マジック ザ ギャザリング

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第14回大会優勝者デッキ紹介

2011-12-06 23:43:32 | デッキ紹介
こんばんは

今日は、今月行われた「第14回酒嚢飯袋マジック大会」の優勝デッキをご紹介します

今回の優勝デッキは友亮選手の「赤緑ヴァラクート」デッキ
山が5枚揃うまでの道のりは??
徹底分析です


第14回酒嚢飯袋マジック大会・優勝
レガシー
友亮 の「赤緑ヴァラクート」デッキ



クリーチャー12枚

3枚…原始のタイタン(M12)
3枚…ゴブリンの廃墟飛ばし(ZEN)
2枚…猛り狂うベイロス(ZEN)
2枚…板金鎧の土百足(ZEN)
2枚…ムル・ダヤの巫女(ZEN)


スペル26枚

4枚…探検の地図(ZEN)
3枚…破砕(M11)
3枚…地形の融解(SOM)
3枚…耕作(M11)
3枚…不屈の自然(M12)
2枚…火葬(M12)
2枚…稲妻(M11)
2枚…カルニの心臓の探索(ZEN)
2枚…砕土(ZEN)
2枚…探検(WWK)


土地27枚

4枚…溶鉄の尖峰、ヴァラクート(ZEN)
4枚…広漠なる変幻地(M11)
12枚…山
7枚…森


【サイドボード】

4枚…焼却(M11)
4枚…帰化(M12)
3枚…紅蓮地獄(M11)
2枚…リバー・ボア(ZEN)
2枚…トンネルのイグナス(SOM)



今回の優勝デッキは「赤緑ヴァラクートデッキ」

コンセプトはもちろん「ヴァラクート」

説明不要なほどの有名なデッキ「ヴァラクート」は、とにかく早く5枚の山を集めれば勝利が見えるというデッキです。

各カードの役割とともにデッキを分析していきましょう


まずはクリーチャーから見ていきましょう。


クリーチャーは12体です。
ヴァラクートには欠かせない相棒が「原始のタイタン」です。


「原始のタイタン」


戦場に出た時に土地カードを2枚、さらに攻撃した時にも土地カードを2枚戦場に持ってこれるクリーチャー・カード。
基本土地だけじゃなくて「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」もライブラリーから持ってこれるのが素晴らしいです。
3枚しか入っていないのは……3枚しか持っていないからです…
殴って、山持ってきてブロッククリーチャー破壊って動きが素晴らしかった


そして、上陸能力を持ったこのクリーチャー達。

  
「猛り狂うベイロス」              「板金鎧の土百足」

「猛り狂うベイロス」は6マナ6/6ですが、上陸能力がぶっ飛んでます。
土地が出るたび、4/4のクリーチャーが登場しちゃうのはやばいですね。
「不屈の自然」「耕作」「探検」が手札にある時に出せれば、戦場は楽勝モードです。

「板金鎧の土百足」は今回活躍しませんでした。
土地を戦場に持ってくるカードが満載なので、序盤の戦場を支配するように入れていたのですが…
実際の試合ではすぐサイドボードの交換要員になっていました。


そして、今大会大活躍したのがこのゴブリン


「ゴブリンの廃墟飛ばし」


キッカー付きで唱えれば基本土地でない土地一つを破壊して登場するクリーチャー。
各種2色ランドに「幽霊街」などを破壊して、相手の動きを見事に止める活躍をしていました。
対戦相手が「あと一つ土地があれば…」という状況に、追い込んでくれたクリーチャーです。


最後は、「ムル・ダヤの巫女」ですが…


「ムル・ダヤの巫女」

ライブラリーの一番上が土地カードだった場合プレイしてもいいクリーチャーカードで、マナ加速&ヴァラクート出た後の山の補充に入れていたのですが…
まったく活躍しませんでした…

4マナってのも少し使い難かったかな。




次は、スペルです


このデッキに欠かせないのは、なんといってもマナ加速です


  
「耕作」                  「不屈の自然」

  
「砕土」                  「探検」

  
「カルニの心臓の探検」        「探検の地図」




実にマナ加速カードは全部で14枚
土地カードが26枚ありますので、65枚のデッキの内なんと40枚がマナ関係のカードです

そのおかげで・・・


【2ターン目】
2マナで「不屈の自然」
土地=合計3枚(タップ3枚)

【3ターン目】
土地プレイ
土地=4枚(アンタップ4枚)

2マナで「不屈の自然」
土地=5枚(アンタップ2枚・タップ3枚)

2マナで「探検」
追加で土地プレイ
土地=6枚(アンタップ1枚・タップ5枚)

【4ターン目】
6マナで「原始のタイタン」プレイ



と、いう流れが毎回のようにできました。


当然「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」が戦場に出てからは山を持ってきまくりでした。



次は、土地破壊のカード達。

  
「破砕」                    「地形の融解」


ヴァラクートデッキには珍しい土地破壊カード。
これには、このデッキができるまでのお話が必要になる。

なぜならこのデッキは・・・
















最初は、相手の土地を破壊するだけのデッキだった



















からである。


そして、ふっと気付いた。



そこに、たまたま入れていた「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」を見て…


















なんかこのカード強そう



















そして、そこから本格的なヴァラクートデッキへ変化をするのである…


そのなごりがこの2枚の土地破壊カードなのです。

しかし、大会中は「ゴブリンの廃墟飛ばし」と一緒に相手の動きを見事に封じる名脇役として活躍しました。
アーティファクトも破壊できるのは意外といいですよね。

あとは、対戦相手もマナ加速系のデッキで、マナ加速に負けるのが嫌だからって理由も。


次は、火力!!

  
「稲妻」                「火葬」


赤定番の「稲妻」に「火葬」
抜群の安定感で対戦相手のクリーチャーを除去していきました。
戦場にヴァラクートと5枚の山が揃ってからは必要なくなるのでさほど重要ではなかったかもしれないですね。



そして、最後は重要な土地です


「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」


これが無ければ始まらない
山が5枚揃えばもはや勝利したも同然
あとは、土地を持ってくるだけの楽勝ゲームでした



「広漠なる変幻地」

上陸能力との相性抜群の1枚。
1枚で上陸2回分
もちろん、ヴァラクートが出てれば山に早変わり~


今回は、抜群の安定感で友亮選手の「赤緑ヴァラクート」デッキが優勝を収めました

次の大会は、各プレイヤーがヴァラクート対策としてくる事でしょう

それに友亮選手はどのように対応してくるのか

さらなる進化を遂げたヴァラクートでデッキが見られるのでしょうか

楽しみですね。




では、次にサイドボードです



「焼却」

青白クリーチャー対策の定番。
今回は、康選手との対戦でサイドボードインしましたが、「不可視の忍び寄り」の前では無力でした。


「帰化」

定番のアーティファクト・エンチャント対策。

特にヴァラクート対策の力線は怖い。


「紅蓮地獄」

速攻に弱い展開なので、速攻系のデッキ対策に。
今回は出番なし。


「リバー・ボア」

序盤の時間稼ぎが必要な時や、タイタンやヴァラクートが対策されていた時はこっそり島渡りでこつこつと・・・



「トンネルのイグナス」

対戦相手がマナ加速系のデッキだったり、ヴァラクートデッキだった場合のミラーマッチ対策。
あまり巷では見ないカードだけに、活躍もしなかった。




おまけにこのデッキのマナ・カーブをお載せします










ではでは、今日はこの辺で

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