SEISHOBRASS

静岡商業高校音楽部ブログ

2012-06-20 22:57:21 | インポート
どうすれば、どう言えば、生徒たちが自主的に音楽を模索するようになるのか考えています。
言われたことはする、しかし、自分がこうしたいという演奏はない。ただ楽譜にある音をなぞるのみ。自信がないのかわからないのか、それさえもわからない。
どうしたらいいのでしょうか。
顧問

準備不足の演奏

2012-06-17 23:54:28 | インポート
今日は電卓検定があったため午後からの部活動でした。
今年の課題曲「さくらのうた」は最高に難しい課題曲です。テクニックやはったりで切り抜けるなどのごまかしが通用しない、「音」そして「表現力」の問われる曲です。
今日の合奏の中で、アーティキュレーションがあいまいだった生徒に「なぜ、そう演奏したのか?」と質問してみました。答えは「準備不足でした」。もっとも適切な言葉でした。まだまだ、受け身の演奏であり、人からの指示で出す音にしかすぎません。この曲を通して生徒たちに自ら考え、自ら演奏する力をつけさせたいと切に思います。決してこの難題から逃げてしまうようにさせたくありません。
「演奏=人に聴いてもらうこと(人が聴いている)」ということを意識してもらいたいです。
顧問

6月は日曜日が検定試験

2012-06-17 00:34:47 | インポート
金曜日にティンパニーの修理をしました。東京のマチュアパーカッションの田中さんに学校にお越しいただき作業をしてもらいました。
ティンパニーをたたいた時にビビリ音がかなり聞こえたための修理です。原因はカマとヘッドの間のパーツを止めているリベットが緩み、振動しているためでした。
ドリルでリベットを取り除き、改めてリベットを打ちなおす外科的な修理でした。あとワイヤーバランスの調整や補助ブレーキなどの修理もしてもらい3時間くらいかかりましたが、やってよかったと思いました。パーカッション修理は東京での需要が高く、多くの学校でヘッドをかえる都度、調整メンテナンスをしてもらっているそうです。田中さんは静岡県には久しぶりに来たと言っていました。
練習は課題曲を中心にやっています。合奏で指揮者の意向を生徒に伝え、どんどん手を入れて統一感のある音楽にしていきたいです。このところの合奏で意識していることは、だいぶ以前に影響を受けた北村源三先生の教えです。クラッシックの編曲作品を自由曲にしたとき、音へのアプローチの仕方、音楽のとらえ方など、目からうろこが落ちる感覚で先生のお言葉を聞きました。その時のメモを頼りに初心に戻って音楽指導をしています。
このところ生徒たちの演奏が少しずつではあるが変わってきたようにも感じられます。6月は日曜日が検定試験で合奏時間が思うように取れずに歯がゆいです。
顧問

妥協しないのは…

2012-06-15 01:03:21 | インポート
久しぶりに厳しい指摘を連発する合奏でした。
決して声を荒立てたりするわけではないのですが、生徒にとっては厳しい内容の指摘だったと思います。
このところ、音を出すことの緊張感を求めず、生徒たちの気持ちが萎縮しないようにしないように気を使って合奏してきました。なるべく傷つけずにのせてのせて。
しかし、思うところがあって、少し指導に変化をくわえてみました。私自身にはこれまで以上のストレスが加わるかもしれませんが、生徒の精神面での成長を期待して、妥協をしない姿勢を見せつけました。生徒たちも触れてほしくない自分たちの部分を言われるのは、嫌なので、こちらも避けて行きたいところなのですが、あえて言わせてもらいます。きっと生徒は自分で悪いところを修正し、気持ちも立ち直ってくれると信じています。
なにより、私の生徒たちが良い演奏を自らしてくれるものと信じ、自信を持って指揮を振っています。
顧問