ちょこっとカンボジア② ワットプリア・アンカオサイ

ポルポト時代の僧院破壊とその後の内戦で壊されてしまい
シュムリアプ市内で、フランス植民地時代から残る寺は
有名なワットボーとこのワットプリア・アンカオサイの２寺だけです。

場所はアンコール遺跡保存管理所からシュムリアプ川を挟んで対面にあたります。
そしてこのアンカオサイ寺の境内には、
バンテアイスレイ時代の遺跡が残されています。

今回、生前、妻の父がこことワットプリア・アンカオサーで
経典を教えていたという所縁で訪れました。
正面からは現在のお寺の影に隠れて見えませんが
裏に回るとラテライトのプラサット（塔）が現れます。



レリーフが良く残っており、特に乳海攪拌のそれが見事です。



隣が中学校なので、お寺も子供たちで賑やか。
アンコールクッキーからも歩いていけるので
時間が余った方は、暇つぶしにどうぞ。
（遺跡入場券不要）


（照沼 一人）