世界の将棋大会ブログ

毎年8月と12月に行われる、所司和晴七段主催の『世界の将棋大会』に関する情報をお知らせいたします。

世界の将棋大会(12/29)開催されました!

2016-01-06 00:03:37 | 日記
こんばんは。新年明けましておめでとうございます。今年も「世界の将棋」、よろしくお願いいたします。

さて、昨年12月29日、世界の将棋大会が開催されました。
非常にたくさんの方々にご来場いただけて、たいへんうれしかったです! ありがとうございました。

今日から何回かに分けて、写真も交え、大会の様子をお知らせしようと思います。



今回は、大韓チャンギ協会から金承来会長(九段)と金敬中国手がおいでくださるという、日本ではめったでないだろう、チャンギ(韓国朝鮮将棋)スペシャルイベントでした。お二人の金先生と、チャンギ協会東京支部の宋先生のごあいさつです。



金敬中先生によるチャンギ初級講座です。序盤の考え方について、短い時間で歯切れよく解説してくださいました。「まず動かすコマはチョル(卒)、マ(馬)、ポ(包)がよい」というフレーズは簡潔で明快、皆さんにもなるほどとうなづいていただけたことと思います。

また、金承来先生には、終盤の詰みの手筋をいくつか教えていただきました。宮の中では、チャンギのコマは他のゲームにない特殊な動きをします。このことを生かした詰み筋は、将棋やチェスやシャンチーに慣れている人たちにもなかなか発見しにくく、講義は大変盛り上がりました。



金敬中先生の多面指し指導です。チャンギのプロと指せる! なんてすばらしいですね。



多面指し指導の中でも、この一局は大熱戦でした。金先生も、ちょっと本気を出されたのではないでしょうか……?



ピノー先生による目隠し6面指しの様子です。部屋の角で向こうを向いて座っていらっしゃるのがピノー先生。ずっと壁を向いたまま、背後のチェス盤に口頭で棋譜を伝え、6局を同時に指します。何回見ても、人間業とは思えません……。



終局後は、6局すべてについて、ピノー先生が丁寧にポイントを解説してくださいます。



こちらは所司先生の異種6面指しです。将棋、チェス、シャンチー、チャンギ、マックルック(タイ将棋)、どうぶつしょうぎ、をいっぺんに指します。



毎回、チャンギかマックルックが時間がかかることが多いのですが、今回はマックルックが大熱戦でした。

それでは、近日中にまた続きをアップします。(M)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿