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自殺は身近に

2017-04-17 16:46:09 | 社会問題紹介批評
共同通信の配信です

本気で自殺考えた23・6%
 厚労省調査、12年から微増
 行政対策の認知度低く

 成人男女のうち本気で自殺したいと考えたことがある人が23・6%に上ることが2
1日、厚生労働省の「自殺対策に関する意識調査」で分かった。2012年の前回調査
から0・2ポイント増。年代別では50代が最多だった。相談ダイヤルなど行政による
対策への認知度が低い現状も判明。政府は今夏に新たな自殺総合対策大綱を閣議決定す
る予定で、厚労省は「相談事業の周知や、職場のメンタルヘルス対策を一層推進したい
」としている。
 調査は昨年10月に実施。全国の20歳以上の男女3千人を対象とし、2019人か
ら回答を得た。その結果、本気で自殺を考えた経験があるとした人は女性が25・6%
で、男性21・4%。年代別では50代が30・1%で最も多く、30代が28・7%
、40代が24・3%、20代が23・0%と続いた。60代は20・2%、70歳以
上は19・1%だった。
 このうち、最近1年間に自殺したいと考えたことがあるのは18・9%。
 自殺を考えた時、どう乗り越えたかを複数回答で聞いた結果、「趣味や仕事などで気
を紛らわせるよう努めた」(36・7%)、「家族や友人、同僚に悩みを聞いてもらっ
た」(32・1%)などの回答が多かった。
 一方、行政などの自殺対策の内容を知っているかどうかも質問。「こころの健康相談
統一ダイヤル」が6・9%、「自殺予防週間や自殺対策強化月間」は5・0%、「自殺
対策基本法」は1・7%といずれも低く、認知度不足が課題として浮かんだ。今後必要
な自殺対策(複数回答)は「子どもの自殺予防」が59・9%で最多。「相談窓口設置
」51・2%、「職場のメンタルヘルス対策」が47・2%だった。
 警察庁の集計(速報値)では、昨年1年間の全国の自殺者は2万1764人で7年連
続減少。

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