イメージＤＶＤの功罪

今日は休日で時間があるので、久しぶりに長文を。。。

自分はＤＶＤ発売情報を告知するサイトを運営していながら、ＤＶＤ発売に対して否定的な
発言をこのブログで度々してきました。
なんか矛盾してますね。一番自分が感じてます。はい。
でも、一応ジュニアアイドルファンの端くれとして、考えることが多少あります。

一点は業者側の面。
自分は業界人でもなんでもないので詳しいことは分かりませんが、これだけジュニアアイドル
ＤＶＤに参入する業者が多いということは、それだけ儲かるジャンルなんでしょうね。
参入業者が増えるに比例して質の低いＤＶＤも増えてきました。タレントの魅力も引き出せずに、
あからさまに露出に頼り、低俗な「狙った」映像ばかりのＤＶＤ。下手なカメラワークで
たいした編集もないＤＶＤ。そんなのが増えてきました。
まぁ、今に始まったことではありませんが、最近は特に顕著になってきた気がします。
最近は、法律すれすれ＆実際に発売禁止になりかけてるＤＶＤもちらほら？
現実問題そういったＤＶＤが売れてしまうので業者もそれを発売し「需要と供給が合致している」
といわれたら、返す言葉はありません。が、こんな状態で、益々一般の目は遠ざかり
ますます「一部のマニア向け市場」になり、一般に名前を売ることが困難になっているのが
残念でなりません。
そのような粗悪乱造のなかで、質の良いＤＶＤを探すのに苦労するようになってきました。
そんななかで、しほの涼ちゃんのウクレレはしっかり丁寧に作りこまれ、本人の魅力も充分に
引き出されていて、自分の中で久々の良作でした。
現実問題「出せば売れる」涼ちゃんのＤＶＤをこれだけシッカリ造りこむのは、感心しました。
こういった作品が増えてくれれば、ジュニアアイドルのイメージアップにつながり、
一般の「U-15ブーム」への白い目も少しは改善と思うんですけどねぇ。

もう一点はタレント事務所＆タレント本人の面。
参入業者も増えてＤＶＤ発売の敷居が低くなり比較的簡単にＤＶＤを出せるようになった昨今。
これは良い面でもありますが、そのＤＶＤが良くも悪くも「売れて利益が出る」ため、
安易にＤＶＤを出し続けることに盲目する事務所さん＆それを容認するタレントさんと親御さんが
増えてきた感じがします。
将来の目標ためのレッスン、自身のレベルアップをする時間も無く、学校も休み、ＤＶＤ撮影・
イベントに忙殺。身に付いたのは撮影者の欲求を満たすセクシーなポーズのとり方と、
ファンの上手なあしらい方。そして、過激なポーズのイメージの定着。
まぁ、本人が小中学生のときから、そういったセクシータレントを目指しているのであれば、
それはそれでＯＫですがね。
女優志望で素質もあるのに、そうゆうＤＶＤを出し続けて、それに忙殺し演技のお仕事が
出来ないでいるタレントさん。そうゆうのを見ると、こっちも辛くなってきます。
事務所さんは小中学生のタレントで安易に商売に走らずに、もっと長期的視野にたって
「タレントの才能を育てる」ことに重きを置いて欲しいなぁと感じる昨今です。

なんだか何を言いたいのか自分でも分からなくなってしまいましたが、そんなところです。
いろんなアイドルファンのブログを巡回しても、こんなことを書いている人は皆無で、
こう感じているのは少数派かと思う時が多々ありますが、お１人でも共感していただける方が
いれば、今後サイトを運営していく上でも励みになります。