マジック ザ ギャザリング

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第3回スタンダード大会優勝者デッキ紹介

2012-12-12 23:32:34 | デッキ紹介
こんばんは

今日は、先日行われました「第3回酒嚢飯袋スタンダード大会」の優勝デッキをご紹介します

今回の優勝デッキは直樹選手の「白緑居住」デッキ
トークン出したら増やそうよ

徹底分析です


※各カード名の後ろの記号について
収録エキスパンションを表しています。
RTR…ラヴニカへの回帰
M13…基本セット2013
AVR…アヴァシンの帰還
DKA…闇の隆盛
ISD…イニストラード



第3回酒嚢飯袋スタンダード大会・優勝
スタンダード
直樹 の「白緑居住」デッキ


総数60枚

クリーチャー18枚

4枚…宿命の旅人(ISD)
4枚…旅する寺院(RTR)
4枚…アヴァブルックの町長(ISD)
2枚…熟練の戦術家、オドリック(M13)
2枚…ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士(RTR)
2枚…悪鬼の狩人(ISD)


スペル18枚

2枚…情け知らずのガラク(ISD)

4枚…無形の美徳(ISD)
4枚…深夜の出没(ISD)
4枚…議事会の招集(RTR)
2枚…セレズニアの魔除け(RTR)
2枚…兵士の育成(RTR)


土地24枚

4枚…セレズニアのギルド門(RTR)
4枚…進化する未開地(M13)

8枚…平地
8枚…森


【サイドボード】

4枚…町民の結集(DKA)
3枚…隔離する成長(RTR)
2枚…石のような静寂(ISD)
2枚…悪鬼の狩人(ISD)
2枚…兵士の育成(RTR)
1枚…集団的祝福(RTR)
1枚…帰化(M13)



今回の優勝デッキは「白緑居住デッキ」


このデッキは、ラヴニカへの回帰から登場した新能力「居住」を使い戦場にいるトークンを増やしさらに「無形の美徳」で強化するデッキです。

各カードの役割とともにデッキを分析していきましょう


まずはクリーチャーから見ていきましょう。


クリーチャーは18体です。

このデッキにキーカードとなるクリーチャーはいないのですがあえて挙げるのなら「旅する寺院」でしょうか



「旅する寺院」


このクリーチャーは3マナで登場してパワーとタフネスは戦場にいる自分がコントロールするクリーチャー数となります。
そして「旅する寺院」が戦闘ダメージを与えるたびにこのデッキのキーワード「居住」を行います

「居住」能力が付いている為デッキに取り入れたクリーチャーでしたが実際のところはただたの3マナ3/3といったところ。

トランプルでもついてればなぁ…と思ったりもしましたが、中盤~終盤にかけてはパワーとタフネスが凄い事になりました。



「宿命の旅人」

死んだらスピリット・トークンを残していってくれる優れたクリーチャー。
今回のテーマである「居住」と相性抜群

さらに「無形の美徳」が合わされば最高です




「アヴァブルックの町長」


トークンを生成できる優秀な軽量クリーチャー。
しかし、実際のところは2マナ域に「無形の美徳」「セレズニアの魔除け」「議事会の招集」などがひしめきあっていて手札に腐る事が多かった

変身しなければトークン生成できないってのもこのデッキでは少し遅く感じたりもしましたね。



「熟練の戦術家、オドリック」

4マナ、3/4、先制攻撃のハイスペックに助けられることもありましたが、やっぱりもう一つの能力が光ました

他に3体のクリーチャー

このデッキには早い段階での居住や「深夜の出没」によるトークン生成能力が盛りだくさん
「他に3体」なんて簡単に達成できちゃいました

康選手との対戦ではこの能力が勝負を決めました



「ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士」

自らでトークン生成と居住を成し遂げる素晴らしきクリーチャー
・・・だと思っていましたが・・・やはり起動するにはコストが重い
サイドボードとの入れ替え要因となってしまいました。



「悪鬼の狩人」

やはり、追放能力は強かった
不死?
そんなの関係ねぇ(笑)
もはや、説明いらずのクリーチャー除去要因




次は、スペルです


まずは、プレインズウォーカーのこのカード



「情知らずのガラク」


トークン生成能力を持っていて返信したら「感染クリーチャーが居住でわんさか」を夢見て導入しましたが・・・そんなにうまくはいきませんでした。

が、毎ターン壁となるクリーチャーを1体生成してくれたのと、2番目の能力でのクリーチャー除去が素晴らしかった




そして、このデッキの核となるのがこの2枚のカードです


  
「深夜の出没」             「無形の美徳」


もはや、この2枚は2枚で1枚とでもいうかのような好相性

トークンを強化する「無形の美徳」にインスタントタイミングで出せる「深夜の出没」
「無形の美徳」が出ているタイミングで「深夜の出没」を唱えればなんと3マナで2/2・飛行が2体も登場

相手のターン終了時に唱えれれば次のターンには攻撃も出来ちゃいますしかも、警戒付きでね



「議事会の招集」

2マナで3/3のクリーチャーが手に入るソーサリーカード。
平地と森のマナを各1つ使用する為、なかなか2ターン目に使用とはいきませんでしたが、2マナ3/3は強力



「セレズニアの魔除け」

これはぶっ飛ぶぐらいにすごかった(笑)
2枚しか入れていなかったけれど4枚投入すべきでしたね。

なんせ、パワーが5以上のクリーチャーを破壊しちゃいます
白と緑でですよ??

クリーチャー破壊がない色の組み合わせでパワー5以上の制限つきながらクリーチャーを破壊出来ちゃうカードはやっぱり重宝しました



「兵士の育成」

なかなか評価の難しいカードですね~・・・3マナぐらいだったら素晴らしいのだけれど…
しかし、今大会では「無形の美徳」→「深夜の出没」→「兵士の育成」の流れが展開でき、毎ターン2/2・飛行クリーチャーを生成してくれました

やはり、戦場に出しさえすればタダでクリーチャーが1体増えるのは大きいです




そして、最後は土地です

  
「セレズニアのギルド門」        「進化する未開地」

2色デッキをサポートする土地達。
本当は2色ランドをもっと入れたかったのですけど…予算的にね(笑)




では、次にサイドボードです

順番に見ていきましょう



「町民の結集」

なんと言ってもトークン生成能力では負けたくない
そんな重いからサイドボード入りしたカード

対戦相手が多くのクリーチャーを展開してきたり同じようなデッキだった場合に、対戦相手のクリーチャー数を上回ってやろうと。
実際の大会では「ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士」と入れ替わる形でデッキに投入されました。




「隔離する成長」

居住付きの「帰化」
このデッキには絶対4枚投入だな・・・あれ1枚足らない・・・



「石のような静寂」

「漸増爆弾」なんか置かれたら俺のトークン軍団全滅させられちゃうよね
アーティファクトの起動型能力を防がなかきゃね
・・・えっ?
「漸増爆弾」はもうスタンダードじゃないって?

・・・




「悪鬼の狩人」

メインに2枚投入されているけれど、さらに対戦相手に対処の難しいクリーチャーがいる時に投入
友亮選手との対戦では対処の難しい不死クリーチャーを相手に全投入しました



「兵士の育成」

対戦相手が遅いデッキの時に投入して居住能力を高めるのを狙ったカード
実際には投入する必要がなかったですね。



「集団的祝福」

緑の必殺技といったら「踏み荒らし」
それがなんと継続的に出来ちゃうなんて素晴らしい

…6マナ…重い
気休め程度にサイドボードへ…1枚だけね(笑)



「帰化」

…「隔離する成長」…4枚揃えたはずなのになぜか3枚しかなかった…
代役は「帰化」で…






今回は第3回酒嚢飯袋スタンダード大会を制した「白緑居住デッキ」を見てみました


やはり「深夜の出没」と「無形の美徳」の組み合わせは強いですね


次は、どんなデッキが誕生するのか

楽しみですね


ではでは、今日はこの辺で

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