コモディイイダ駅伝部ブログ

5年連続ニューイヤー駅伝駅伝出場決定

シリーズ第57回東日本実業団対抗駅伝 No.14

2016-10-23 21:34:43 | ご連絡


東日本実業団対抗駅伝に向けて、コモディイイダ陸上競技部広報担当が会沢監督へインタビューを行いました。


広報「いよいよ11月3日まであと僅かとなりましたが、率直に今のチーム状態はどうですか?」

会沢「そうですね。あと10日となりました。一言で言えば『上々』です!」

広報「それは頼もしい状況ですね。もう少し具体的にはどう上々なのでしょうか?」

会沢「数字的なことで言えば、まず、選手層が昨年まではリザーブと呼べる選手がいない状況でしたが、仮にアクシデントがあっても力の変わらない選手がしっかり3人補欠としているということ。さらに、全員の今季の5000、10000mの記録がチーム史上最速であり、かつ、それがこの1ヶ月以内の記録であるということです。」

広報「それは確かに『上々』ですね。なんだか私自身もワクワクしてきました。他の意識しているチームと比べてもタイムは良いのでしょうか?」

会沢「いや、実は今年3月から意識しているチームの記録は全て集計してきましたが、タイムで言うと昨年同様17番手といったところです。しかし、タイムの短縮幅は当社が一番かもしれません。もともとが良くないので短縮幅が簡単に大きくなるとも言えますが。」

広報「そうでしたか。では『上々』と言っても、失礼ですが、周りはもっと良いということでしょうか?」

会沢「まあ、確かにそうですね。しかし、いつのタイムか?という部分まで突き詰めていくと、充分に戦えるタイムだと思っています。他社も駅伝前は必ず調子を上げてきますから、間違っても油断はできませんし、うちは誰もブレーキしないことが必須条件ですけどね。ただ、昨年まではうちがベストな状態で、更に他社がベストでない状態があって初めて感じるニューイヤーへの手応えだったように思います。つまりは、他力本願でした。しかし、今年は皆がしっかり力を出しきれれば大丈夫だと思っています。楽観視している訳ではなく、そう思っています。」

広報「なるほどですね。また、少しワクワクしてきました。でも全員がベストな状態にするのはかなり難しいことですよね?」

会沢「はい。確かにそうです。当社は学生時代につくった自己記録を伸ばしている選手はもちろんいますが越えていない選手もいます。他社は実業団で大きく力をつけた選手がほとんど。私に育成力がないとも言えますが、プロのように時間と環境のある学生時代の記録を仕事をしながら更新するというのは、並大抵のことではありません。でも、近づけることはベストを更新するよりは、難しいことではありません。もちろんベストを狙うつもりでいるのは確かですが。」

広報「はい」

会沢「ベストに近い状態にもっていけば必ずいけると信じている訳ですから、これからあと10日でどうするかだけです。」

広報「秘策があるということでしょうか?」

会沢「詳しくは言えませんが『あります』。あと10日というよりは、10月16日の高島平を終えたところから秘策は始まっています。」

広報「気になりますね」

会沢「ここは、さすがにお話はまだ控えさせて頂きますが、やましいことは当たり前ですが一切ないですよ(笑)。何年も前からやりたかったことをやらせてもらえたということです。」

広報「ますます気になりますね。」

会沢「当日の走りが想定通りいけたら、お話しますね。」

広報「話は変わりますが、鍵となる選手は誰になりますか?」

会沢「うちはエースがいないので、全員が鍵となりますが、やはり、1区~3区でニューイヤー駅伝の射程圏内に入れるかどうかは大きいです。あえて名前をあげるとすれば、ここへ来て、一気に何か壁を破ったような強さがでてきたルーキーの松枝啓太選手でしょうか。持ちタイムは5000メートル14分14秒ですが、最近の練習状況を見ると、過去エースとして在籍していた選手と比べても、見たことがないくらいのタイムですべての練習を平然とこなしています。八幡平駅伝で五郎谷選手がまさか?の区間賞を獲得したように『まさか』をなしえる力と勢いを感じています。」

広報「何区で起用するのでしょうか?」

会沢「さすがに言えませんよ(笑)。なんせ鍵ですから!」

広報「10月16日からの秘策、鍵の松枝選手・・・気になりますね。長い時間お付き合い頂き、誠にありがとうございました。駅伝頑張ってください。」

会沢「こちらこそ。時間を割いていただき、光栄に存じます。駅伝頑張ります。ありがとうございました」

握手



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シリーズ第57回東日本実業団対抗駅伝 No.13

2016-10-23 12:15:36 | ご連絡
今日のルーキー紹介は、当社初めてのケニア人選手!


タイタス ワロル選手

熊本県 鎮西高校~トヨタ自動車九州を経て当社へ



彼との出会いは3月末。行政書士の渡邊先生から電話があり、当社でケニア人選手の採用を考えていますかというところからのスタートでした。12月にトヨタ自動車九州を戦力外通告された後も、なんとか日本に残りたい一心でチーム先を探していたワロル選手。

もともとケニア人選手の採用を考えていませんでしたが、仕事もやる、インセンティブもないという条件でも挑戦させてほしいという彼の言葉を信じ、採用することを決めました。
その後は実業団連盟のルールでビザが5月2日までに降りなければ、駅伝に出場できないことから、行政書士の渡邊先生がワロルのために必死に動いて下さり、なんとか4月末に間に合い、晴れて5月1日から入社となりました。

アマチュアスポーツビザで競技と青果業でビザを取得。5月2日から早速、スーパーでの仕事をスタートさせました。
12月から4月(当社が内定をだした)まで、5ヶ月競技から離れていたため、ブランクがありましたが、自分でメニューを考え練習をできる自立した選手です。
1キロ3分40秒で4000mくらいしかできない程、体力が落ちていましたが、2ヶ月で14分20秒まで戻し、ようやく先日は10kmで29分台まで戻してきました。


もともとのロード10kmの自己ベストは28分07秒の選手です。今は走れば走るほど、日々、力が戻ってきています。
責任感が強く、ケニア人選手として人一倍、結果を出さなきゃという想いから、自ら過大なプレッシャーをかけてしまっていました。
しかし、今回の最終合宿でも日本人メンバーの好調具合も考え、ワロルはいてくれるだけでいい、というチームになってきました。

実はワロルもニューイヤー駅伝には出場したことがなく、私たちと目標が一緒なのです。
練習環境は他のケニア人選手よりも恵まれていませんが、そんな選手だからこそ、日本の実業団のやり方の中で結果を出してほしいと思います。
ワロルは高校から日本にいますので、あと3年、仕事もがんばれば競技を終えた後も日本に残れるチャンスが生まれます。
他の実業団選手にはないメリットかと思います。

ワロルの好きな言葉
『いける・いける』
は、みんなのニューイヤー駅伝出場への気持ちを大きく後押ししてくれています。

ご声援よろしくお願い致します。
コメント (2)
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★今朝の五郎谷選手といろんな五郎ちゃん177★

2016-10-23 10:23:23 | 人物紹介
合宿を終え、今朝6時30分から業務に入る五郎谷選手。
3泊4日も陸上競技に集中させて頂きましたので、今日はめいいっぱい仕事を頑張ることで走る以外の筋力を鍛えます。


そして最近撮りためた
いろんなゴーゴー五郎谷プロマイドです(笑)

コメント (1)
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