唯識に学ぶ・誓喚の折々の記

私は、私の幸せを求めて、何故苦悩するのでしょうか。私の心の奥深くに潜む明と闇を読み解きたいと思っています。

他力について

2009-09-23 19:31:01 | 生きることの意味

「他力はだめだ、自力でないと」よく聞く言葉です。ここでいう他力とは「依頼心」「依存心」をさしますが、依頼心とか依存心は他力ではないのですね。他の力ということで誤解を招いていますが、依頼心などは自己中心の考え方ですね。このことで言いますと「他力はだめだ」といっている意味は依頼心即ち自己中心の考え方はだめだといっているのですね。「他力」の本質を言い当てているのかも知れません。「他力」という言葉は実は仏教語なのですね。広辞苑によりますと「他人の助力。仏・菩薩の加護の力を指す。浄土門に於いて阿弥陀仏の本願の力により往生することをいう。」とあります。「依頼心」ではないのですね。わたしはこの「他力」ということは「ありがとう」「ごめんなさい」という心だと思うのです。「いつも見守っていてくれてありがとう」「いつも迷惑をかけてごめんなさい」この姿勢が大事だと思うんです。この姿勢が「他力」の本質ではないかなぁと思うんです。。小さなお子さんから、おおじいちゃんおばあちゃんにいたるまで、誰でも分け隔てなく「ありがとう」「ごめんなさい」といえるのではないでしょうか。この言葉は人間の持っている言語の中で一番美しい言葉でしょう。「Thank you」「Excuse me」(I beg your pardon」)。いつまでも忘れない言葉にしたいものです。「ありがとう」・「ごめんなさい」。そして「いただきます」・「ごちそうさま」。自分からは出てこない言葉なのですね。

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