一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

シニア世代

2016-10-16 07:34:47 | Weblog


         昨日のブログで古稀を超えた世代を「枯葉期」と
         いって気になっていたが、
         「シニア世代」が妥当かもしれない。

         そのシニア世代、なかなか難しい。

         散歩の途中、道路から少し引っ込んだところに
         新築の家があった。
         ちょっと普通の家にしては駐車場が広いし、造りも
         変わっているなと思っていたら、民間のディサービス
         施設だと分かった。

         夏ごろから高齢者を送り迎えする車が出入りしていて、
         朝と夕方、ヘルパーさんに手を取られて車に乗り降り
         する高齢者の女性の姿が見られた。
    
         なぜか女性ばかりで男性の高齢者は見かけない。
         たまたま私が見かけたのが女性だったのかもしれない
         が、男性の高齢者はこういうところには来たがらない
         のだろうか。

         あるいは他の理由があるのかどうか、真相は定かでは
         ない。

         高齢者のディサービスとあって、私も前を通るときは
         なんとなく気にして見ているのだが、
         時折、歌なんかうたっているのが聞こえる。
         夏場は窓を開け放していたので、テーブルに折り紙
         らしきものがあるのがちらっと見えたりした。

         私は自分がそういう立場になったらどうだろう、と
         考える。
         折り紙は鶴も折れないし、
         「さあ、童謡をうたいましょう」
         といわれても素直に従えるかどうか。

         そういえばちょっと前に78歳の女性が
         〈私は怒っている〉というタイトルで投稿していた。
         記事によると、
         役所に用事があって出かけたのだが、間違えて一日
         早く行ってしまった。
         窓口の対応は、
         「おばあちゃん、登録は明日ですよ。いい? 
          明日ですからね。間違えないでね。大丈夫?」
         と幼児にでも話すような言葉であった。

         それに激昂しているのである。
         文字で書くとニュアンスが伝わりにくいが、
         その様子は手に取るように分かる。

         その女性の言い分はこうだ。
         78歳といっても何でも自分でしている。
         確かに日にちを間違えたのは悪いが、何も幼稚園児
         にいうような言葉つかいをしなくてもいいではない
         か。

         まあ、女性の自尊心がおおいに傷つけられた、と
         いうことではないだろうか。
         こういうことで、自立した高齢者が自信をなくす
         ことはよくあることだ。

         係員にしても悪気があったわけではないだろう。
         しかし、見た目で高齢者をうとんじたり、軽く
         あしらったりする場面もないではない。

         それを防ぐにはどうすればいいのか。
         どっぷりとシニア世代に浸かっている私だが、
         なかなか悩みは尽きない。


         ※ 通りすがりに見た畑のほうき草

         

         
         
         
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