[神主神気浴記]

田舎町の神職が感得したご神気の事、ご相談をいただく除災招福の霊法の事、見聞きした伝へなどを、ほぼ不定期でお話します。

縁切り

2005-10-09 | まじない うらない いのり
 前々回の神気浴のお話あたりより、皆様からメールを沢山いただくようになりました。
特に前回は、お察しになられたと思いますが、犠牲愛の中でのお悩みです。
また、片思いの方も結構おいででした。
お話を伺うたびに、与える愛の深さ、与える方の喜びに胸を打たれずにはいられませんでした。
それぞれの方の情念が良い形で届きますよう、日々念じております。

 さて、今日はその反対の縁切りのお話をいたします。 
世に縁結びは数々あれど・・ 
全ての人の人生がよいことずくめとは限りません。いただくメールの中に、意外にもよからぬ縁を絶ちきりたい、今進めている縁切りが早くに済みますようにというお悩みを寄せられる方が多かったのです。そこで、皆様からのお便りの整理が一段落してまいりましたので、少し間があきましたが、この度は縁切りの神気とその施法についてお話しします。

 施法については、今から数年前に鎌倉の昔の隠里で、修行をする行者さんに出会ったときに教えてもらったものに、自分なりに少し加えて何人かの人にお伝えしたものです。後に確かにあの施法の後でしたとお聞きしています。

 まず縁切りのご神気ですが、皆さんの中にはご存じの方も多いと思います。縁切りのご神気を得られる四大神さんの居られる所は、京都、足利、東京板橋が有名です。菊野大明神(法雲寺境内)、伏見稲荷(京都)門田稲荷(八幡八幡宮境内)、縁切り榎(板橋)。お稲荷さんの方は日本三大縁切り稲荷としてつとに有名です。祈願者が何を願いどんな効能を求めているかは知る人ぞ知る、こればかりは現地を直接訪れていただきたい。よからぬ縁の糸を断ち切りたい。アッチの縁が切れて、早くコッチへ来てもらいたい。様々な思いの丈を目にするはずです。同じ境遇の方はぜひ御参拝をお勧めします。

 では、施法についてお話しします。ただし実行する方は心してやっていただきたい。安易な気持ちで臨むと、事は予想外な方に発展してしまいます。霊性をともなう施法はやましい気持ちは厳禁です。間違いや凶事となります。よからぬ企みに使ってはなりません。
 施法に他人を頼ってはなりません。必ず自分一人ですること。相手はもちろんのこと、自分以外の者に知られてはならないし、視られてはならない。通りすがりの人がいたくらいはかいません。

 施法場所は川の畔。川の大きさにはこだわらないが、大きいと移動が大変であるから、小川ぐらいが適当です。しかもこの川はYの字、先で二つに別れていなければならない。
 用意するものは、半紙一枚。酒一合、洗い米一握り、塩一握り。これらはあらかじめ三つに分けておく。半紙一枚を四つ切りにし、一枚に自分の姓名を、もう一枚に相手の姓名を中央に筆で書き、それぞれ縦に三折りする。名前の右側には生年月日を入れる。この時どちらか一方の姓名のみ、下に頭が来るように逆さまに書く。

 まず川の上流の方の川岸に立ち、川の流れに向かって一礼する。次に川下の方に向き直って、二股の流れに向かって深く一礼してから、目の前の川に酒を注ぎ、次に米、塩を川に撒く。そして、その者との縁切りの施法をさせていただくことを念ずる。
 それから、左手に流れてゆく川の流れ口の所へ移動する。縁切りに至る事の由を述べ、縁切りを願い出る。自分の名を書いた方の紙を左手の川へ流し、見送りながらよく念じる。目の前の左手の川に酒を注ぎ、米、塩と撒く。次に川を渡り、右手へ流れていく川の流れ口の所へ移動する。縁切りを願い出、相手の名を書いた方の紙を右手の川へ流し、別れを告げる。流れゆく紙を目で追ってはならない。目の前の右手の川に酒を注ぎ、米、次に塩と撒く。最後に川に向かって一礼し「祓い給い浄めたまへ」と心の中でとなへ、礼を述べてその場を立ち去る。後ろを振り返ってはならない。帰りに知った者に出会っても声をかけてはならない。黙礼程度にとどめる。
 この施方は午後3時までに済ませる。縁が切れるまでたびたび施方してもよい。



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お稲荷さん 八幡八幡宮
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