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マーシャルアーツコミュニケーション

2016年10月11日 | 格闘技とかスポーツとか
格闘技の道場というのは色んな世代の人が集まります。

若者から壮年まで、
色んな人が共通のルールのもとに運動を楽しみます。

僕はよく選手志向であっても『プロだから偉いんだ』という考え方ではなく
一般会員さんとの関係を大事にするように話します。

それは格闘技という世界の中でお山の大将を気取っていてもダメだからです。

プロでチャンピオンになるのも素晴らしいことですが
その一方で、プロだからこそ、その生活の糧は
見たい人ややりたい人に支えられているわけです。

いわば道場にいる人は一番真っ先にファンになってもらわないといけない
大切なお客様でもあるわけです。

またもう一つの現実的な側面として
引退後にどうするかというのもあります。

プロ格闘家は引退したらただの人です。
でもただ練習だけやってるんでは、先はありません。
トレーナーやジム経営をしていこうと思っても
支えてくれる人や、いろんなことを教えてくれる人というのは大切です。

仕事観というわけではないのですが
その昔高名なゲームクリエイターが、小学生の『面白いゲームを作るためにはどんな勉強をしたらいいですか?』
という質問に対して『ゲームのことは会社に入ればいくらでも勉強できるし、好きなことなら意識なくても勉強できる、でも面白いゲームを作りたいならゲーム以外のことを一生懸命勉強しよう、結局はそれが面白いゲーム、今までなかったゲームを作ることにもつながっていく』と答えていました。

これはなんにでも共通するポイントだと思います。
もちろん何か一つだけに特化する、格闘技でいえば強さ以外の一切の価値観を捨てるというのも間違ってはいません。

しかし格闘技というものがそれだけで完結するものではないということや、
自分自身の将来のためにも練習以外の時間の少しだけを格闘技以外の勉強に役立てるべきだと思いますし、
結局はそれが自分自身を高めることにもつながっていくと思うのです。

タイトルのマーシャルアーツコミュニケーションというのは
やる人同士にとっての言葉のいらないコミュニケーション手段であるということももちろんですが、
社会に対しての関係であるとか、関わる人が幸せになるためのキーワードでもあると思います。

そんな人間関係を垣間見た事件もありました。

プロを目指していた若い子がいたんですが
高校入学後、すこし登校しない時期があり
一時期は進級も危うくなっていました。

その後補修などで進級は叶ったんですが、
それでも自分の将来についてプロになりたいという目標はあったものの
人生設計という意味では今一つ漠然としているようでした。

そんな時に相談したのが道場内では『ケンちゃん』と呼ばれ親しまれている彼でした。

ちなみにこのケンちゃん。
職場の同僚に連れられて入門したものの
最初の頃はかなりオドオドしていました(笑)
まぁ緊張するのも分かります。

しかし
真面目な性格で練習を続け、
半年くらい経過したころには「僕も趣味が格闘技って言えますかね?(笑)」と言えるほどになり、
今ではプロ選手とのスパーリングもこなせるほどになっています。

また優しい性格は後輩からも話しやすく、
若い子にとってはオシャレの先生でもあるくらいです

前述の若い子は
よく一緒に練習していることもあって
話しやすかったことや、将来やりたい仕事に就いているのがケンちゃんなので
何かと相談していたそうです。

僕はその様子は見ていませんが、
なんとなくこんな風に話していたんだろうなというのは見当が付きます。

ケンちゃん自身医療系の仕事で一生懸命に頑張っています。
それは普通の人ではできないくらい大変な勉強をこなさなければなりませんし
責任も大きな仕事です。

それでも仕事の魅力であるとか
そこに行くまでの道程を話してくれたはずです。

後日若い子は
三好会長に相談しました。
大学目指して頑張ること、
今のままではやりたいことはできないこと
プロを目指す練習との両立は厳しいという現実、

それを聞いた会長も
怒るようなことは一切ありません。
自分で決めたことを一生懸命頑張るならこっちも一生懸命応援する。

それだけです。

普通の学生なら
年長者の知り合いと言ってもせいぜい学校の先生とか両親くらいです。

でも道場では色んな世代、色んな世界の人と話せます。
彼もそんな中で自分の本当にやりたいことと、やるべきことに気付いたんだと思います。

回り道は悪いことじゃなくて、
色んな土台を幅広く積み上げていったなら
最終的には高いところに届くものだから

今から苦労するのは今まで勉強してこなかったツケじゃないんですよ
仮に今まで大した動機もないままで形だけの勉強をしても効果は薄かっただろうと思います。

最短距離を走るために必要なものは
気付きとやる気、それだけです。

それに格闘技を辞めるわけではなく
維持するためのトレーニングくらいは続けたいそうですし
それもまたいい息抜きになると思います。

今やらなければいけないことが落ち着いたら
それからでもまた選手として頑張ることだった大丈夫です。

格闘技の道場の本当に良いところというのは
いい関係である限り、いつ行っても、辞めて何年経ってから行ったとしても
ちゃんと自分の居場所があるということなのかもしれません。

これもまた『マーシャルアーツコミュニケーション』なのです。

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