Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Les Creations de NARISAWA@青山 


洗練されたエントランスに驚き!

今日は、Les Creations de NARISAWA(レ・クレアシオン・ド・ナリサワ)に行ってきた。知る人ぞ知る超有名なフランス料理のお店。ミシュランガイド2008で星のついたお店だ。日曜日はOFFなので、土曜日に人が殺到する。土曜日の予約はず~~~っと埋まっているようだ。

普段ラーメンばかり食べているので、たまにはこういうお店もいいかなと思い・・・ フランス料理自体はそれほど興味がないが、結構有名料理評論家たち(たとえばこの人)が絶賛しているので、勉強になるかなと思って、行くことにした。

まずは料理をご覧いただこう!


まずはWテイストスープ。


サラダはかなりすごい!ジューシー!

  
魚も肉も超斬新。スタイリッシュで洗練されている!

   
デザートも凝っている。女性にはたまらないだろうな。

 
最後のとどめはこれで!

 

前菜のアミューズは、白アスパラを使ったグラタン風スープ。表面はちょっと熱々。しかし下はひんやり。深皿の底はベリー一色。味わいや温度が異なったスープはかなり独創的だった。

サラダの6月の野菜は、ミニとうもろこしやアーティチョーク(あざみ)やドライトマトやズッキーニなどを使ったサラダ。とにかく野菜の数が半端じゃない。ドレッシングは玉ねぎを煮詰めたもの。甘酸っぱい感じだった。から揚げもついていて、かなりワイルドなサラダといえる。ジャンクさもあって、なかなか面白い。

魚料理は、瀬戸内海のスズキ、バリグール風。バリグールは南プロバンスの町の名前で、フランスの田舎料理風ってことのようだ。これまた食材が豊富で驚きだった。ナリサワの料理って、信じられないくらいに様々な野菜などを用いていて、全然飽きないなぁ。

肉料理は、山形牛のイチボ、ガストロバック調理~備長炭仕上げ。なんだかよく分からないけど、なんだかすごそう(苦笑)。牛肉を圧縮させて、味をしみこませて、それを再度膨張させるんだとか・・・ 沸点が60度くらいになるらしく、風味豊かでいながらレア肉のまま食べられる。この肉がとんでもなくやわやわでビックリした。お刺身のような食感になっていて、これ以上にないくらいに柔らかくジューシーな肉になっていた。これは、一度くらい食べておきたい逸品だ。

食後のデザートは二品。どちらもこれまでに食べたことのないようなデザートでビックリだった。最後にコーヒーとケーキ(選び放題!)

さすがナリサワ。一筋縄ではいかないフレンチのお店だった。接客もとても素晴らしく、こっちがかしこまっちゃうほどだった。トイレもなんか高級ホテルの部屋のトイレみたいなところで、爪楊枝まで置いてあった。いやはや贅沢なレストランだ。

全体的に味は結構ワイルド。濃厚でジャンクさも感じられるような攻撃的な料理だった。若者にも十分満足を与えることができるほどだと思う。ちょっと高額だが、たまのたまにはこういうお店で愛を語らうのも悪くないだろう。

ただ、ヨーロッパかぶれの僕的には、味は極めて平凡。そんなにインパクトがあるような味ではなかった。小技を駆使して色々やっているけど、根本的にはあちらの定番。フランスのみならずヨーロッパでは当たり前のような味付けだった。(ミシュランで一つ星だったということがすべてを物語っているように思えてならない)

多分、、、だけど、おそらくあっちの人にしてみれば、極めて普通の味なのではないだろうか。パンもそれなりに美味しかったが、やっぱりあちらの定番の域を出ていないように思える(美味しいことは美味しいが!)。決して悪く言っているのではなく、ナリサワってあちらの定番の味をしっかり再現しているってことなのだ。

お客さんは、やはりある程度の生活を送っている人がほとんどだった。僕みたいな平凡な凡人にはちと疲れる場所だったかな。店内も高級感たっぷりだった。が、平日のお昼だったら、ランチで7000円+サービス料。学生でも十分に手に届く値段だと思う。是非デートで彼氏を連れて行って、ビックリさせてあげてほしいな。ここに連れてくれば、その男の価値が意外と分かるかも(ニヤリ)

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