日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の出自に関する連載記事を掲載した「週刊朝日」をめぐる昨秋の問題が、別の記事をきっかけに半年ぶりに再燃した。
ただ、今回ばかりは橋下氏に矛を収める気配は全く感じられない。「司法の場で決着を付けようぜ」と法的措置を講じる方針を示すが、慰謝料を得たとしても被害者の立場は「永遠に続く」とも主張し、メディア側に対しても「真剣に自分のこととして認識しないとダメ」と攻勢を続ける。半年前に収束したかに見えた騒動だったが、解決不能に陥った背景には何があったのか。
■金では解決しない
4月10日。東京での政務などが重なった関係で、大阪市役所内では5日ぶりに記者団の囲み取材に応じた橋下氏だったが、怒りが消えることはなかった。
「僕は慰謝料を請求して法的には解決しても、加害者と被害者との関係は、僕が生きている限り永遠に続くと思う」
こうした橋下氏の激しい反発を招き寄せたのは、4月2日発売の週刊朝日が掲載した「賞味期限切れで焦る橋下市長」とする記事だった。「やっぱり時代はアベノミクスやで。賞味期限切れも近いんやないか」「もう橋下さんでは視聴率がとれない。議員団とのドタバタ劇に大阪人は興味を示さない」…。大阪府民や在阪テレビ関係者のコメントを盛り込んだ記事に対し、橋下氏は6日のツイッターで反撃を開始した。「週刊朝日が僕に対して重大な人権侵害をやったのはつい半年前。(中略)それを、こんな人をバカにしたような記事を載せやがって」橋下氏の出自に関する連載記事を昨年10月に掲載した同誌は、橋下氏の抗議を受けて初回で打ち切りという異例の対応をとり、幹部も市役所で謝罪。編集長更迭や発行元の社長辞任でけじめをつけたとして騒動は一応収束していた。
だが、今回の記事を受け、橋下氏は同誌や発行元の親会社である朝日新聞社に対して「慰謝料請求、刑事告訴する」などと法的措置を講じる方針を表明した。翌7日には朝日新聞の論調も絡めて批判を展開。「日本国は謝り続けろ、アジア諸国に配慮しろ、傷つけた相手には配慮しろ、いつも言っているじゃないか。自分たちの事でも実践しろよ」などと改めて責め立て、怒りをぶちまけた。
@good job 大きい声では言えませんが、橋下、いい仕事していますね。分かる人にだけ分かればいいです。
ただ、今回ばかりは橋下氏に矛を収める気配は全く感じられない。「司法の場で決着を付けようぜ」と法的措置を講じる方針を示すが、慰謝料を得たとしても被害者の立場は「永遠に続く」とも主張し、メディア側に対しても「真剣に自分のこととして認識しないとダメ」と攻勢を続ける。半年前に収束したかに見えた騒動だったが、解決不能に陥った背景には何があったのか。
■金では解決しない
4月10日。東京での政務などが重なった関係で、大阪市役所内では5日ぶりに記者団の囲み取材に応じた橋下氏だったが、怒りが消えることはなかった。
「僕は慰謝料を請求して法的には解決しても、加害者と被害者との関係は、僕が生きている限り永遠に続くと思う」
こうした橋下氏の激しい反発を招き寄せたのは、4月2日発売の週刊朝日が掲載した「賞味期限切れで焦る橋下市長」とする記事だった。「やっぱり時代はアベノミクスやで。賞味期限切れも近いんやないか」「もう橋下さんでは視聴率がとれない。議員団とのドタバタ劇に大阪人は興味を示さない」…。大阪府民や在阪テレビ関係者のコメントを盛り込んだ記事に対し、橋下氏は6日のツイッターで反撃を開始した。「週刊朝日が僕に対して重大な人権侵害をやったのはつい半年前。(中略)それを、こんな人をバカにしたような記事を載せやがって」橋下氏の出自に関する連載記事を昨年10月に掲載した同誌は、橋下氏の抗議を受けて初回で打ち切りという異例の対応をとり、幹部も市役所で謝罪。編集長更迭や発行元の社長辞任でけじめをつけたとして騒動は一応収束していた。
だが、今回の記事を受け、橋下氏は同誌や発行元の親会社である朝日新聞社に対して「慰謝料請求、刑事告訴する」などと法的措置を講じる方針を表明した。翌7日には朝日新聞の論調も絡めて批判を展開。「日本国は謝り続けろ、アジア諸国に配慮しろ、傷つけた相手には配慮しろ、いつも言っているじゃないか。自分たちの事でも実践しろよ」などと改めて責め立て、怒りをぶちまけた。
@good job 大きい声では言えませんが、橋下、いい仕事していますね。分かる人にだけ分かればいいです。