マジック ザ ギャザリング

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第13回大会優勝者デッキ紹介

2011-08-26 11:52:56 | デッキ紹介
こんにちは

今日は、今月行われた「第13回酒嚢飯袋マジック大会」の優勝デッキをご紹介します

第12回大会で使用したデッキに改良を加え挑んだデッキはどのようになっているのか
徹底分析です


第13回酒嚢飯袋マジック大会・優勝
レガシー
直樹 の「青黒コントロール」デッキ



クリーチャー6枚

2枚…復讐に燃えたファラオ
2枚…グール・ドラズの死霊
2枚…カターリの残影


スペル34枚

2枚…ソリン・マルコフ
1枚…ジェイス・ベレレン

4枚…蔑み
4枚…現実の否定
3枚…乱動への突入
3枚…精神の葬送
3枚…思案
2枚…マナ漏出
2枚…否認
2枚…剥奪
2枚…苦悶のねじれ
2枚…ギタクシア派の調査
2枚…法務官の掌握
2枚…消耗の蒸気


土地25枚

4枚…ジュワー島の隠れ家
3枚…水没した地下墓地
10枚…島
8枚…沼


【サイドボード】

4枚…外科的摘出
2枚…瞬間凍結
2枚…陰惨な再演
2枚…喉首狙い
2枚…虐殺のワーム
2枚…薄暮の小僧
1枚…引き裂かれし永劫、エムラクール



今回の優勝デッキは「青黒コントロールデッキ」

コンセプトは「コントロール」

序盤は手札破壊カード&打ち消し系で相手の動きを封じフィニッシャーの「復讐に燃えたファラオ」を登場させるデッキ。

各カードの役割とともにデッキを分析していきましょう


まずはクリーチャーから見ていきましょう。


クリーチャーは6体です。
このデッキのフィニッシャーとなるのは「復讐に燃えたファラオ」です。


「復讐に燃えたファラオ」


数少ないクリーチャーを除去されても、墓地から這い上がってきてくれるこのカード。
さらに、這い上がってくる途中で攻撃クリーチャーを除去してくれるのもありがたい存在です。
友亮選手との対戦ではこのカードで4回殴って勝利しました

そして中盤に相手の動きを制限してくれるのが「グール・ドラズの死霊」です。


「グール・ドラズの死霊」

4マナ2/2と初期サイズは小さいですが、相手の手札にカードが無い場合は+3/+3の修整を受けれるカード。
「蔑み」で手札を減らしてからの攻撃で効果を発揮しました。
ただし、中盤以降は対戦相手が手札に不要な土地を溜めてしまうため序盤~中盤に手札に来ないとあまり使えない存在でした。


そして、前大会の反省をもとに新たにデッキ投入したカードが「カターリの残影」です。


「カターリの残影」


最下位になった前大会の反省点の一つとして、展開速度が遅い点が挙げられました。
それの解消に目をつけたのが「続唱能力」です。

続唱能力を知らない方は以前のマジック講座「続唱」をご覧ください。


続唱の導入として「カターリの残影」「現実の否定」を入れました。
結果は、続唱で「精神の葬送」を引くことが多く結果としてライブラリーアウトにて勝てる状況が増えました
また、「カターリの残影」は飛行+再生を持っているため、壁役としても大活躍をしてくれたカードです。



次に、プレインズウォーカーを見ていきましょう


「ソリン・マルコフ」

前回の反省点からクリーチャー除去を大幅に減らしました。
その為、ウィニー系のデッキには結構殴られ放題になりそうな予感がしていたため、ライフ回復能力を持つ「ソリン・マルコフ」を投入しました。

…と、いうかライフ回復方法は他にもいっぱいあるのですが、単にソリンを使ってみたかっただけです、、、2体揃ったんで…


「ジェイス・ベレレン」

手札補充をするために入れた「ジェイス・ベレレン」でしたが、「精神の葬送」とのタッグでライブラリーアウトを3度も引き起こしてくれました
ってか、もはやコントロールデッキと言うよりは、ライブラリー破壊デッキになった感じが…




次は、スペルです




「精神の葬送」


なんと言っても、今大会で大活躍したのが「精神の葬送」です
4試合を行ったのですが、そのうち3試合はライブラリーアウトによる勝利

続唱カードを入れたことにより、登場しやすくなった事と、「ジェイス・ベレレン」が導入されたことも大きかったでしょう。
康選手との対戦では2枚使って投了させました



「蔑み」

手札破壊カードはこの「蔑み」だけですが、効果は抜群
康選手との対戦では貴重なクリーチャーを、友亮選手との対戦では「ソリン・マルコフ」を墓地に送ることができました



「思案」

通常は「定業」が採用されますが、今回は続唱能力によって「復讐に燃えたファラオ」や「ソリン・マルコフ」がライブラリーの底へ行ったしまった時にシャッフルできるカードがほしくて「思案」にしました。


  
「現実の否定」             「乱動への突入」

前回大会の反省点にクリーチャー除去が多すぎたことが挙げられました。
なので、今回はクリーチャー除去の枚数を大幅に減らし、パーマネントをバウンスできるカードを投入
康選手との対戦ではレベルアップしたクリーチャーを手札に戻せるなど、相性バッチリの採用となりました。


    
「マナ漏出」               「否認」                「剥奪」

コントロールデッキに欠かせない打ち消し系のカード達。
「剥奪」は「ジュワー島の隠れ家」とのプチコンボが良かった
1マナを打ち消せる「精神的つまづき」を採用していたら軽量吸血鬼軍団や「訓練場」を手軽に打ち消せていたかもしれない。



「法務官の掌握」

あまり、大会などでは見ないカードなのだけれど使ってみると意外とおもしろい
まずは、相手のデッキを完全に把握できちゃう点が素晴らしい
特に友達同士の対戦だと最近のはやりとか関係なしに奇抜なデッキで来るもんだから、結構役に立つ。

そして、今回は対戦相手が黒を使っていたこともあり、抜いたカードが思いっきり使えたがやっぱり大きい
友亮選手との対戦では「マラキールの門番」、康選手との対戦では「カラストリアの血の長、ドラーナ」を自分の物にしました。



「ギタクシア派の調査」

相手の手札を見つつ、何を打ち消すかを考慮するために入れましたが、「法務官の掌握」があったためドロー要因として活躍した感じ。


  
「苦悶のねじれ」              「消耗の蒸気」

数少ないクリーチャー除去カード達。
「ソリン・マルコフ」の投入理由同様、「消耗の蒸気」はライフ回復があるのがありがたい。
「苦悶のねじれ」は実質2体の攻撃を無力化してくれるようなもので、ウィニー系だった吸血鬼デッキには活躍できました



では、最後にサイドボードです



「外科的摘出」

前回大会同様、「精神の葬送」で墓地に落ちたカードから「外科的摘出」や、打ち消しで墓地に落ちてからの「外科的摘出」を狙うカード。
しかし、今大会はフィニッシャーと言えるような核となるカードが対戦相手のデッキに無かったことや、メインデッキで十分勝利できそうだったことから投入は無かった。


「瞬間凍結」

定番の赤火力対策。


「陰惨な再演」

「精神の葬送」で墓地に落ちた大型クリーチャーを使用する為のカードだったが、相手のデッキにこれといったクリーチャーがいなかった事と、「法務官の掌握」で十分対処できたので未投入。



「喉首狙い」

クリーチャー除去の必要性が感じられた場合に投入するカード。ウィニー系だった友亮選手との対戦では投入。


「虐殺のワーム」

「復讐に燃えたファラオ」との交換要員で対戦相手が軽量クリーチャーを並べてくるデッキ用。
戦場に出た時に相手のクリーチャーを-2/-2してくれる頼もしいカード
マナ拘束がきつめだが、吸血鬼軍団相手に今年の日本選手権を彷彿とさせる一掃劇を見せてくれた


「薄暮の小僧」

クリーチャー除去が必要無い対戦相手への交換要員。
一度攻撃かブロックしてしまえばカードアドバンテージが稼げるのが地味にうれしい。
3マナ4/3とサイズもそれなりだが、攻撃やブロックした場合は-1/-1カウンターが乗ってからのダメージ計算のため要注意



「引き裂かれし永劫、エムラクール」

今話題のイケメンジェイスこと「記憶の熟達者、ジェイス」対策。





前回の反省点を改善し、見事最下位からチャンピオンに返り咲いた直樹選手

クリーチャー除去を減らした為、康選手との対戦では「ひずみの一撃」をつけての攻撃にライフは2点まで削られました
サイドボードにはクリーチャー対策のカードを投入してもいいかも知れません。

また、「リリアナ・ヴェス」を投入し続唱能力を強化しても面白いデッキになりそうですね


ではでは、今日はこの辺で


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