヤフとみられる武装集団に拉致された事件で、犯人グループは4日、インターネットの動画共有サイト上で新たな動画を公開し、1人当たり10億ペソ、計40億ペソの身代金を要求した。犯人らによる動画の公開は、前回の10月13日に続いてこれが2回目。
前回は、人質のノルウェー人が「フィリピンやノルウェーの政府は犯人たちの要求に答えて欲しい」などと訴え、軍や国家警察による軍事作戦を伴う救出活動を中止するよう求めていた。

今回、公開された動画は約1分間。前回と同じく密林のような場所を背景に撮影されており、銃やボロ(長刀)を持った犯人グループのメンバーらに囲まれている。人質のカナダ人男性2人とノルウェー人男性1人、フィリピン人女性1人がおびえ切ったような表情で座り込んでおり、首にボロを突きつけられ、恐怖で震えているように見える。
特に人質の一人は、前回の動画映像に比べて、自力で頭が上げられないほどに体力が落ち、憔悴(しょうすい)し切っている姿が見てとれる。
人質の男性3人は、ボロで脅されながら「彼らは1人について10億ペソの身代金を要求している」「私たちの命は大きな危険にさらされている」などと述べたうえで「彼らは本気だ。助けてほしい」と助命している。
2度目の動画公開を受け、バルテ大統領府報道官補は4日、「武装集団と交渉はしない」とあらためて述べ、身代金を支払う可能性を全面的に否定した。
国軍は動画に関する公式コメントは控えているが、国軍関係者は取材に対し「国軍としては救出作戦を続けていく方針だ」と話した。外国人拉致事件は9月21日午後11時40分ごろ、サマル島のヨットけい留の宿泊施設で発生、少なくとも11人の過激派集団が4人を拉致、ボートで連れ去った。宿泊していた日本人女性も拉致されかかったが、海に飛び込んで助かった。頭などに負傷した。

10億ペソ≒385,356,000円 3億8千536万円


昨年4月にヨットで航海中にアブサヤフに誘拐されたドイツ人2名。直後に6億円の要求があったが、同年10月17日にドイツ政府が金を支払い解放されている。

@表向きフィリピン政府は交渉しませんが、水面下では、拉致された人達の家族が独自に雇ったネゴシェーターによって交渉が進められているものと思われます。前回もそうでしたが、これをする事によって味をしめ、更にこうした悪循環が繰り返されます。これを彼らは、誘拐ビジネスと呼称しています。