マジック ザ ギャザリング

清酒!!酒嚢飯袋のマジック ザ ギャザリングに関するブログ

第5回大会優勝者デッキ紹介…パート1

2011-01-16 13:03:13 | デッキ紹介
こんにちは


今日は、今月行われた第5回酒嚢飯袋マジック大会の優勝者デッキを紹介したいと思います。

優勝者のデッキはどのように作られたのか
前人未到の3連覇を成し遂げた直樹選手のデッキはどのようになっていたのか
2連覇を遂げたデッキとは違うデッキですが、4勝1敗という好成績で優勝をしました。

どのように勝利を収めたのか!
また、敗戦した要因は何だったのか!

いろいろ探ってみましょう


第5回優勝者デッキ
青赤変身デッキ



【クリーチャー】8枚

1枚…15マナ…引き裂かれ永劫、エムラクール
1枚…7マナ…山背骨のドラゴン
1枚…6マナ…鋼のヘルカイト
1枚…6マナ…シヴ山のドラゴン
1枚…6マナ…蔵製錬のドラゴン
1枚…6マナ…降る星、流星
1枚…6マナ…炎破のドラゴン
1枚…5マナ…溜め込むドラゴン

【スペル】31枚

3枚…6マナ…集団変身
4枚…4マナ…変身
4枚…4マナ…巣穴からの総出
4枚…3マナ…煮えたぎる歌
2枚…3マナ…夢での貯え
1枚…3マナ…反逆の行動
4枚…2マナ…産卵の息
4枚…2マナ…群れの誕生
3枚…2マナ…発熱の儀式
2枚…2マナ…マナ漏出

【アーティファクト】2枚

1枚…3マナ…サーペイディアの諸帝国史、第七巻
1枚…1マナ…不死の霊薬

【土地】24枚

9枚…島
9枚…山
4枚…広漠なる変幻地
1枚…戦慄の彫像
1枚…沸騰する小湖



合計65枚

※サイドボードは後日記載

デッキは以上の65枚にて構築されています。


ではでは、このデッキの勝利の方程式は

当然キーカードは「変身」「集団変身」となります。

 

そして、ドラゴンクリーチャーを戦場に出すという流れです。
その為、クリーチャーにはフィニッシャーしか入っていません、最低で5マナです。
「引き裂かれし永劫、エムラクール」が出せればもはや勝負は決まったようなもの。
相手の戦意喪失もいいところです(笑)



では、理想とする流れを説明すると…


・1ターン目
 山を出す

・2ターン目
 島を出す。
 相手のターンエンドに「産卵の息」で相手のクリーチャー退治&自軍に落とし子トークン。

・3ターン目
 山を出す
 「煮えたぎる歌」を使用。さらに「発熱の儀式」使用(合計6マナ)
 「群れの誕生」を使用。「巣穴からの総出」使用、ストーム3。
 この時点での自軍クリーチャー=落とし子トークン×4体、ゴブリントークン×8体。
 ※相手攻撃クリーチャーへのブロック要因にはゴブリントークンを使用。クリーチャー数11体。

・4ターン目
 土地から3マナ+落としトークン3体を使い「集団変身」使用(対象クリーチャー数8体)。
 デッキには8体のクリーチャーしかいないため、全てのクリーチャーが戦場に登場します。

・5ターン目
 殴り勝つのみ。


これがこのデッキでの最も早く勝負を決めるパターンになります。


が、しかし。
これはあくまで理想系。
相手の出方とかはほぼ無視です(笑)。

ちなみに、4ターン目の相手のターンで「神の怒り」とかやられたらほぼ負けます(笑)
一応、「不死の霊薬」を入れてはありますが、気休めにしかなりません。

 

なので、実際は1体づつの「変身」か2・3体での「集団変身」をするのがいいでしょう。

また、3ターン目に「紅蓮地獄」などの全体ダメージをやられても手痛いことに。
なんたって、トークンみんなタフネス1ですから…



上記のようなパターンがこのデッキの勝利の方程式になります。

トークンを生成してからの「変身」。
ポイントは…

 ・トークンの生成
 ・変身


の、この2点。

トークン生成でのプチコンボとして「産卵の息」+「群れの誕生」が入れてあります。

 

落とし子トークンをコントロールしていればさらに3体の落とし子トークンを産み出せる「群れの誕生」。
「産卵の息」はインスタントの為、相手ターンでの発動も可能。
0/1ではありますが、実質3ターン目には土地2枚で4体のクリーチャーが戦場に出ることになります。
マナ加速にも十分使用できるコンボだと僕は思います。

さらにトークン生成でのキーカードが「巣穴からの総出」。
公式大会などでも使用されていたためご存じの方も多いかと思います、ストーム付きのこのカード。



もちろん、使用時はストームを最大限に生かす必要性があります。
理想的な勝ち方で見せたような使用方法が現実的なものになります。

「発熱の儀式」→「煮えたぎる歌」→「巣穴からの総出」

これで、ストーム2の1/1トークン6体。
間に「不死の霊薬」を挟んでみたり、もういっちょ「発熱の儀式」を挟んでみたりしたらストーム数は膨れあがります。
また、ストームが対象とするのは自分が唱えた呪文だけでは無い為、相手がどっかでインスタント呪文を挟んでこればその分ストーム数はあがります。

「巣穴からの総出」もマナが余り始める終盤以降ではかなりの決めカードになります。
「変身」がことごとく阻止された時の第二の切り札です。

今回は、「変身」を念頭に置いたデッキ構築になっているので「巣穴からの総出」を優先的に考えるなら、待機能力を持つカードや反復能力を持つカードを入れるといいでしょう
または、続唱能力を持つカードを入れても面白いかもしれません


勝ちパターンは上記のものですが、このデッキの弱さ、負けパターンはどうなのか。
大地さんとの敗戦試合を振り返ってみましょう。

まずは、勝利の方程式通りの展開に持ち込めました
そして、変身…を打ち消されました
しかし、手札には集団変身が…これは通りました。

戦場には、2体のドラゴンが
ターンエンドに「解呪」で「鋼のヘルカイト」を破壊されました。
そして、次のターンの攻撃時に「送還」で手札に戻されました。

マナが足らず戻されたクリーチャーを召喚できない状態。

しかし、巣穴からの総出をストーム3で唱え、戦場には8体のゴブリントークン

一回目の攻撃は通ってプレイヤーに8点。
後2回…ってところでまさかの「守護熾天使」を大地選手が召喚



身動き取れず…

そのまま、大地選手の「守護熾天使」での殴り勝ち。

と、いうことで敗戦しました。
今回の状況を打破するためにはやはり「守護熾天使」の除去が重要だったのでしょう。
「反逆の行動」「変身」等のクリーチャー除去は入っていましたが、それだけでは不十分。
青特有の打ち消し系「対抗呪文」、赤の「炎の斬りつけ」等も必要だったと思われます。

 

以上が、大会考察になります。

と、とりあえず今日はここまで

画像いっぱい載せたからかパソコンの動きが遅くなってきました(笑)
次回はデッキに入っているカードの個々の紹介をしていきます。

何か質問がある方はお気軽にコメント欄にてどうぞ

続く…

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