京都ぶらり女の1人旅

京都ぶらり女の1旅社寺散策・観光祭他

京都 随心院

2017年06月23日 | 京都ぶらり女の1人旅

「小野小町」

花の色は移りにけりな いたづらに

  わが身世にふる ながめせし間に

 


一千有余年の時を経て 人々を魅了し続ける 謎の美女 小野小町


西に東山丘陵、東に醍醐山などの山並みを望む山科盆地。

平安時代には貴族たちの遊猟場でした。

その南部に位置する随心院。

平安時代初期、当代一流の歌人で絶世の美女と謳われた小野小町が、晩年を過ごしたと伝わるお寺です。

創建は正暦2(991)年。

仁海(にんがい)僧正を開基とする、真言宗善通寺派の大本山です。

往時には壮麗な七堂伽藍を構えましたが、承久の乱や応仁の乱など度重なる戦火により諸堂は焼失。

現在の本堂は慶長4(1599)年の再建で、薬医門や玄関、書院などは江戸時代初期から中期に建立されました。

奥書院を飾る狩野派の襖絵をはじめ、随所に施された絵図が見事。

また、苔に覆われた坪庭や白壁が清々しく、どこか女性的な奥ゆかしさを感じさせます。

御本尊は、本堂内・須弥壇の中央に安置されている如意輪観音菩薩坐像。

ほかに、重要文化財である定朝作の阿弥陀如来坐像、快慶作の金剛薩たさった)坐像など貴重な諸仏が一堂に並びます。

『花の色はうつりにけりないたづらにわが身世るながめせしまに』この小倉百人一首の一句を詠んだ小野小町は、生没年も定かではないという謎の女性。

仁寿2(852)年、宮仕えを終えてこの地に退いたのは30歳を過ぎた頃といわれています。

有名な「深草少将の百夜通(ももよがよい)」の舞台もここ。

小町を想って毎夜通い続けた少将が、九十九日目の夜にこの世を去ってしまうという伝説です。

化粧(けわい)の井戸

小町文塚

境内には、朝夕の化粧に使用したという「化粧の井戸」や千束の文を埋めたと伝わる「文塚」などの遺跡も。

さまざまな伝説を持つ謎多き小町に思いを巡らせながら、散策するのもおすすめです。
 随心院梅園

アクセス
  
地下鉄東西線小野駅から徒歩5分

電車での御来院

 -烏丸御池から電車で18分

 -京都駅から電車で25分


車での御来院

 -京都東ICから10分

 -駐車場有り(無料) 大型駐車可能


拝観料
 
無料(本堂拝観400円)

※小野梅園は3月1日~31日公開(入園料400円)
 

参拝時間
 
9:00~16:30
 
 
お問い合せ:075-571-0025
 


詳しくは:http://www.zuishinin.or.jp/


 


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京都 六角堂(いけばな発祥の地)

2017年06月22日 | 京都ぶらり女の1人旅

聖徳太子創建のお寺

聖徳太子が幼い頃、淡路島の岩屋に小さな唐櫃が流れ着き、太子が蓋を開けると中から黄金でできた一寸八分の如意輪観音の像が出てきました。

そこで太子は、自分の持仏として大切にしました。

そのころ太子は物部守屋と争っていたので、如意輪観音に勝利を祈り、「勝たせていただければ、四天王寺を建立いたします」と誓いを立てました。

勝利をおさめた太子は、用明天皇2年(587年)、大阪四天王寺建立のための用材を求めてこの地に来られました。

ある日、泉のかたわらにある多良の木の枝に護持仏をかけて沐浴をされ、終わって仏を手に戻そうとされたが、どういうわけか、枝から離れません。

その夜、「お前の守り本尊となってから、すでに7世が過ぎた。

これからは、この場所にとどまって衆生の救済に当たりたい」、という仏のお告げを夢で見られました。

信仰心篤い太子は、ここにお堂を建てようと決心しました。

そこへ一人の老翁がやってきたので、「この辺りに観音のお堂を建てるにふさわしい木はないか」と尋ねました。

老翁は「この近くに杉の巨木があります。

毎朝紫の雲がたなびく霊木です。

あの木を使うとよいでしょう」と言って去りました。

老翁に教えられた場所に行くと、一本の杉の木があったので、それを伐ってこの地に六角の御堂を建てて護持仏を安置されたと伝えられます。

寺号は紫雲山頂法寺。

「六角さん」の名称で、京の町の人々から親しまれています。


いけばなの発祥の地

六角堂の北面に、太子が沐浴されたと伝えられる池跡がありますが、この池のほとりに小野妹子を始祖と伝える僧侶の住坊があったので「池坊」と呼ばれるようになりました。

池坊の祖先は、朝夕宝前に花を供えてきましたが、ついには代々いけばなの名手として知られるようになり、いけばながひろがりました。

現在は、いけばな研修のための道場・教室、また、業務の統括のために華道家元池坊総務所があり、各地の教授者との連絡、交流、指導が行われています。

また、いけばな文化発展のために財団法人池坊華道会があり、池坊華道のもつ「和」の精神のもとに、いけばなの発展に全力を注いでいます。


西国三十三所、十八番札所


六角堂は「西国三十三所巡礼」の十八番目の札所です。

また、「洛陽三十三所巡礼」の一番目の札所でもあり、聖徳太子の護持仏と伝えられる『如意輪観音菩薩』を本尊として全国から信仰を集め、全国各地から多くの方が巡礼に訪れています。

また、愛称で呼ばれるお寺の集まった「通称寺の会」に六角堂も属しており、通称寺を巡る旅も人気があります。


ここが、京の都のど真ん中

六角堂の東門を入ったところの敷石の中央に、奇妙な形をした石があります。

円い穴があいており、これを「へそ石」、あるいは「本堂古跡の石」といいます。

もとは門前の六角通りにあったのを、明治のはじめに、ここに移したものですが、かつてここが京都の中心地だったので『へそ石』と呼ばれました。

惜しいことに寺は創建されて以来、しばしば火災にあい、現在の建物は明治初期の再建ですが、寺地は往古のままで、「へそ石」は発展した京都の中心として、今でも古都と華道の要となっています。

平安時代から霊験をたたえた記録や説話も数多く残されています。

平安遷都のおり、六角堂の所在が道路の中央にあたったので、桓武天皇の勅使が出向いて六角堂に向かってお願いしました。

「この土地を離れたくないとおぼしめしならば、どうか、南北いずれなりとも、お移りいただきたい」。

すると、にわかに天がかき雲って怪しい風が起こりました。

さては観音さまがお怒りになったかと思ううちに、六角堂がひとりでに5丈(15m)ばかり北へ退いたといいます。


アクセス

市バス「烏丸三条」バス停から徒歩2分

市バス「烏丸御池」バス停から徒歩4分

市バス「四条烏丸」バス停から徒歩5分


拝観時間

6:00?17:00(納経時間 8:00?17:00)

拝観料

無料(境内自由)

住所

京都市中京区六角通東洞院西入 池坊11F

TEL 075-221-2686(平日9:00~17:00)

 


http://www.e-kyoto.net/


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京都市内各神社・夏越祓(なごしのはらい)6月25日~30日

2017年06月21日 | 京都ぶらり女の1人旅

 

京都に堪らぬ猛暑が来る前に京都旅行をお勧めします。

今回は夏越祓(なごしのはらい)を紹介します。


半年間の罪や穢れを払い(リセット)、残り半年を無事に過ごせるようにと祈る行事です。

6月30日は一年間の折り返しにあたる日。

この日、京都の主な神社では大きな「茅の輪」を社頭に飾り、その茅の輪をくぐると無病息災・悪厄退散になると伝えられています。

またこの日、関西ではまじないとして「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。

このお菓子は、むかし貴重であった「氷」のかたちをなぞった物といわれています。

 


夏越祓で7月1日~12月31日を折り返そう


京都は盆地という土地柄、夏の暑さは日本でも有数の厳しさを誇ります。

それゆえに「夏越祓」は重要な儀式だったのかもしれません。

そんな夏を乗り越え、1年の後半を元気に過ごすための儀式として、古来から脈々と受け継がれてきた「夏越祓」。

初詣は日本人なら誰しも行くものですが、1年の折り返し地点、「夏越祓」でまた神社をお詣りに足を運んで見てはい如何ですか。


北野天満宮・夏越祓(なごしのはらい)

車折神社・夏越祓(なごしのはらい)

貴船神社・夏越祓(なごしのはらい)

白峯神社・夏越祓(なごしのはらい)

城南宮・夏越祓(なごしのはらい)

梅宮大社・夏越祓(なごしのはらい)

地主神社・夏越祓(なごしのはらい)

上賀茂神社・夏越祓(なごしのはらい)

建勲神社・夏越祓(なごしのはらい)

吉田神社・夏越祓(なごしのはらい)

岡崎神社・夏越祓(なごしのはらい)

平安神宮・夏越祓(なごしのはらい)

 

詳しくは:http://www.e-kyoto.net/

 


 


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京都 矢田寺

2017年06月20日 | 京都ぶらり女の1人旅

光仁7(816)年に日本で初めてつくられたとされる地蔵菩薩がご本尊のお寺。

このお地蔵様は代受苦(だいじゅく)地蔵と呼ばれ、人々の苦しみを代わってくださるといわれています。

なぜ、このお地蔵様が苦しみを代わってくれるのかというと、こんな説話が残されています。

閻魔大王といえば、死者の魂を天国に行くか地獄に行くかを決める裁判官。

平安時代、この閻魔大王は矢田寺の住職だった満米(まんまい)上人から菩薩戒(ぼさつかい:菩薩が受持する戒)を受けました。

びんづる様

その時、上人は閻魔大王に「地獄を見せてください」と頼みます。

上人が閻魔大王から地獄を見せてもらった際、炎が煮えたぎる鉄釜の中に一人の僧侶がいることに気がつきます。

よく見ると、僧侶は鉄釜の中にいる人を助けているのです。

もちろん、鉄釜に入っている人間は現世で罪を犯した罪人です。

その姿に感銘を受けた上人は、その僧侶の姿を仏像に刻み、ここに安置したといわれているのです。

また様子が描かれた「矢田地獄縁起絵巻」が、矢田寺に遺されています。

さらに、このお地蔵様には安産祈願・子孫繁栄・病患悉除・万霊供養の霊験があるといわれています。

 

送り鐘

お盆の時期、京都では、ご先祖様を迎えるために「迎え鐘」を行います。

これは、ご先祖様の魂が間違わずに家族のもとへ帰って来られるよう、梵鐘を突く儀式。

この迎え鐘に対し、矢田寺では「送り鐘」が行われます。

また8月16日にはご先祖様が無事冥土に戻れるように、梵鐘をついて魂を送ります。

この日は特に、多くの人がお寺を訪れます。


ユニークなぬいぐるみ守り

日本でも珍しいお守りが、矢田寺で販売されていることをご存じですか。

それは、ぬいぐるみでできたお守り。

このとても愛らしいお顔のぬいぐるみ守りは、なんとご住職夫婦の手づくりだそうです。

なんでも20年前に大きなお地蔵様のぬいぐるみをつくったところ、近所の方をはじめ参拝客からもかわいいと評判となったため、小さなものをつくり、お守りとして販売するようになったそう。

良縁成就・安産祈願・無病息災などのご利益があり、若い女性がぬいぐるみ守りを求めて、全国から訪れるそうです。

お守りは持ちかえって大切に保管するもよし、願い事を書いて奉納するもよし。

矢田寺に訪れた際は、ぜひ愛らしいぬいぐるみ守りを手にしてみてください。

大日如来
アクセス

市バス「河原町三条」下車 徒歩約3分

住所 京都市中京区寺町通三条上る

参拝時間 8:00~19:00

お問い合せ 075-241-3608


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京都 華厳寺(鈴虫寺) 

2017年06月19日 | 京都ぶらり女の1人旅

 

 


一年中心和む音色が響く、鈴虫のお寺。

秋だけでなく、四季を通じて鈴虫の音色を聞くことのできる境内。

それゆえ「鈴虫寺」の名で親しまれている当寺ですが、正式な名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいます。

華厳寺は江戸時代中期の享保8年(1723)、華厳宗の再興のために鳳潭上人(ほうたんしょうにん)によって開かれ、現在は臨済宗に属する禅寺となっています。

本尊である大日如来のほかに地蔵菩薩も安置しており、全国から地蔵信仰、入学・開運・良縁祈願の方々をはじめ、多くの方が祈願にお見えになります。
 
美しい自然に恵まれた松尾山麓に佇む当寺は京都市内を一望でき、四季折々の花や樹々、歳月を重ねた石や苔、竹林などが調和する境内では厳かな静寂と歴史ロマンを感じていただけます。

また住職の説法を聞き、幸福地蔵菩薩様にお参りすることで自分の心と向き合うきっかけにもなるでしょう。


わらじを履いたお地蔵さん

ひとつだけ願いを叶えに来てくださる、お地蔵さん。

 鈴虫寺の石段を上った山門脇には、「幸福地蔵さん」が立っておられます。

本当のお名前を「幸福地蔵菩薩」と言い右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)をお持ちになっておられます。

普通仏様は、皆はだしですが、「幸福地蔵様」は日本で唯一、わらじをお履きになられています。

これは、お地蔵様が皆様の所まで願いを叶え、お救いの手をさしのべるために、歩いて来てくださるからなのです。

 一般的に、お地蔵様は道端や辻、峠、お墓の入り口など様々なところにおられます。

皆様にとってもっとも親しみのある仏様ではないでしょうか。

お地蔵様の功徳は、この世に生きる私たちの願いを叶え、救いの手をさしのべてくださるだけではなく、地獄に堕ちた人々をもお救いくださる大慈悲をお持ちになった仏様です。

そのために、阿弥陀如来様などの仏様が極楽浄土に住しておられるのに対して、お地蔵様は地獄に住しておられるのです。

幸福地蔵菩薩様にどんな願いをなさるかは、皆様それぞれかと思います。

しかし、ご自身だけではなく、皆様が幸せになるお願いをなさってください。

それがお地蔵様の願いなのだと思います。

欲張らず、今どうしても叶えて頂きたいお願いを一つだけお願いなさってください。

きっとお地蔵様が皆様のところまで願いを叶えに行ってくださることでしょう。

京都駅から

市バス【28番 大覚寺ゆき】にて、【松尾大社】下車 徒歩15分
 約60分

京都バス【73、83番 鈴虫寺ゆき】にて、終点下車 徒歩2~3分
 約60分

タクシーで鈴虫寺まで約2,000円~2,300円
 約25分

JRで嵐山駅までタクシー乗り継ぎ
 約40分

拝観時間

開門9時

閉門17時(最終受付16時30分)

※混雑時、開閉門時間が変更になる場合があります。

 

〒615-8294 京都府京都市西京区松室地家町31

TEL:075-381-3830  FAX:075-381-3841
 


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京都 修学院

2017年06月18日 | 京都ぶらり女の1人旅

今回私が散歩する修学院には、修学院離宮、詩仙堂などの名刹を始め、多くの寺社が点在しています。

出町柳駅から叡山電鉄にゆられ、修学院で降りて気ままに散歩してみました。

まず散歩の前に腹ごしらえ、と蕎麦を食べに評判の塩釜に向かいます。

修学院の駅から東大路に出て少し下がると七人ほどの行列が見えました。

店内は照明も柔らかく落ち着いた雰囲気。

私はテーブル席に座り、生粉打ちせいろ900円を頼みました。

一口すすると蕎麦のほのかな甘味と香りが広がります。

食べ終わると見計らったように蕎麦湯が出され、つゆを割って飲み干しました。

北山通りを東へ白川通りを北へ行くと音羽川が流れています。

案内板を頼りに川に沿って遊歩道を歩いているとじっとりと汗が出てきました。

昨日までの寒さが嘘のようです。

秋の訪れを身体で感じながら先へ進むと塀に突き当たりました。

修学院離宮です。


●修学院離宮

 叡山電鉄 修学院駅から 徒歩20分

 市バス 修学院離宮道から 徒歩15分
 
●参観開始時間(所要時間約1時間20分)

 午前9時 午前10時 午前11時 午後1時30分 午後3時

急な斜面の登り下りを含め約3kmほどの苑路をお歩きいただきます。
 

中離宮中門


山麓の地形を利用した広大な敷地に、上中下の三つの御茶屋が赤松並木で結ばれてたいそう見事だそうですが、参観には事前申込が必要なので出口から中をちょっと覗いて見ました。

パトロール用らしい車が見えます。

片足だけお邪魔して、北にある赤山禅院に向かうことにしました。

途中、川で行き止まりの道に入ってしまいましたが、難なく飛び越え(良い子はまねをしないでください)山門にたどり着きました。

赤山禅院は延暦寺の別院で、天台守護神の赤山大明神を奉っています。

ここの拝殿の上にある猿像は鬼門よけです。

神仏習合のお寺で行場だからでしょうか、境内には鳥居、坐像や石像、そしてなぜかドライヤーまであり、ちょっと変わった雰囲気です。

石段横にある自動販売機のジュースは、いまどきめずらしい100円です。

得した気分で100%アップルジュースをイッキ飲み!私はお腹をたぷたぷさせながら、また修学院離宮の前を通り、南へと歩みを進めます。

案内板に従って左へ曲がってしばらく行くと曼殊院が見えてきました。

曼殊院は竹垣で囲われていることから竹ノ内門跡とも呼ばれます。

紅葉の名所としても有名です。

500円の拝観料を払って中に入りました。

入ってすぐの広間には襖で隠されるようにして幽霊画があり、ギョッとします。

よく見るとやはり足元は透けています。

枯山水庭園には、白砂に鶴島と亀島が配されています。

寿月観(じゅげつかん

おじいさんが一人縁側に正座し精神統一している様子。

私も彼に倣って正座、さて少しはこころも洗われたでしょうか?

詳しくは:http://www.kunaicho.go.jp/


http://www.e-kyoto.net/


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京都 釘抜地蔵の石像寺(しゃくぞうじ)

2017年06月17日 | 京都ぶらり女の1人旅

京都は今日も30℃ 空梅雨に泣いています紫陽花。

通称名称 釘抜地蔵 (くぎぬきじぞう) 

「釘抜地蔵」のいわれについては、次のような伝説がある。

室町時代の終わり頃、紀ノ国屋道林という商人がいた。

彼は両手に激しい痛みを感じていたが、どんな治療を施しても効き目がなかった。

そこで霊験あらたかな石像寺の地蔵菩薩に7日間の願かけをしたところ、満願の日の夢に地蔵菩薩が現れた。

地蔵菩薩は「お前の苦しみの原因は、前世において人をうらみ、呪いの人形(ひとがた)を作ってその手に八寸釘を打ち込んだことにある」と告げ、呪いの人形から抜き取った八寸釘を道林に示して見せた。

道林が夢から覚めると、両手の痛みはすっかり消えていた。

そして、石像寺に参詣すると、本尊地蔵菩薩の前には血に染まった2本の八寸釘が置かれていたという。

寺伝では空海(弘法大師)により819年(弘仁10年)に創建されたという。

当初真言宗寺院であったが平安時代に浄土宗に改宗された。

地蔵堂の本尊は空海が唐から持ち帰った石を刻んだとされている地蔵菩薩である。

この地蔵は苦しみを抜き取るということから苦抜(くぬき)地蔵と呼ばれ、それがなまって釘抜地蔵と呼ばれるようになった。

寺は西陣地区の東方に位置し、千本通りに面した境内西側に門を開く。

参道、境内には大きな釘抜きのモニュメントがあるほか、本堂の外壁には苦しみから解放された人々が奉納した、実物の八寸釘と釘抜きを貼り付けた絵馬が多数貼られている。

これらは前述の釘抜地蔵の伝説に関係するものである。

なおここでの釘抜きとはバールのことではなく、はさんで抜くやっとこに近い道具のことである。

歌人である藤原定家、藤原家隆が住んだこともあると伝えられ、境内墓地には定家、家隆、寂蓮の供養塔がある。


重要文化財


石造阿弥陀如来及び両脇侍像 - 本堂背後の小堂に安置。

定印(じょういん、膝上で両手を組む)を結ぶ阿弥陀如来坐像の左右に脇侍の観音・勢至菩薩像が立つ。

花崗岩製で、阿弥陀像の像高91.5cm、両脇侍像の像高は約103cm。

各像の光背にはそれぞれの像に対応する種子(各尊を梵字1字で象徴的に表したもの)を刻む。

中尊光背裏の銘により、伊勢権守佐伯朝臣為家なる人物が願主となって元仁2年(1225年)に完成したことがわかる。

制作年の明らかな鎌倉時代の石造彫刻の基準作として貴重である。


交通案内

市バス 千本上立売下車 徒歩約2分

駐車場情報 なし

車椅子による見学 可

拝観・開館時間 8:00 - 16:30

見学所要時間 約 20 分

休日・休館 無休

料金 無料

住所

上京区千本通上立売上ル花車町

電話番号 075-414-2233

 


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京都 水琴窟の西寿寺

2017年06月16日 | 京都ぶらり女の1人旅

江戸時代初期、寛永四年(1628)に岱中良定上人を開山とし、泉谷に創建した浄土律・捨世派の寺院です。

本尊は阿弥陀如来坐像で、万治元年1658)に現在の滋賀県甲賀市甲南町にある新宮神社(旧新宮大明神)の本地仏を遷座したもので、2004年の9月の調査の結果平安後期に 作られた定朝の流れを  組む檜の寄せ木造りの仏像とわかりました。

身 の丈が約3mもあることから、「丈六の弥陀」と親しみを込めて呼ばれ厄除けの仏様として信仰されています。

現在防犯上の理由から弥陀様は本堂の外からのお参りとなります。


寺の中庭には「丈六」と「三光石」の水琴窟(見学にはハガキで要予約)があります。

泉のささやきといわれ心落ち着く音色です。

境内には、寺の鎮守社として三光石神社があります。

この地を造成した時に現れた太陽と星と月が彫られた御霊石・三光石を御神体として祀り、光石が現れたその下から泉が涌き出した事から、山号を泉谷山と名付けられました。

社の屋根は木賊葺き(とくさぶき)屋根で京都でも珍しく全国的にも貴重な屋根造りとなっています。

御祭神は天照大神をはじめとした八百万の神々を祀りボケ封じのご利益があります。

またこの寺では珍しい自然葬の樹木墓地があり、1年を通して花が咲き乱れる庭園墓地になっています。

釈迦入滅の日の旧暦2月15日にちなみ、3月17~23日に釈迦の遺徳を偲ぶ涅槃会の行事が行なわれ、縦が約4m・横が約3.8mの大涅槃図が公開されます。

江戸時代に奉納された大涅槃図ですが、劣化が激しく、一度修復作業をするため中断。

2007年2月に戻ってきてから再開されています。

また鎌倉後期の徳治二年(1307)に、如教という僧の夢に出てきた構図を描いたという「阿弥陀六地蔵羅刹女像」。

阿弥陀如来が六地蔵と十羅刹女を従え極楽浄土から来迎する様子を描いたものですが、十羅刹女は法華経の守護神で通常は普賢菩薩に従う為、類例のない特異な絵柄という事です。

現在は京都国立博物館にて展示されています。


コメント

ロケ地

必殺仕事人・子連れ狼・新三匹の侍他などのロケに使われています。


アクセス

京都駅から市バス26番→福王寺下車 約徒歩7分

京都駅からJRバス周山行にいて→福王寺下車

京都市右京区鳴滝泉谷町16

TEL 075-462-4851


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京都 城南宮茅の輪くぐり 人形(ひとがた)流し(6月26日)

2017年06月15日 | 京都ぶらり女の1人旅

今年も 半年をが過ぎ様としています、はやいですね リッセットしてみませんか、半年の穢れが祓われ・・・。


茅の輪をくぐった後、紙の人形に名前、数え年、願い事等を書いて神苑の春の山に進み人形(ひとがた)を禊(みそぎ)の小川に流します。

半年間の穢れを払い、残り半分無病息災を祈願しましょう。


夏越祓:6/30 15時~、車で通り抜けジャンボ茅の輪:7/1~/7、茅の輪をくぐった後、紙の人形に名前、数え年、願い事等を書いて神苑の春の山に進み人形(ひとがた)を禊(みそぎ)の小川に流します。

半年間の穢れを払い、残り半分無病息災を祈願しましょう。

 

■場 所: 城南宮

■期 間: 6/25~/30(※毎年同じ日程)

夏越祓:6/30

車で通り抜けジャンボ茅の輪:7/1~/7


■時 間: 茅の輪くぐり・人形流し・愛車の茅の輪くぐり:9~16時(期間中)

夏越祓:15時~


■アクセス: 京都らくなんエクスプレス「油小路城南宮」」(土・日・祝は「城南宮前」),

地下鉄「竹田」駅より 市バス南1~3「城南宮東口」


■お問合せ: 075-623-0846

■詳細ページ:http://www.jonangu.com/

 


詳しくは:http://www.e-kyoto.net/


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京都五花街合同伝統芸能特別公演 2017年6/24(土)・25(日)

2017年06月14日 | 京都ぶらり女の1人旅

五花街(祇園東・上七軒・先斗町・祇園甲部・宮川町)に伝わる伝統芸能の合同公演で、長唄や常盤津等の舞台が華やかに上演されます。

五花街の舞妓が勢揃いする合同演目「舞妓の賑い」は、この公演でしか見る事の出来ない艶やかな演目の一つです。

雨天決行。

の「五花街の夕べ」では、18時半より市内各老舗料亭

(岡崎つる家、菊乃井、炭屋、飄亭、柊家、ウェスティン都ホテル京都 )

にて、舞妓・芸妓さんが接待します。

 

五花街(祇園東・上七軒・先斗町・祇園甲部・宮川町)に伝わる伝統芸能の合同公演で、長唄や常盤津等の舞台が華やかに上演されます。

五花街の舞妓が勢揃いする合同演目「舞妓の賑い」は、この公演でしか見る事の出来ない艶やかな演目の一つです。
 

 

■場 所: 京都芸術劇場 春秋座

   五花街の夕べ:初日:

   岡崎つる家、菊乃井、飄亭、柊家、炭屋

   2日目:ウェスティン都ホテル京都

■期 間: 2017年6/24(土)・25(日)

■時 間: 11時~、14時半~

 五花街の夕べ:18時半~20時半

■料 金: 特等席 13,000円、1等席 8,000円、2等席 6,000円

 五花街の夕べ:38,000円(定員あり)

 ウェスティン都ホテル京都 のみ 20000円

■会 場 :祇園甲部歌舞練場(京都・四条通花見小路下ル) 

■ インターネット申し込み:http://ookinizaidan.theshop.jp/
 
■アクセス: 京阪「祗園四条」駅

■お問合せ: 075-561-3901(京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団))

       FAX 075-561-3860


■詳細ページ:http://www.ookinizaidan.com/

 

詳しくは:http://www.e-kyoto.net/


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京都 東福寺天得院・桔梗を愛でる特別公開 平成29年は6月25日(日)〜7月10日(月)

2017年06月13日 | 京都ぶらり女の1人旅

いつもJR東福寺からゆっくり歩いて東福寺天得院迄8分程、

 

桔梗の開花に合わせて、特別拝観を行っています。

桃山時代に作庭の枯山水庭園一面を覆う苔と凛と咲く桔梗の花の青や白とのコントラストを愛でていただきます。

紫や白の桔梗と緑鮮やかな苔のじゅうたんに雨の雫が光り、大変美しいこの時期・・・。

又塀の外側には二度咲きの萩と紫陽花、昼顔が季節のハーモニーを奏でています。

天得院は知る人ぞ知る花の名所。

二汁五菜の「桔梗膳」も味わえます。

杉苔に覆われた枯山水の庭に、春は黄緑色の桜・御衣黄桜、霧島つつじ、さつき、夏は萩、あじさい、桔梗、秋は二度咲きの萩、白彼岸花、紅葉、つわぶき、藤袴、冬は山茶花、椿と、四季折々の花が咲きほこります。

6〜7月の桔梗と、11月の紅葉のシーズンは一般公開をしています。

小さい庭ではありますが、心静かに庭を眺めていただき、のんびり、ゆっくりとお過ごしください。

有料オプションながら、予約すれば老舗『矢尾治』の精進料理を庭を見ながらいただくことも可能です。


花岡大学童話碑(東福寺保育園の前にあります。)


「お父ちゃんが笑ったときは仏さまの顔だよ お母ちゃんが笑ったときは仏さまの顔だよ」童話作家の花岡大学は仏典童話を数多く創出した。

 

萩原井泉水句碑


「石のしたしさよしぐれけり」天得院で詠まれたもの

 

 

■場 所: 東福寺・天得院 

■初夏の特別拝観  ●平成29年は6月25日(日)〜7月10日(月)

■時 間: ライトアップ:日没~20時(受付終了)

■料 金: 大人500円、中高生300円、

      小学生以下無料(保護者同伴に限る)

          800円(抹茶・お菓子付)

         「桔梗膳」3000円(要予約・11~14時)

■アクセス: 市バス208「東福寺」、JR奈良線・京阪電車「東福寺」駅

■お問合せ: 075-561-5239

■詳細ページ:http://www.tentokuin.jp/ 

 


詳しくは:http://www.e-kyoto.net/


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京都 鞍馬寺・竹伐り会式(6月20日)

2017年06月12日 | 京都ぶらり女の1人旅

鞍馬駅

叡山電車の始発駅出町柳から鞍馬駅下車 鞍馬寺仁王門まで徒歩5分ぐらいかなぁ。

入口で鞍馬山の入山料200円を払い私はケーブカーに乗らず未舗装の参道を267m登って行くと由岐神社があります。

義経公供養塔

階段を登って神社から更に歩いて行くと義経公供養塔がありました。

ここまで来たら汗がじわっと出て吹く風が心地よい さて本殿まで791mの九十九折り(つづらおり)参道を歩いて行きます。

鞍馬寺勅使門(中門)、

由岐神社 拝殿

由岐神社の山門の大杉社

京都の夏のはじまりをつげる祭事といえば鞍馬寺の竹伐り会式。

「竹伐り会式」とは、黒い法衣に白袈裟を弁慶かぶりにした僧兵が二手にわかれ、大蛇にみたてた大竹を山刀で伐るという豪壮な会式です。 

日に日に緑が濃くなっていく鞍馬山中腹に建つ鞍馬寺で、この日「竹伐り会式」が行なわれます。 

もともとは、蓮の花が咲く旧暦七月に行なわれていたので、「蓮華会」とも呼ばれています。

この儀式の由来は、今から千百年前の寛平年間(八八九~九八)にさかのぼります。

 

鞍馬寺で修行中の僧峯延に一匹の大蛇が襲いかかりました。

峯延が真言を唱えて退治しましたが、すぐに別の大蛇が現れました。

 

これも退治しようとすると、大蛇は鞍馬の御香水を護ることを誓って命乞いをしたので、峯延に許されたといわれています。 

この話から、厄災を断ち切り、水の恵みに感謝する「竹伐り会式」がはじまったと伝えられています。

江戸時代中頃から、東の近江座・西の丹波座にわかれて竹を伐る早さを競い、勝った地方が豊作となる吉凶行事となりました。 

ほら貝を合図に、僧兵に扮した地元の人が登場し、まず本殿前で試し伐りの「竹ならし」で直径十センチの大竹が四本、長さ約五メートルに切りそろえられます。 

「竹ならし」に続いて雅楽と舞が演じられます。
 
そして「勝負伐り」になり、かけ声とともに青竹をあっという間に一節ずつ伐りおとして勝負が競われます。

川上地蔵堂


■場 所: 鞍馬寺

■期 間: 6/20(※毎年同じ日程です)

■時 間: 14時~

■料 金: 拝観料:200円(愛山費)

■アクセス: 「出町柳」駅より 叡山電鉄鞍馬線「鞍馬」駅

■お問合せ: 075-741-2003

 

詳しくは:http://www.e-kyoto.net/


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京都ホタルの名所

2017年06月11日 | 京都ぶらり女の1人旅

今年は例年に無く2週間も早く京都蛍乱舞中です。

夕涼みにはちょっと早いも知れませんが あしを運ぶのも良いものです。


種類と名前の由来

日本には約45種のホタルが生息しています。「源氏螢」、「平家螢」と呼んだりしますが、源平戦に勝った「源氏」の方が体が大きめ。

名前の由来には諸説ありますが、平安末期に源平争乱に敗れた平家一門の亡骸の上を、慌しく点滅する小さな螢とゆっくり点滅する大きな螢が宙を舞っていたという言い伝えがあるとか...。


見える時間帯と時期

だいたい20時頃から。食事は早めに済ませましょう。

場所にもよりますが、5月上旬~7月中旬。

梅雨が明けるまでがベストチャンスです。


たくさん見るための条件

こればかりは、運次第ですが、夕立が降った日は、螢がたくさん飛ぶそうです。

そのため、雨が降らない日は、近所の飲食店が川の周りに水をまくとか...(笑)。

煙草の、点いたり消えたりする灯に誘われて近づいて来る事も(か弱い生き物なので採らないでね。ポイ捨ても×)。

 

ホタルの鑑賞マナー

一、螢は絶対に捕らない!持ち帰らない!
 
乱獲によって絶滅が心配されています。

そして長くても7~10日の命。そっとしておいてあげてください...。
 
一、お静かに!

周りが住宅地であったりします。また、螢は音にも敏感なのです。
 
一、強い光りは控えて!

懐中電灯、携帯画面、車等のライトは極力消しましょう。

一、水周りを汚さない!

螢は水の綺麗な所を好みます。

螢の名所が京都の北の上流に集中するのはそのため。

むやみに川等に入ったり、ゴミを散らかして帰っては、螢をいじめに来たようなもの。


ホタルイベント

下鴨神社「蛍火の茶会」と「糺の森納涼市」

京都市左京区下鴨泉川町59

見ごろ:6月上旬

種類:源氏ボタル


アクセス

京都駅より市バス205系統 「下鴨神社前」下車 徒歩1分 下鴨神社内の糺ノ森を流れる小川にホタルが舞います。

6月上旬には蛍火の茶会が開催され、600匹ものホタルが放たれます。

 
下鴨神社では、毎年6月の初旬に「蛍火の茶会」と「糺の森納涼市」が開催されます。
 
蛍火の茶会は、明治時代に御手洗川で催されていたという納涼茶席を再興し、糺の森財団が1991年から毎年催しています。

境内にある橋殿と細殿で、立礼と座礼の茶席が設けられ、螢と笹の入った籠を置き、季節の草花を飾ったしつらえで迎えます。
 
糺の森を流れる川に蘇った蛍を楽しんでもらおうと、境内の蛍約600匹を大籠に集め、辺りが暗くなった頃、御手洗川に一斉に蛍を放します。

参道の「納涼市」では和菓子や漬け物、そば等の老舗が約22店が出店し、神職による雅楽の演奏や十二単衣の舞い等多彩な催しが開かれます(雨天決行)。

歌川広重の浮世絵「糺川原夕立」には、当時の様子が描かれています。

なお、「蛍火の茶会」のみ申し込みが必要です。

日時:6月の初旬、納涼市:13時~、茶会:17時~、蛍の開放:19時50分ごろ(予定)
 
会場:下鴨神社

料金:無料(散策自由)

お問合せ:075-781-0010
 
 
萬福寺「蛍放生会」http://www.obakusan.or.jp/

智積院・夜間拝観「ほたる鑑賞の夕べ」ライトアップされた庭園に蛍が放たれます。

一部の蛍は、籠の中に入れられて、来訪者に憩いのひとときを演出。

ひと足先に夏の風情を味わえそうな催しです。


 
期間:(※過去の例) 5/30(金)~6/1(日)

拝観料:800円(飲み物付き)

アクセス:市バス206・208「東山七条」

お問合せ:075-541-5361


 
宇治市植物公園「蛍ナイター開園」 http://www.uji-citypark.jp/ucbpark/index.htm

 智積院・夜間拝観

詳しくは:http://www.e-kyoto.net/   
   
  

 


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十輪寺・声明と三弦を聞く会 2017年6/18(日)

2017年06月10日 | 京都ぶらり女の1人旅

梅雨の晴れ間 小塩山の通称「なりひら寺」へ足を運んで癒されて見ては如何ですか、帰りには紫陽花の善峰寺へ 。

小塩山・十輪寺は、善峰寺の2キロほど手前に位置し天台宗の古刹です。

寺は、嘉祥3年(850)文徳天皇のお后、染殿(そめどの)皇后(藤原明子:ふじはらあきらけいこ)の世継ぎ誕生を祈願のため、伝教大師作の延命地蔵菩薩を安置したのが始まりです。

毎年6月第3日曜日午後1時より「声明と三弦を聞く会」8月23日本尊地蔵尊秘仏ご開帳午前10時から、11月23日午後1時より「塩がま清めの祀り」が行われます。


十輪寺 在原業平のゆかりの地

平安時代を代表する歌人在原業平。50歳を過ぎた頃から十輪寺で生活していたため、現在でもここにはゆかりのある史跡と桜が残っています。

平安時代の貴族には、「塩焼」と呼ばれる塩を焼いてその煙を楽しむ風習がありました。

本堂の裏手にある塩竈(しおがま)の跡は業平が塩竈を設け、忘れがたき恋人・二条后(にじょうのきさき)のことを想い、紫色の煙を上げていたといういい伝えが残されています。

境内の庭園には、代々の天皇から寄贈された枝垂桜(通称なりひら桜)があります。

業平は境内に咲く桜を見て、「いくつになっても桜のように人に愛され、惜しまれる人でありたい」など、人に愛される存在でありたいと詠んだ和歌を残しています。

さらに恋焦がれた女性と満開の桜を鑑賞し、ロマンチックな和歌をプレゼントしては女性との仲を深めたのだそう。

業平の命日である5月28日には、「業平忌三弦法要」が行われ、三味線を弾きながらお経を唱える「声明」の法会が行われ、また声明舞も奉納されます。

 

仏教音楽のしらべ"声明"を聞き、三弦と調和する音の秘密を探ります。

日本民謡の源流と法要内容がわかる文化講座的なものです。

 


■場 所: 十輪寺

■期 間:  2017年6/18(日)

■時 間: 13時半~

■料 金: 1,000円(拝観料、テキスト代)

■アクセス: 阪急「東向日町」駅より 阪急バス43「小塩十輪寺前」

■駐車場 : 10台程

■お問合せ: 075-331-0154

■詳細ページ:http://www.e-kyoto.net/


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京都 初夏の彩り 勧修寺

2017年06月09日 | 京都ぶらり女の1人旅

勧修寺(かじゅうじ)は、京都市山科区にある真言宗山階派の大本山で、山号は亀甲山と称します。

ゆったりと過ごせる庭園が、密かに人気があります。

氷室池を中心に咲く、様々な四季の植物が楽しめるためです。

しかも、あまり混雑しないが良い所。

 


山門へ至る参道の両側には白壁の築地塀が続き、門跡寺院の格式を表わしている。

境内東側には手前から宸殿、書院、五大堂、本堂などが建つ。

境内西側は氷室池を中心とした庭園であり、池に面して楼閣風の観音堂(昭和初期の建立)が建つ。

また1872年10月30日(明治5年9月28日)から1881年(明治14年)6月にかけて勧修寺内の一部を勧修小学校として使用されていた。

新緑の木々に囲まれた池では、今月半ばから白やピンクのスイレンが花を広げ、周囲には黄色や紫のショウブやカキツバタが鮮やかに咲き誇っている。

庭は勧修寺氷池園という池泉庭園である。

中心を占める池は氷室の池といい蓮で知られており、平安時代には1月2日にここに張った氷を宮中に献上してその厚さによって五穀豊穣を占ったと言われている。

 


藤原高藤と宮道列子に関する説話

『今昔物語集』には次のような高藤と列子のロマンスが伝えられている。

藤原北家の流れを汲む藤原高藤は、鷹狩が趣味であった。

ある時、鷹狩のため南山階(みなみやましな、京都市山科区)に来ていた高藤は、雨宿りのためたまたま通りがかった宮道弥益の屋敷を訪れた。

勧められるままに弥益の邸に1泊した高藤は弥益の娘(列子)に一目ぼれし、一夜の契りを結んだ。

翌日、鷹狩から帰らぬ息子を心配して待っていた、高藤の父・良門は激怒し、高藤が今後鷹狩に行くことを厳禁した。

その後、高藤と列子は長らく音信不通であった。

それから6年後、高藤はようやく列子と再会する。

列子には娘がいた。

6年前、高藤との一夜の契りで宿した子であった。

この娘こそが後に宇多天皇の女御となり、醍醐天皇の生母ともなった藤原胤子である。

 


【正式名称】勧修寺観光農園(かんしゅうじかんこうのうえん)

【文化財指定・登録状況 】   京都市の名勝

【住所】山科区勧修寺南大日町204

【電話番号】075-571-2580

【FAX】075-571-2591

交通案内

地下鉄竹田駅又は小野駅より

京阪バス中の茶屋観光農園前下車徒歩2~3分

 
駐車場情報 バス10台分 無料

自家用車50台分 無料

車椅子による見学 可

拝観・開館時間 9:00~16:00

休日・休館 シーズン中(休まず営業)

 

詳しくは:http://www.e-kyoto.net/

 

 

 


 


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