一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

たかが歩き方、されど……

2018-02-17 08:07:24 | 雑記



         冬季オリンピックもたけなわ、
         連日、選手の身体能力には驚かされている。

         極限まで追いつめた努力と鍛錬、
         もはや人間技の範囲を超越しているとしか思えない。
            
         ふと、
         わが身を振りかえれば、
         年々あやうくなる足元。

         人は足から衰えるのではないかと思うほどだ。

         もともと歩くのは好きな方だが、
         運動というより、
         ぼーっとして何か考えごとをしながら歩くのが好き。

         ところが、
         一定の年齢を過ぎたら
        (つまり老いを感じるようになったら)
         意識して歩くことも必要なのだという。

         先日、
         TVの健康番組をみていて知ったことだが、
         靴底をみて、その人の歩き方が分かるらしい。

         片足に偏っている人、
         偏平足の人、
         姿勢のわるい人、
         腰痛や肩こりなど、トラブルを持っている人、
         等々。

         正しい歩き方をしている人は、
         かかとと、足指(つま先)が減っているのだそうだ。

         早速、自分のスニーカーを裏返してみると、
         全体に右足の減りかたが多い。
         更に、
         かかとは両足ともに同じくらいに減っているのだが、
         つま先はほとんど減っていない。

         つまり、
         歩くとき、足指の蹴り方が弱いか、
         ほとんど蹴っていないのではないだろうか。

         ああ、それで、
         歩き方が遅くて、どんどん人に抜かれるのだ
         と、やっと納得した。

         しかし、
         たかが歩き方、されど歩き方。
   
         何十年も続けて習慣化した歩きは
         そうすぐには変わらない。

         やはり、
         これからは少し意識して歩ことも必要なのだろう。

         かかとから着地して、
         足指で蹴って歩く。

         いまさらながら、
         歩くって、
         難しい。
         
      

         
         
         

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