思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

シルクラインの再生(その2)

2014-04-27 15:59:09 | シルクライン/Silk Lines
前回重曹で奇麗にしたシルクライン。一週間ちょっと乾かして更なる作業へ進みます。
日本は本当に便利な国。ちょっと前まで頭を悩ませていた真空容器もネットで調べると幾つか手頃な価格の物がありました。その中で東●ハ●ズの通販で4000円弱のものを購入しました。

油分のすっかり抜けたシルクライン。引っ張ってみると伸縮性に富んでいて意外な感じでした。輪にして、片方のみ糸で結び解けないようにします。

真空容器の中に収まるサイズの輪にします。

亜麻仁油のボイルしたものを用意します。只の亜麻仁油より乾燥が早いという事。

油を入れシルクラインを浸します。

空気を抜くとシルクラインから気泡が湧き出し油の浸透が進む感じが致します。

取りあえず1日つけ込んでみます。

米国で90年代より中古シルクラインの購入・再生を手がけているReed Curry氏の記事に紙の買い物袋を二つ用意し、一つにシルクラインを入れ、奇麗な布をLinseed Oil(亜麻仁油)に浸したものにシルクラインを通し、もう一つの紙袋に入れて行き、乾燥させ、同じ手順を繰り返すだけでシルクラインのコーティング完了とありました。真空容器は上記よりも油の浸透が格段に良いでしょう。
但し、ハルフォードの著書を読み返してみると、真空容器でシルクラインに亜麻仁油を含浸させたら木の型枠にそれを巻き付け、低温のオーブンであたため乾燥を促し、更に亜麻仁油を含浸させる作業を10回は行い、かつ、そのシルクラインは1年以上使用してはならないとありました。。。。。。そこまではどう考えても無理ですので、Reed Curry氏のやり方より少し含浸率が高いという事で満足したいと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シルクラインの再生(その1) | トップ | シルクラインの再生(その3) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

シルクライン/Silk Lines」カテゴリの最新記事