家系の中でも、かなりハイレベルかも。まろやかでライトでパンチがある!
今日は自宅で研究+翻訳+ブログ(苦笑)。翻訳の仕事も大詰め。10月にはドイツの赤ちゃんポストのまとまった論文を提出するつもり(決して時流にのっているわけじゃない!!汗)。
しかし、腹は減る。午後2時くらいまで真面目にやったので、自転車でみつわ台方面へ。自転車でいけるのに、なかなか再来できなかった「千葉家」へ。
千葉家は、いわゆる「家系ラーメン」のお店。この若葉区周辺ではとても人気が高く、接客の良さ、味の安定度、名物美人店員さんなどなど、評判もすこぶる良い(ただ駐車場がないという問題点が度々指摘されている。ま、僕はバイシクルだからいいんだけど)。店内はL字カウンターのみ。13席くらいかな。1999年創業で、千葉県の家系ラーメンとしては、結構古株で、常連さんも本当に多い。
ここのラーメンは一種類のみ。つけ麺や冷やし麺なんてものはない。人気店だからラーメン一本でやっていけるのか、ラーメン一本だから人気店なのか、それは分からない。ただ、これこそ、千葉家の自信の表れなのだろう。とにかく、自信がみなぎっている。今回は、ラーメン+味付玉子トッピング、麺固めで注文した。
厨房にはでっかい寸胴が二つ。一つは豚骨+鶏がらをグツグツ煮込んでいるスープ用の寸胴。その隣りには、お湯とネギの入った寸胴。この中に鶏皮が入っているのだろう。鶏油(チー油)を抽出するための寸胴だ。かえしを入れ、鶏油を入れ、動物系スープを入れる。至ってシンプルな作り方だ。だが、家系のポイントは、その絶妙な配分にある。店主はさらりとラーメンを作り、僕の手元に運んでくれた。
出てきたラーメンは、見事に茶色くて濁った複雑な色のスープ。油分と水分が絶妙に絡み合っていて、思わず唾をごくりとのむ。スープを飲むと、これがまたすっきりとしていて、かつパンチのある味わい。兎にも角にも、旨い!と叫びたくなる味。他の家系よりはホントスープがさらさらしていて飲みやすい(が、油分も相当多い)。コクがあるのにサラサラ。家系っぽいけれど、家系とは違う何かが入り込んだ半オリジナルの家系ラーメンだった。通常の家系ラーメンよりも豚骨臭が強くなく、とてもマイルドに仕上がっている。かといって、家系もどきのライトな豚骨醤油ラーメンとも違う。そこを表現するのが難しいのだが・・・
麺はいつもの家系用の酒井麺?!なのかな。他のお店よりやや細めで長い気がしたのだが・・・ チャーシューは普通かな。特別印象に残らなかった。ほうれん草はやっぱり家系の顔。嬉しい限りだ。
このお店は昼休みがないので、昼下がりに行くと、とても空いていて気軽に食べられる。この点は知っておいて損はないだろう。
千葉家
千葉市若葉区みつわ台4-17-22
043-284-0069
月曜日OFF