唯識に学ぶ・誓喚の折々の記

私は、私の幸せを求めて、何故苦悩するのでしょうか。私の心の奥深くに潜む明と闇を読み解きたいと思っています。

阿頼耶識の存在論証 四食証(シジキショウ)(12)

2017-07-23 21:17:45 | 阿頼耶識の存在論証
 禅における食事のことば。
  
 真宗の味わい(龍谷学園HPより)
 「食」 それは「多くのいのち」をいただいています。
 「食」 そこには「みなさまのおかげ」がありました。
 「食」 仏さまの「ご恩」を深く喜ぶことができます。
 「食」「慚愧」と「歓喜」の心でもって「仏恩報謝」につとめてまいりましょう。
わたしたちは、食べ物をいただくことで、毎日を過ごしています。
この食事には多くのいのちをいただいています。またこの食事がわたしの口に届くまでには、多くの方のご苦労もありました。
阿弥陀さまは、わたしたちが、多くのいのちと、みなさまのおかげによって、初めて生きることができているのだと、明らかにしてくださいました。
このご恩を思い、お食事を大切にいただきましょう。
お食事をいただいたわたしたちは、尊いおめぐみをいただきました。多くのいのちと食事を用意してくださった方々のご苦労を思い、そのおかげでいのちをいただいています。
いまここにいのちあるわたしを、必ず救うと願い、支えてくださっているのが阿弥陀さまです。このご恩を思い、阿弥陀さまの願いに応えようと、精一杯に生きていきましょう。
 


前回のつづきになります。四食は、三蘊(色・行・識蘊)と五処(香・味・触・意・法処)と十一界(七心界と香・味・触・法界)に属すという説明ですが、少し詳細に説明しますと、次のようになります。
 三蘊について、
 段食は欲界繋の香境・味境・触境の三つが変壊(ヘンネ)する時に、よく食の事となる、と述べられていました。この三つは色蘊に属する。
 触食の体となる触の心所と意思食の体となる思の心所は行蘊に属する。
 識食の体となる諸識は諸蘊に属する。
 五処について、
 四食は、十二処中の香・味・触・意・法処に属すると云う意味になります。
  香境・味境・触境は、それぞれ香処、味処、触処であり、
  触の心所は法処
  思の心所も法処
  諸識は意処に属する。
 十一界については
 十八界中の十一界を指します。詳しくは、眼識界。耳識界・鼻識界・舌識界・身識界・意識界・意根界の七心界(識食の体)と香界・味界・触界(段食の体)・法界(触食の体・意思食の体)の十一です。四食は十一界に属するものである、ということになります。
 味わいが深いですね。そして、四食は有漏に限るものであるという認識が必要です。
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