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チョコレートの酒気帯び実験!

2017年11月05日 | 交通違反
僕は以前このブログで
【マウスウォッシュで酒気帯びになるのか?】というのを実験しました。


《リス〇リンの酒気帯び実験》
http://blog.goo.ne.jp/seiki-v8/e/fa0ea7a48538a0f2563e3155efc714a5


そして今回はもう1つよく聞く
「お酒の入ったチョコレートを食べたら酒気帯び運転になった」の真実について実験してみたいと思います。

もちろんこの実験は僕の事務所でやった僕の場合という大前提が付きますので
食べて運転を公的に保障するものではありません。

実験に使用しますのはもちろん僕の事務所の正式採用機と、
お酒入りチョコレートで僕が大好き、かつ入手しやすいようにコンビニでも売ってるものをチョイスします。


何もない状態なら表示されるのはもちろん0.00です。


まずは一粒を食べた直後、
正確には食べて飲み込んだ直後です。

1.00overと表示されてますね。
これは目盛りを振り切っている状態で、酒気帯びでこの状態ならまともに歩くことは不可能です。


1分後

0.54ですね。
酒気帯び運転なら25点です。

その2分後、食べてからは3分後ということになります。

0.18まで下がりました。
酒気帯び運転なら13点ですね。

更にその5分後、食べ終わってからは8分後には0.00に戻っていました。

次に『食べ終わってから水を飲んだら?』です。
これはまぁ、チョコだけ食べ続けるということもそうはないと思いますので一緒に水やお茶を飲んでいたらどうなるかという想定です。
食べ終わる⇒水飲む、食べた直後に口をゆすいだりせず、純粋に飲むという行為のみをした場合
食べてから約1分後では

0.58・・・おや?最初の食べるだけよりむしろ高くなってますね・・・

おそらくこの実験の前に食べるだけで測定していますので
体内に入ったという意味では前の分も残ってるんではないかと思います。

その3分後、これは写真ミスで撮れなかったんですが0.38出てました。

その2分後、食べてからのトータルは5分後です。

0.21、まだ酒気帯びなら13点のレベルは残っていますね。

こちらは10分後には0.00になっていました。

そしてちゃんとうがいをした場合、
食べてすぐに100㏄の水でうがいをした場合は

0.36、食べた直後(1分以内)ならうがいをしてもアウトということですね。

ちなみにうがいの場合は食べた5分後には

0.09になってましたので、ちゃんとうがいをすれば5分も経過すれば問題ない可能性が高いということになります。

ここまでで分かることは
食べた量が多いと口の中に残っているアルコールも幾分増加しているのではないかということと、
だとしてもきちんとうがいをすればかなり洗い流せるということ、多少の誤差はあるにせよトータル10分もすれば問題ない数値に落ち着く可能性が高いということになりますね。

結論としては
『運転中は食べないようにした方が良いですし、少なくとも運転開始10分以上、ただし量が多い場合はもっと前には食べ終わっておいた方が良い』ということになります。


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