マジック ザ ギャザリング

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第12回大会優勝者デッキ紹介

2011-08-09 10:54:57 | デッキ紹介
こんにちは

今日は、先月行われた「第12回酒嚢飯袋マジック大会」の優勝デッキをご紹介します

第1回大会ぶりの優勝を手にした友亮選手のデッキはどのようになっていたのか
徹底分析です


第12回酒嚢飯袋マジック大会・優勝
レガシー
友亮 の「白青緑接合のゴーレム」デッキ



クリーチャー26枚

4枚…呪文滑り
4枚…刃の接合者
3枚…翼の接合者
3枚…生命の接合者
3枚…先駆のゴーレム
3枚…刻まれた大怪物
3枚…極楽鳥
3枚…合金のマイア


スペル18枚

4枚…滞留者ヴェンセール
4枚…苦行主義
4枚…巨森の蔦
2枚…オパールのモックス
2枚…バントのオベリスク
2枚…予言のプリズム


土地21枚

9枚…森
6枚…平地
6枚…島


【サイドボード】

4枚…帰化
4枚…マナ漏出
4枚…取り繕い
3枚…急送



今回の優勝デッキは「白青緑接合のゴーレムデッキ」

コンセプトは「ゴーレム」
デッキの由来になっている通り、接合者シリーズを使ってゴーレムトークンで殴り勝つデッキ。
各カードの役割とともにデッキを分析していきましょう



まず、クリーチャーを見てみましょう

やはり、目につくのは「接合者軍団」

核となる「刃の接合者」4枚を筆頭に「翼の接合者」「生命の接合者」で押し切ります


    
「刃の接合者」             「翼の接合者」             「生命の接合者」


終盤での「生命の接合者」のいぶし銀の活躍が光りました
1マナでゴーレム再生
しぶとさ満点の働きをしてくれました


そして、マナが揃えば「先駆のゴーレム」「刻まれた大怪物」がとどめを刺しに行きます


  
「先駆のゴーレム」          「刻まれた大怪物」



そして、「先駆のゴーレム」が戦場に出てしまえば「巨森の蔦」をキッカー付きで勝負を決めにかかります



「巨森の蔦」



そして、忘れちゃいけないのがこのカード
今、はやりの「呪文滑り」です。



「呪文滑り」


ゴーレム軍団といえども、接合者がいなければただの3/3。
そしてその接合者軍団はみなタフネスが低く、簡単な火力でやられてしまう脆い存在

それを補うために大活躍をしてくれました
また、3色使っているため、マナが揃うまでの壁役にも十分な活躍を披露
2マナで0/4は、スピードのないこのゴーレムデッキには欠かせない存在です。

また、マナサポートとして入っている「極楽鳥」を守るのにも活躍しました。

直樹選手とのコントロールデッキでの対戦では、「堕落した良心」や「破滅の刃」などをほぼ無力化する働きで勝利を収める名脇役を務めました。


そして、マナサポート役にはこのカードたちが取り入れられています。


    
「極楽鳥」               「予言のプリズム」            「バントのオベリスク」




また、先ほど紹介したようにとどめは接合者シリーズで繰り出したゴーレム・トークンを引き連れての「先駆のゴーレム」+「巨森の蔦」のため、先駆のゴーレムを除去されるととても痛い
特に、「破滅の刃」一枚で全滅させられる可能性を持つゴーレムデッキ。

それを防ぐために「苦行主義」が4枚取り入れられています。


「苦行主義」


「巨大化」ではなく「巨森の蔦」が使われているのも「先駆のゴーレム」を対象に取られないようにと採用しました。

「苦行主義」4枚は手札の中で腐る可能性が高く、実際の試合でも手札に腐っている状況もありました。
が、しかし、それでも「先駆のゴーレム」を守る…すなわちゴーレム軍団を守るためには4枚必要だったというところです。




そして、今大会大活躍したのがこのカード


「滞留者ヴェンセール」


出てしまえば毎ターンゴーレムが産み出される状況、さらに、「先駆のゴーレム」が出ていれば毎ターン2体のゴーレムトークンが
盤面はゴーレムで溢れかえりました



ちなみに、このデッキの理想的な流れはこのようになります。


【1ターン目】
   ・森を出し「極楽鳥」をプレイ。

【2ターン目】
   ・土地を出し「呪文滑り」をプレイ。
    (「極楽鳥」及び接合者軍団を守る状況を作り出す。)

【3ターン目】
   ・土地を出し「刃の接合者」(接合者シリーズ)をプレイ。

【4ターン目】
   ・「滞留者ヴェンセール」をプレイ。
    ここから、接合者を除去されていなければ毎ターンゴーレム・トークンが産み出されていく。

となります。



このデッキの弱点は、展開が遅くウィニー系デッキと、「審判の日」などのクリーチャー全体除去に弱い事。

今回は対戦相手にウィニー系がいなかったことで助かりました。
また、全体除去への対抗としては、中盤以降は常に手札に呼びの接合者を持って試合を進めること。
そうすれば、全体除去をうたれても次のターンにはクリーチャーが最低2体出現するため数の優位は確保しやすくなります。





次にサイドボードです。


メインデッキには、マナサポートの枠を作るためクリーチャー除去やアーティファクト破壊が入っていません。

その為、サイドボードはそれらを中心に構成されています。

まずは、クリーチャー除去として「急送」


「急送」


アーティファクト・エンチャント対策に「帰化」



「帰化」



そして、呪文の打ち消しとして「マナ漏出」「取り繕い」

  
「マナ漏出」             「取り繕い」



がサイドボードです。


特に「急送」はこのデッキと相性抜群のため、メインから投入していてもいいカードかもしれません。

また、ウィニー系対策のカードとして全体除去のカードを入れてみても面白いかもしれませんね



ではでは、今日はここまで


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2 コメント

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Unknown (yabuyabu)
2011-08-09 11:21:01
紹介ありがとうございます
これからもがんばってください
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yabuyabuさんへ (直樹)
2011-08-11 00:09:49
コメントありがとうございます!

今後ともよろしくお願いします。
返信する

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