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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

自分に納得できた時

2016年08月14日 | 格闘技とかスポーツとか
オリンピックの話題が華やかですね。
日本選手も好調なようで盛り上がってます。

さて、実は僕はオリンピックや
その他スポーツの報道を楽しんで見聞きすることができるようになったのはつい最近です。

少年野球なんてのはあっという間にクビになりましたので
選手としてスポーツに取り組んだのは中学生の頃に柔道部がスタートですが
貧乏だった僕は当時から自分で仕事もしていたので
毎日練習するというわけにはいきませんでした。

そんな時には毎日練習ができる人や
ウェイトトレーニングのジムに通える人、
親が大きな道場まで送り迎えしてくれるような同級生を羨ましいと思っていました。

「もし練習だけに集中できるなら、もっと勝てたのに」
試合で負けた時にそう思うことも多かったです。

学校を辞めてしばらくたったころ
同級生がJリーグやオリンピックで大活躍していました。

「もし学校を辞めてなかったら、辞めたとしても他の学校の誘いに乗ってたら。
学年が一つずれるとしてもきちんとトレーニングのことなども勉強してやり直したら」
テレビやラジオから聞こえてくる歓声にも特に感動などは無く温度差以外感じませんでした。

そして格闘技を始めた時には退学後数年を経過していました。
もともと太ってきたと自覚しめたのでダイエットの感覚で始めたものの、
やっぱりやられると悔しくなるもので・・・

そこでも大学の部活で一生懸命やってる奴らや、親元だから生活の不安なく練習に没頭できる奴に、昔ほどではないですが少しだけ羨望の気持ちはありました。
また自分自身に対しても「高校時代の馬鹿な怪我のせいで何年も棒に振ってなければ」
「辞めてからすぐに何か他の格闘技でも一生懸命やってたら」結果に後から理由を付ければなんとでも言えますが、自分が当事者の時にはそういうことには気付きません。

でも引退してしばらく経って、思ったのは
それも含めて自分だということ

『もし、たら、れば』というのは成功の仮定にしか使わないけど、過程であるならそれは悪い方にも起こりうるわけで、その選択によってむしろ悪い結果が出たかもしれない。

環境がそろっていることが才能と同じく本人に元々備わっているものなら、才能に勝つために練習するのと同じように環境を作ることも努力のうち、であるなら今の目線で考えた時に当時の僕は本当に目いっぱい出来ていたかと考えれば・・・・生活するだけであればそれほど仕事をこなしたり他のことに注力する必要はなかったわけで、その時間や労力を練習や遠征などに充てることもできたはず、それならやっぱり過程で考えるなら当時の僕は本当の意味で目一杯やり切ってなかったという評価を下すはずです。

それに当時の現在進行形の自分自身でどう思っていたかとなれば
やはり欲しいものも沢山あったし、当時の感覚でいえばやらなければならないこともいくつもある中でやってきた選択は、当時としては全力だったしその結果は自分のやったことの結果なんだと自認できてきたように思います。

また、瞬間ごとに一生懸命考えて必死になったり、
その時の自分をサポートしてくれた仲間や対戦相手も
【その選択】をしていなかったら出会わなかったわけですから。

少し落ち着いて、自分の歩いてきた道を今現在から逆算して一本の線として見た時にようやく視野が広くなったような気がしました。

結果は結果として自分の満足のいくものだったと思えることが大事なんだろうなと感じた時が、スポーツのもう一つの価値や成功なのではないかと思うのです。





とはいえ今でも
練習でトッププロにやられたときにも悔しいですし
強さを求める欲求は別腹なのです

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