整体師のお仕事日記

治療院での施術や仕事でのできごと、その他いろいろな出来事を綴っていきます。

高血圧の話し

2005年05月07日 23時40分03秒 | その他
続きを更新しました。

詳しくは→「だからあなたは不健康!

よろしくお願い致します。

お知らせ!

2005年05月05日 20時54分56秒 | その他
高血圧について、更新しました。

詳しくは→「だからあなたは不健康!」まで。

更新のご案内

2005年05月03日 22時09分11秒 | その他
「うんちしてますか?」更新しました。


詳しくは→「だからあなたは不健康!

引越ししました。

2005年04月30日 07時53分12秒 | Weblog
「寝返り」について更新しました。

是非ご覧下さい。→「だからあなたは不健康!

現在・・・

2005年04月22日 23時57分09秒 | その他
更新していないにも関わらず、ご覧いただいている皆様、ありがとうございます。今、他ブログへ移行しているところでございます。完了しましたら、ここでご案内しますので、よろしくお願い致します。

力強く揉まれたい患者さんへ

2005年04月10日 11時06分38秒 | 症状・疾患
「思いっきり強くお願いします」という人、どこの治療院、クイック店にもいると思います。強く揉まないと効かない、気持ちよくない、という身体になってしまっているんですね。今まで強く揉まれてきたから、それに身体が慣れてしまっていて弱い圧ではもまれた気がしないと言います。

しかし、強く揉まないと気がすまないその状態はハッキリ言って悪い状態です。凄い肩こりや腰痛の人はかえって強く揉むと痛いのです。強く揉まないと効かない患者さんの皮膚や筋肉の感覚器はマヒしてしまって正しい状態ではありません。

手や足に角質が分厚くなった”たこ”ができることありますが、わかりやすくいうとそれに似た状態です。毎回のように強く揉まれすぎて感じなくなってしまっているんです。しかも強くもまれることで脳では「気持ちいい」と感じてはいますが、実際に筋はそれほど解れてはいないと思います。解れたことに満足しているのではなく、たんなる刺激だけで満足しているのです。強く揉まれる(刺激される)ことは、ある意味身体を攻撃しているわけですその攻撃に身体反応して硬くなっていくのです。そうなってしまった肩や腰は、。あなたが満足するように揉まれていては絶対に治らないのです。

こっている筋を触らずに周りからアプローチして解す方法がありますが、直接触るより柔らかくなることが多々あります。その手法を用いて、そういう患者さんを解しても全く満足していません。やはり最後には強い刺激を欲しがるわけです。

ではどうしたらそういう状態から脱出できるのでしょうか?
本当に治したいのなら、施術を受けるときは「腕のいい施術者」に弱い圧で揉んでもらいます。おそらく満足しないでしょうが、皮膚の感覚を取り戻すまでは少し我慢しましょう。それから毎日ストレッチをして、できれば何か運動もできるとよいでしょう。そうすることを何ヶ月か繰り返していってようやく「普通の身体」に戻ることが出来ます。また目先を変えて鍼灸治療をしてみるのもいいでしょう。

とある整形外科医が「強くもまれるほど血行がよくなるからいい」とテレビで見ていてビックリしました。身体を触って治さない医者は、ハッキリ言ってわかっていないのです。

ではお大事にどうぞ。

整形外科と整骨院

2005年04月09日 00時08分21秒 | Weblog
筋肉や関節が痛いとき、みなさんはどちらに受診しますか?
整形外科は病院です。もちろんドクターが患者さんを診ます。整骨院(接骨院)は病院ではありません。民間医療の一つです。ではどちらが良いのか?

整形外科には毎日多くの患者さんが来ています。しかし、整骨院にも「整形外科に通っていたが、よくならないので来ました」という患者さんも多いです。整形外科もリハビリ施設があるところとないところがあります。ドクターが診察をしたら、飲み薬と湿布をもらって終わり、なんてところもあります。良い整形外科はその後リハビリ(電気治療やマッサージ、運動療法など)を行ってくれるところです。

整骨院もまた多様化しています。電気治療などを行って軽く解して終わり、というところもあれば鍼灸治療も取り入れて行うところ、また手技療法に力をいれて各種手技で施術していくところ、いろいろあるんですね。

私は整形外科と整骨院は全く別物と考えています。似てはいますが。
まず、どこか痛い所があるならば、まず整形外科に行ってきちんと検査をしてもらい骨に異常はないかとか、原因は何かを診断してもらった方がいいですね。しかし原因といっても医者と我々民間療法を行う施術者とは違った考え方をすることが多いですが・・・

治療に関しては整骨院の方が上だと思っています。というのは手術は別として、整形外科のリハビリで活躍しているのは柔道整復師や鍼灸師、マッサージ師が多いです。いろいろと制限があるなかで頑張って施術してくれます。しかし整骨院ではそれらの人が、自分の手技手法を存分に駆使して施術してくれるからです(もちろん整骨院でも制限がある程度ありますけど)

ですから整形外科に長く通っていて、イマイチ症状が改善しないという方は、近くの整骨院に足を運んでみてはいかがでしょうか?(評判がいいところがいいですね)その頑固な痛みも改善できるかもしれません。

ではお大事にどうぞ。

妊婦の体調

2005年04月07日 22時10分59秒 | 症状・疾患
2月のことですが、通院されている患者さんの娘さんが妊娠をしていると話していました。その娘さんが風邪をひいて熱があるとのことです。「インフルエンザではないようなのでよかった。お腹の赤ちゃんのこともあるから薬は飲まないようにしている。家でひたすら寝ている」と話していた。

この患者さんは私でなく、別のスタッフが担当していたので口を挟まないようにしていたが、これはけっこう危険だと思った。どのくらいの発熱だかわからないが、妊婦の体温が38℃に達すると奇形児が生まれる可能性が指摘されているからだ。

薬を飲みたくない気持ちは分かるが、現在販売されている市販薬は胎児に影響のない安全なものであるといわれているし、最低限主治医を受診するべきである。ほんの僅かの悪影響の可能性を心配して薬を飲まず我慢し続けることは、果たして胎児にとって良いことなのか?母親がツライ思いをしているのだ。お腹の中の赤ちゃんはきっともっとツライに違いない。とにかく主治医と相談を。

ではお大事にどうぞ。

膝痛(3)

2005年04月06日 19時41分56秒 | 膝痛
今回は膝痛が重症の方向けのお話をします。
今までお話しした事は、重症の患者さんにも当てはまりますが、本当に重症な方は運動どころではありません。整形外科や治療院に来る、わりと重い症状の方は・・・

①杖や手押し車がないと歩けない。
②足が真っ直ぐに伸ばせない
③かなりの屈曲制限がある(膝を曲げられない)

以上の3点が当てはまると思います。
こうなってしまうとなかなか治すのが大変で、施術を行っても「そのときだけ」で効果はあまり長持ちしません。まず大腿四頭筋が硬いので、膝が曲げられません。おまけに腿の後ろ側の筋肉やふくらはぎが縮んで膝が伸びない、という状態になってしまっています。その状態を長い間改善させなかったため関節がそのままで固まってしまった状態になっています。またこういう状態の方は比較的高齢の方が多いので、自ら運動をしたがらない、というのが一番の問題点です。

ではこの状態から改善させる為にはどうしたら良いか・・・

①痛くない範囲で、できるだけ動かす。
こうすることで、膝に関係のある筋が刺激され、また関節内の潤滑液が出やすくなるといわれています。関節(筋肉)は動かさないことが一番良くないのです。体重をかけない状態で(イスに座って曲げ伸ばしが楽でいいでしょう)動かします。腿が少し疲れてくるぐらいは動かしましょう。極端に筋が弱っている人は、頑張って動かしたら筋肉痛になるかもしれませんが、それは「筋肉が丈夫になってくる合図」だと思ってください。もし筋肉痛になったら痛みが消えるまでお休みしても構いません。ただ次にあげるストレッチも併用して行えば、筋肉痛は起こりにくいです。

②膝を伸ばすストレッチと、曲げていくストレッチを念入りに行うこと。
膝を伸ばすストレッチは腿の裏側とふくらはぎを伸ばします。曲げるストレッチは腿の前の筋肉を伸ばします。多少、筋肉が突っ張った感じがするかもしれませんが、これは筋肉が縮こまっているからです。毎日念入りに行っていくしかありません。「以前より真っ直ぐ伸びるな」とか「以前より曲がるな」と感じてきたらしめたものです。筋肉が突っ張ってきたなと感じたら、20~30秒その状態を維持しましょう。終わったら少し休憩(数十秒)これを3回行います。1日に何回行っても構いません。

以上の2つは最低限やって欲しいことです。毎日、行うことが改善させる為には必要です。①の次に②を行ってください。この順番は大切です。ある程度これらの運動が行えるようになったら、膝の調子も少しは良くなっていることと思います。もちろん膝痛(1)や(2)でお話ししたことも実行していただければさらに良いでしょう。

最終的には立った状態で何かにつかまって、膝を痛くないところまでゆっくりしゃがむように曲げて、また立ち上がっていく運動(スクワットといいます)まで行えるようになれればシメタものです。最終的にはやはり大腿四頭筋を鍛えるのが一番なので、そうするとスクワットが一番です。自分の体重だけで行えて、また痛みの状態に合わせて強度を変えて行えるので、この運動は四頭筋を鍛えるのに最適です。

是非頑張って実行してみてください。
ではお大事にどうぞ。

膝痛(2)

2005年04月05日 20時39分02秒 | 膝痛
前回は膝痛の方に是非行って欲しい運動をお話ししました。
今回は日常の生活での注意点です。

東洋医学的なお話しになりますが、ある程度気をつけるだけで改善される場合もあります。まず身体を、特に足を冷やさないことです。膝が悪い人は膝を温めるということはするのですが、本当に温めて欲しい場所は膝のほかに足首から下です。簡単に言えば靴下で覆っている場所です。特に足首を温めると足が温まってきます。冷えは足元からきますし、また万病の元です。話しは少しそれてしまいますが、ガンの治療でさえ最近は身体を温めるようにすると良いと言われているようです。とにかく冷やさない、冷えを取っていくことが大事です。

また食べ物にも少し注意してみましょう。今はサプリで「グルコサミン」や「コンドロイチン」が膝痛には良いと言われています。アメリカの文献でも効果があるというのを見たことがあります。また、非ステロイド系抗炎症剤(整形外科などで一般的に使われている痛み止めの薬です)が骨折の治癒を遅らせ、関節軟骨の再生が妨げられる、という驚くべきことがいくつかの研究でわかってきたそうです。これが事実だとすると、病院でもらった薬が治癒の妨げになるという皮肉な事態が起こっているわけです。ですので痛みで辛くて仕方がない、という人以外はできるだけ薬には頼らずに、こういうサプリメントを試してみる価値はあるかもしれません。ただ日本ではあくまでも「健康補助食品」であることをお忘れなく。

日常の食べ物の注意点としては、できるだけ身体を冷やすような飲食は避けましょう。生で食べるものはだいたい身体を冷やします。また甘い物(果物も含む)も同様です。特に夜に食べるのは避けましょう。夜食べると身体を冷やすだけでなく太りやすいというのもあります。もし食べたいのであれば朝か、昼間に食べましょう。でも食べないに越した事はないですが・・・

以上のことを気をつけてください。

最後にO脚の方向けのエクササイズを紹介します。

①骨盤を引き締めるストレッチ
仰向けに寝て、片側の膝を90度、股関節を90度曲げます。足を上げている側と反対側の手で、あげている足の膝のあたりを押さえ、上げている足を反対側に倒していきます。身体が柔らかい人は、膝の内側が床につくでしょう。しかし、こういう人は少ないと思います。こうすることで、臀部や腰のストレッチをしながら、骨盤をある程度引き締めることが可能です。

②両膝と足首を合わせてイスに座りましょう。
O脚の人は少し力をいれなければ付かないかもしれませんが、頑張ってくっつけましょう。膝のところで座布団を挟んでもいいかもしれません。落とさないように維持します。大腿骨の付き方の矯正になります。またこの状態でつま先さけ開いてみましょう。開いたり、閉じたりを20~30回行います。また足を閉じたまま立ち上がったり、座ったりを10回繰り返します。
※膝があまりにも痛い方は、痛みが引いてから行いましょう。